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dynaboy's BLOG

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日本 ロシアの壁にストレート完敗

2006年08月28日 12時14分13秒 | スポーツ
 女子バレーのワールドGPソウル大会最終日は27日、韓国・ソウルで行われ、世界ランク7位の日本は同6位でアテネ五輪銀メダルのロシアにストレート負けを喫した。通算成績は4勝2敗。0―2で迎えた第3セットは中盤までリードする粘りを見せたが、ロシアの高さに歯が立たず、わずか1時間5分での敗戦となった。日本は決勝ラウンド進出を懸けて、9月1日から岡山大会に臨む。

 日本の平均身長1メートル76・5に対してロシアは1メートル93・3。2メートル02のガモワに13点を奪われるなど、ロシアの高さに太刀打ちできなかった。第2セット途中からはチームNo・1の最高到達点3メートル15を誇る小山修加(25=久光製薬)を投入。第3セットには終盤まで食い下がり意地をみせたが、結局、1セットも奪えずに今大会2敗目を喫した。柳本監督は「先の試合のためにもっと練習する」。決勝ラウンド進出に向けて、9月1日からの岡山大会では負けられない戦いが続く。


日本 ロシアの壁にストレート完敗

 試合の中継は見られなかったのだが、ストレート負けというのは残念だ。

【女子バレー・ワールドGP】日本、ポーランド下し3勝目

2006年08月26日 14時58分39秒 | スポーツ
 女子バレーボールのワールドグランプリは25日、各地で予選ラウンド第2週が行われ、ソウルでのE組の日本はポーランドを3-0(25-18、26-24、25-18)で破り、通算成績を3勝1敗とした。

 世界ランク7位の日本は、ベテラン高橋み(NEC)の巧打と20歳の木村(東レ)の活躍などで同9位の相手にストレート勝ち。決勝ラウンド進出へ向け、着実に勝ち星を重ねた。

 ロシアは韓国を3-1で下した。


日本、ポーランド下し3勝目=女子バレー・ワールドGP

 ややてこずるかと思われたポーランドを3-0のストレートで退けるとはなかなか調子がいい。

 着実に新しい戦力が育ち、選手層が広がっているのを感じる。

大友愛さん出産…パパ山本も奮起

2006年08月26日 14時55分14秒 | スポーツ
 バレーボールの元全日本女子で、今年1月にビーチバレーの山本辰生(30)=フリー=と結婚した大友(現山本)愛さん(24)が18日に第一子となる長女を出産していたことが21日、分かった。

 関係者によれば、18日午後に神奈川県内の病院で3296グラムの女児を出産したという。予定日より1週間ほど遅れたものの、母子ともに健康。2人は待ちわびていたわが子の誕生に大喜びといい、名前はこれから決める。

 1月に結婚した大友さんは、出産の準備のため3月31日付で所属していたVリーグ女子のNECを退社。関係者によれば、出産は無事に終えたものの、今後も育児に専念するといい、現役復帰する意向はないとみられる。

 一方の山本は、20日に行われたビーチバレージャパンで3位に入り、25日からはJBVツアー第4戦(福岡)に出場。パパになったことで気持ちも新たに2年後の北京五輪を目指す。


大友愛さん出産…パパ山本も奮起

 ワールドGPで全日本選手が活躍する中、かつての全日本選手の大友は無事出産したらしい。

宮里優が2度のホールインワン=米ゴルフツアー史上初

2006年08月26日 14時29分06秒 | スポーツ
 米プロゴルフツアーのリノタホ・オープンは25日、ネバダ州リノのモントルー・クラブ(パー72)で第2ラウンドを行い、宮里優作がともにパー3の7番(230ヤード)と12番(173ヤード)でホールインワンを記録した。米ツアー関係者によると、同一ラウンドで2度のホールインワンを記録したのはツアー史上初。

