ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイのレストラン~菊

2007年04月10日 23時27分17秒 | 食べる/飲む
日本食レストランの話題が続いたので、そろそろ他の話題をと考えていたら、タイムリーな書き込みをいただいたので、今日も日本食レストランについて書く。

掲題のレストランは、ドバイ国際空港の近くのル・メリディアンという5つ星ホテルの中にある。

当地にタイム・アウトという日本でいうとぴあのような週刊情報誌がある。本屋で5ディルハムで売られているが、ホテルやアパートに無料で置かれているので、フリーペーパーに近い。この雑誌に3月15日号に、ドバイのレストランランキングが発表された。日本食部門で栄えある一位に輝いたのが「菊」だ。もっとも、ショートリストされた店の中には、「さくら」のように私がどうかと思うものも挙げられているから、選者が日本人とは思えないし、ランキングの信頼性もかなり疑わしい。

いずれにせよ、そういう評判も聞いていたのと、空港に近いので深夜便で日本に帰国する出張者を最後にもてなす店として良さそうなのとで、気になっていた。下見かたがた、土曜日の夜に、友人を誘って二人ででかけた。

下の写真は、菊弁当75ディルハム。もちろん、お茶や味噌汁が別料金だなんてことはない。友人は上ちらしを頼んだが、75ディルハムだ。ガレリアに住む友人によれば、ハイアットリージェンシーにある京(みやこ)でちらしを頼むとレジデント割引で同じ料金、レジデントでなければ100ディルハムだとか。さらに、京のちらし寿司にはのっていないうにといくらがのっていると言う。価格と味のバランスが非常にいい。

店の雰囲気はヤキトリハウスや弁当屋が大衆的なのに比べ、菊はかなり上品で落ち着いている。個室もあり、接待などにも使えそうだ。

場所柄、そうちょくちょくというわけにもいかないが、出張者の空港への見送りの途中で寄る際など、かなり使えると感じた。

ドバイでナンバー1の評価はあながち間違っていない気がする。


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