 宮里優はこの日66をマークし、通算9アンダーの135で前日の17位から7位に浮上した。宮里優は米女子ツアー参戦中の宮里藍の次兄。長男の宮里聖志もプロ選手。

 70で回った丸山茂樹は通算4アンダーで36位。田中秀道は78と崩れ、通算6オーバーで予選落ちした。

 ボブ・エスティス(米国)が通算15アンダーの129で単独首位。

宮里優が2度のホールインワン=米ゴルフツアー史上初

 同一ラウンドで二度のホールインワンというのも凄い。

斎藤ハンドタオルは、もう買えない

2006年08月24日 22時34分31秒 | スポーツ
 “ハンカチフィーバー”はとどまるところを知らず――。甲子園初優勝を達成した早実の斎藤佑樹投手(18)ブームは大会終了から2日たった23日も、広がっている。NHKでは25日放送の「NHKスペシャル」で決勝戦の熱闘を取り上げる番組を急きょ編成した。また、斎藤が汗をふくハンドタオルが大阪市内に本社を置くハンカチメーカー「ニシオ」の製品であることが判明。同社には取材が殺到するなど、各方面でフィーバーが続いている。

 例年にない盛り上がりを見せた今夏の甲子園。その主役、斎藤の顔をワイドショーで見ない日はない。ついにNHKも反応した。25日、午後10時から放送予定だった番組を急きょ「NHKスペシャル 熱闘612球~早実VS駒大苫小牧」に差し替え。番組は決勝2試合で計24回、斎藤と駒大苫小牧・田中、菊地が投じた全612球の激闘を、監督や選手のインタビューを交えて振り返るものだ。センバツ準々決勝での敗退をバネにフォーム改造に取り組んだ斎藤、逆転劇で3連覇に挑んだ駒大苫小牧ナインのドラマを描く。

 同局によると甲子園終了直後、NHKスペシャルのテーマとして高校野球が取り上げられるのは、横浜・松坂大輔(西武)が延長17回250球を投げ抜いた98年夏の準々決勝「横浜―PL学園」の激闘を振り返ったもの以来となる。

 テレビ局だけではない甲子園で一躍、注目を集めた斎藤が汗をふく青いハンドタオルの製造・販売元が判明した。「ニシオ」は、従業員数100人のハンカチメーカー。この日、一部マスコミで報じられると同社はパニック状態。電話が鳴りやまない状態となった。斎藤の青いハンドタオルは現在、製造・販売を行っていない。元来が香典返しやギフト用で、2、3年前まで扱っていた同社のオリジナル商品だ。再販の予定もなく、社員は「話題になるのはいいのですが、現在は市販されていないので大変心苦しい」と困惑気味だ。影響は同社だけでなく“ハンカチ業界”全体に波及。ジャスダック市場に上場しているハンカチメーカー「川辺」(本社・東京)の株は先週末216円から、この日の263円まで47円の上昇。斎藤人気が株価にまで影響を及ぼしている。

 斎藤はわずか1日の休息となったこの日、地元・群馬に戻り、買い物などでリラックス。24日には、都庁で石原慎太郎都知事に優勝を報告する。サッカーファンで知られる石原都知事も、22日の定例会見では「握手して彼の腕を触ってみたい」と語っている。テレビ界、市場、都知事までもとりこにした“斎藤ブーム”はまだまだ続く。


斎藤ハンドタオルは、もう買えない

 とにかくまだまだ斉藤フィーバーは続きそうだ。

西武松坂、佑ちゃん「プロですぐ通用」

2006年08月23日 23時00分26秒 | スポーツ
 西武松坂大輔投手(25)が早実・斎藤をプロ即戦力と高く評価した。23日のロッテ戦先発を翌日に控えた22日、埼玉・所沢市の西武第2球場で調整。21日の甲子園決勝再試合を自宅でテレビ観戦し、斎藤の投球について「今までは高校野球からすぐに通用する投手はあまりいないと思ったけど、彼はすぐ使えると思う」と話した。

 理由は頭脳的な投球だ。「考えて投げているのが分かる。プロでも、あそこまでイメージして投げている投手はなかなかいないんじゃないですか」と説明した。140キロ台後半の直球や制球力も魅力だが、何よりも相手打者を打ち取る強い意志と意図に光を感じている様子だった。「ボクは彼のピッチングが好きですけどね。プロでやるにはグレードアップしなければならないこともあるだろうけど」と真剣な表情でほめあげた。

 今後の進路選択については「アドバイスをしてくれる人がいるなら、アドバイスを聞いた方がいい。いずれにしても決めるのは自分」と、周囲の意見に耳を傾けながらも、最後は自分の意思で決めるべきと力説した。横浜高で98年春夏全国制覇を果たしてから8年の月日が流れた。プロ1年目から結果を残し、球界を代表する右腕となった松坂が送った18歳へのエール。23日のマウンドで、プロのすごみを見せつける。


西武松坂、佑ちゃん「プロですぐ通用」

 やはり怪物松坂から見ても、早実の斉藤は高評価のようだ。

 斉藤には人気と実力の両面でプロ野球を盛り上げて欲しいところだ。

斎藤フィーバー過熱!家に帰れない!

2006年08月23日 22時52分14秒 | スポーツ
 悲願の夏の甲子園初優勝を達成した早実(西東京)が深紅の大旗を持って東京へ凱旋した22日、一躍アイドルとなった斎藤佑樹投手(18)が大フィーバーから“隔離”されることになった。優勝報告会が行われた国分寺市の同校に約3000人が詰めかけるなど、あまりの過熱ぶりに父・寿孝さん(57)が憂慮。当面は斎藤を騒ぎから遠ざけて休養に専念させる。

 どこに行っても人であふれ、声援が飛んだ。すさまじいばかりのフィーバー。行く先々で人垣は絶えない。お目当てはもちろん、この夏の甲子園で一番の感動を呼んだエース斎藤だった。

 涙と歓喜の日本一から一夜。西宮市内の宿舎の前には早朝からファンが集まった。そのほとんどが“斎藤ギャル”で、関係者はやむを得ず大阪からの移動中、斎藤を徹底的にガードした。

 新大阪では一般の改札口を通らず、地下の特別通路からホームへ。この通路は02年のサッカー日韓W杯の日本代表と、03年にリーグ優勝目前の阪神が移動の際に使用した通路で、新大阪駅の職員は「高校野球でここまでの(警備を)やるのは記憶にない」と驚く。ホームでは警官、警備員30人のうち15人と学校関係者が斎藤を取り囲む。新幹線の車内ではJR職員と警備員がガード。東京駅でもファンが殺到し、ガードの外から携帯電話で写真を撮り続け、学校に着くと地元市民約3000人が出迎えた。

 「すごいですねえ。ちょっと…」。斎藤は苦笑いするだけだったが、思いがけない騒ぎに寿孝さんは困惑気味にこう話した。「本人は疲れていて、こんな(騒ぎ)になってるので何とかかくまってやることを考えてます。1人っきりにしてあげて、ゆっくりさせてあげたい。静かな環境をつくってあげたい」。現在は兄・聡仁さん(21)と下宿している都内のアパート、さらに群馬・太田市の実家までファンが詰めかけているという。母・しづ子さん(46)も「こんなになるとは思わなくて…。帰りは気をつけないと」と心配。本来なら実家に戻って休養する予定だったが、急きょ変更し、下宿や実家以外の場所で甲子園の948球の熱投の疲れを癒やすことになった。

 早実側は「警備を付けるなど特別扱いすることはない。一生徒として学業に専念してもらう」としており、ゆっくりできるのは残り少ない夏休みの間だけ。ただ、日米親善試合のメンバーに選ばれている斎藤は25日には集合し、26日からの合宿を経て渡米する。このため騒動を離れられるのは23日、24日の2日間しかない。でも、20日間に及んだ甲子園滞在からやっと帰京した斎藤にとって、貴重な2日間の休養となる。

 ≪マネジメント事務所も熱視線≫

 スポーツマネジメント事務所大手のサニーサイドアップも斎藤の“獲得”に意欲的だ。同社関係者は「彼には知性がある。ヒデ(中田氏)をほうふつさせる。長い目で見て、ぜひお手伝いをさせていただきたい」と熱烈にラブコール。今後4年間はアマ選手としてプレーする可能性が高いため、近日中の契約は厳しいが、将来的に交渉したい意向を示した。同社幹部には早実出身者がいるうえ、次原悦子社長は現在、早大の大学院に通っていることもあり、魅力ある“後輩”獲得を目指す。


斎藤フィーバー過熱!家に帰れない!

 球場で騒ぐならともかく、ファンにはプライベートの時間では斉藤を静かに見守ってあげて欲しい。

【早実斉藤】プロに気持ち傾く?

2006年08月23日 22時42分27秒 | スポーツ
 早実のV右腕、斎藤佑樹投手(3年)が大学進学からプロ入りに「進路選択の針」が振れ始めてきた。注目の進路について、凱旋(がいせん)帰京した22日、「メジャーに行きたい気持ちもあります」と大学以外の選択肢を口にした。夏の甲子園で優勝投手となった鉄腕に、この日、プロ側からもラブコールが続々と飛び出した。37年ぶり決勝再試合を制して早実に初の夏制覇をもたらした鉄腕フィーバーは一夜明けてヒートアップ。「ハンカチ王子」の愛称までついた佑ちゃんを見ようと、東京駅や都内の高校に計4000人以上の人出となった。

 早大進学の意志が固いとみられていた斎藤の進路に「プロ」の2文字が浮かんできた。「メジャーに行きたい気持ちもあります」と初めて公の場で大学以外の選択肢があることを口にした。今夏の甲子園で日本中を沸かせた鉄腕ヒーロー。母校での優勝祝賀会で、きっぱりと答えた。

 次々と繰り出される質問にも、マウンドさばき同様、クールに答えた。「野球のゴールであるプロとか、野球関係の仕事に就ければいいと思う」。今夏の甲子園大会で全7試合69イニング、948球を投げ抜いたタフネス右腕。もちろんメジャーという舞台は早実卒業後、即座の進路ではない。「まだ考えていません。これからです」と将来的な夢として答えたのだが、進路について心境が揺れ始めていることも、伝わってきた。「とりあえず、群馬の実家に帰って休みたいです」。本音も漏らしたが、甲子園という舞台で数々の記録を残したタフネス右腕の周囲が騒がしくなってきたのも事実。すでに斎藤の進路について再調査を開始している球団の情報もある。

 佑ちゃん人気で大フィーバーとなった、この日の母校凱旋。どんなに騒がれても、謙虚さは忘れなかった。「50年に1人の逸材とも言われているが」との質問に、「そんなことありません。自分も一高校生です。早実に入って成長した部分があると思います」。ベンチに入れなかった部員への配慮も忘れなかった。「練習を手伝ってくれた彼らへのお礼は、優勝することだと思っていた。それができてうれしい」。早実で野球をするため、群馬から上京して3年目。「甲子園は自分を成長させてくれた大きな舞台。そこから帰ってきて、寂しい気持ちもあります」。斎藤の高校野球は、最高の形で結実した。「優勝を人生の経験として生かしていきたい」とも口にした。

 今後は25日には大阪入りし、日米親善高校野球の全日本選抜チームに参加。29日から11日間の予定で渡米する。大リーグの公式戦も観戦予定で、ニューヨークでヤンキース戦観戦の際は松井と対面する可能性もある。18歳の右腕にメジャーへの夢がさらに膨らむ可能性も十分にある。小学生の時は、文集の将来の夢欄で「メジャー選手(ニューヨーク・ヤンキース)」と書き、漫画『MAJOR』(週刊少年サンデー)を愛読していた。日本の野球少年が渡米し、メジャー・リーガーを目指すストーリーだ。父寿孝さん(57)が「どうせなら、メジャーを目指せよ」と話すと「そうだね」とも答えていた。

 今後の騒動を心配してか、母しづ子さん(46)は「これからが大変ですよ」と話した。息子の進路については「これから本人と話します」と語るにとどめた。高校生のプロ志望届提出期限は9月15日。プロ入りを決断すれば、この日表明した駒大苫小牧・田中以上の争奪戦になる可能性は十分。日本中を沸かせたタフネス右腕の動向から目が離せなくなった。


早実佑ちゃん「プロ」進学から気持ち傾く

 個人的には、斉藤にはいきなりメジャーには行かず、是非プロに進んで活躍してもらい、プロ野球人気を盛り上げて欲しい。 

【ハンカチ王子】気になる進路

2006年08月22日 20時17分25秒 | スポーツ
 球史に残る好投とクールな表情で、久々に誕生した甲子園のアイドル、早稲田実業の斎藤佑樹投手(18)。その素顔や、ハンドタオルの謎、進路などにも注目が集まり、ブームは当分収まりそうにない。

【文武両道】

 斎藤は群馬県太田市出身で、小学1年から野球を始めた。小学校のときから投手一筋で、生品(いくしな)中学時代に関東大会でベスト8入りして注目を集めた。

 野球だけでなく、学業にも“全力投球”。中学時代の平均評定は4.4(5段階評価)という文武両道ぶりで、難関とされる早実の推薦入試に合格した。

【兄の支え】

 上京後は、大学生の兄・聡仁(あきひと)さん(21)と2人暮らし。

 聡仁さんも元高校球児。早大野球部を目指し2浪したが夢かなわず、今春から都内の私立大に通う。斎藤の早実入学後、自身の受験勉強と弟の生活管理を引き受けてきた。エビチリや豚キムチ丼などが斎藤の好みという。

 斎藤自身も料理好きで、オムライスやチャーハン、厚焼き卵などが得意メニューだとか。

【夢はメジャー?】

 系列の早大進学が有力視されていた斎藤だが、今大会の大活躍で今後の進路に注目が集まっている。

 その斎藤、小学校時代の文集では、将来の夢として「メジャー選手(ニューヨーク・ヤンキース)」と書いている。当時はまだ松井秀喜選手が入団していないにもかかわらず、わざわざヤンキースの名前を挙げたところに強い思いが感じられる。

 また、あこがれのプロ野球選手はロッテの黒木知宏投手。闘志を前面に押し出す黒木と、マウンドでは表情を崩さない斎藤は対照的だが、クールに見える斎藤も心の中は熱く燃えているようだ。

 ちなみに、斎藤は以前気持ちをすぐ表情に表す投手だった。が、周囲から「斎藤君、表情を表に出して得なことが何かあるかい」と言われ、クールな投手に生まれ変わったという。

 ちなみに中学時代には、試合中にベンチに戻ると「黒木タオル」で汗をぬぐっていたという。

【青タオル】

 「斎藤ク~ン、かわいい」と女性ファンを萌えさせているのが、青いハンドタオルで顔の汗をぬぐうお上品な姿だ。

 そのハンドタオルは、母親のしづ子さん(46)からもらったもので、センバツの時から使い続けているという。

 「しづ子さんがスーパーで買って使ったらいいことがあった。縁起がいいということで、甲子園の予選を控えた息子にも贈ったということのようです」(関係者)

 汗を拭くだけでなく、ゲン担ぎの意味もあるようで、いつも三つ折りにしてズボンのポケットに入れ、いつも同じ面で汗をふいていたという。優勝決定後に涙をぬぐっていたのも同じハンドタオルだった。

 斎藤が活躍するたびにデパートやスーパーには「同じものがほしい」という女性からの問い合わせが殺到しているとか。

 斎藤効果かどうかは不明だが、ハンカチの売り上げが伸びているという話も。折しも猛暑が続いていることもあって、思わぬハンドタオルブームが到来する可能性もある。


ZAKZAK

 国民的ヒーローというか、アイドルになりつつある斉藤。

 色々な逸話がいくつでも出てくるものだ。

 それだけの偉業を成し遂げたのも事実。しかし、本当の勝負はプロ野球に入ってからだ。ヤンキースもいいが、まずは人気低迷のプロ野球の救世主になって欲しい。

【高校野球】早実エース斉藤、脅威のスタミナ

2006年08月22日 12時11分26秒 | スポーツ
 【早実4-3駒大苫小牧】魂の4連投の先に涙の初大旗があった。第88回全国高校野球選手権大会は21日、延長15回引き分け再試合となった早実(西東京)と駒大苫小牧(南北海道)の決勝が甲子園球場で行われ、4―3で早実が勝ち、創部102年目で悲願の初優勝を果たした。4連投となった早実のエース・斎藤佑樹投手(3年)は118球、13奪三振の力投で3失点完投。今大会7試合で948球を投げ抜いた。王も荒木も超えた斎藤の夏。栄冠は古豪に、そして18歳の鉄腕に輝いた。

 抑えていた感情が一気に噴き出した。笑顔とともに白い歯がこぼれる。早実悲願の夏の大旗。ふだんはクールな斎藤が両拳を突き上げて雄叫びを上げた。しかし三塁側アルプスに駆けだした途端、端正なマスクはゆがみ、歓喜の涙があふれていた。

 「人生最大の、一番幸せな日になりました。王先輩も荒木先輩もできなかったことを自分たちが成し遂げて本当にうれしい。疲れはあったけど気持ちで絶対に負けないように投げました」

 4連投の汗が染みこんだ青いハンドタオルで目元をぬぐう。「僕も男だし感情を出して勝負したい時もある。でも表情を出して相手に心を読まれたら負ける」とポーカーフェースで7試合69回、太田幸司(三沢)を超す948球を投げ切った鉄腕が見せた笑顔と涙。重圧から解放された瞬間、18歳の少年にあらゆる感情が一度に襲ってきた。

 延長15回引き分け再試合を経ての決戦。斎藤は直球とスライダー、フォークを軸に内外角の低めを丁寧に突く自分の投球を貫いた。5回まで3安打7奪三振と前日の9回から12イニング連続のゼロ行進。6回にソロ、9回は2ランを喫したが気力を振り絞った。9回2死、打席には2日間、ともに激闘を演出してきた田中。4球目はこの試合最速の147キロを計測した。ファウルで粘られた7球目。「最後は一番自信のある真っすぐで」とこん身の144キロ速球で空振り三振に斬り、大会のフィナーレを飾った。

 史上初の7試合目の先発マウンド。それでも4戦連続2ケタとなる13三振を奪い、78に達した通算奪三振数は史上2位だ。握力がなくなるほど疲労が激しかった前夜は、30分間のはり治療に西東京大会から使用している通称ベッカムカプセルと呼ばれる高圧酸素カプセルに1時間入って疲労回復に努めた。

 「丈夫な体に産んでくれた両親に感謝したい。自分を育ててくれた和泉監督に感謝したい」。群馬の親元を離れて早実に入学した2年前は体重58キロしかなかった。寂しさもあって食が進まない。見かねた和泉監督は職員室や自宅に招いて食事をとらせた。斎藤もプロテインをのむなど工夫を重ね自費で都内のジムに通った。筋力トレーニングの成果で2年半で72キロに。驚異的なスタミナの源になり、130キロ台前半だった球速も149キロを計測するまでになった。

 剛球と驚異的なスタミナ、たぐいまれな精神力にはプロのスカウトも熱視線を注ぐ。進学を希望する斎藤は「甲子園という舞台が自分の力以上のものを出させてくれました。自分を成長させてくれました」と笑った。王を、荒木を超えた早実の背番号1。数々の記録とともに、その鉄腕ぶりはいつまでも語り継がれるだろう。「いまは休みたい。群馬の家に帰って休みたい」。06年、熱い夏の主役は斎藤だった。

 ≪女房役が攻守で貢献≫斎藤の女房役、白川が攻守に活躍した。1点差に追い上げられた6回2死一塁で左翼線へ適時二塁打。守っても体を張ってボールを後ろにそらさず、2日連続でバッテリーミスを犯さなかった。前日の延長11回1死満塁でも、ワンバウンドを止めてピンチを脱出。2年の6月に投手から転向し、地道な努力で成長した相棒を、斎藤は「ワンバウンドでもすべて止めてくれる。最高のキャッチャーです」と称えた。


早実初大旗 斎藤948球の頂点

 実質的に全試合を一人で948球も投げ切り、それでもなお147キロの速球を9回表に投げられるのだから、信じられないスタミナだ。こんなタフな投手は今までに見た事がない。

 再試合でもまったく疲れを見せない投球で、駒大苫小牧から13三振を奪うなど、実に安定した投球で、まったく大きく乱れないのには強い精神力を感じた。

 ピンチと思われる場面で動揺するどころか、要所では全力投球して必ず抑えるというクレバーさが光っていた。結局、駒大苫小牧から奪われた得点はHRのみ。タイムリーでは一度も失点していない点が今大会No.1エースと言われる安定感と言える。

 かなり完成度の高い投手だけに、是非プロ野球に進んで活躍して欲しい。そして、人気の低迷しているプロ野球を盛り上げて欲しいところだ。