ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイのレストラン~ハード・ロック・カフェ

2008年05月10日 21時25分07秒 | 食べる/飲む
朝8時、ホンダMRVの定期点検のためにシェイク・ザイード・ロードのホンダ・サービス・ショップに預け、車に積んだ自転車を走らせマリーナにあるアパートまで帰る。たっぷり1時間、途中ところどころに止まり、日頃撮りたくても撮れない被写体をレンズに収めていく。上はそんな写真の1枚。

ハード・ロック・カフェはシェイク・ザイード・ロード沿い、メディア・シティの入口に位置している。今でこそ背後にドバイ・マリーナの高層マンションやホテルが林立しているが、このレストランができた1997年当時は何もなく、この建物がドバイの西の果てのシンボルであったらしい。

だが、このレストランも高層ビル建設のため、間も無く姿を消す運命にあるらしい。このニュースを報じたウェブ版ガルフ・ニュースの記事には、これを惜しむおびただしい書き込みがあり、その人気を物語っている。また、SNS「フェイスブック」上には、「ドバイのハード・ロック・カフェを救え」(Save Hard Rock Cafe Dubai)というグループまで登場したという。

レストランのマネジメントによれば、店舗の建っている土地が高層ビル建設プロジェクトのために売却されたのは事実だが、閉店することが決まったわけではないとのこと。もうしばらくは営業を続けるようだ。

事務所やアパートからは目と鼻の先だが、実は私はまだ入ったことがない。やがてなくなると聞くと、行きたくなるのが人情というもの。閉店までに一度行かねばと思っている。

[2008年11月8日追記]
3度目の食事にして、ようやく納得行く写真が撮れた(下)。ウェイターに聞くと、移転は来年1月頃、フェスティバルシティになる予定という。実際にミュージシャンが使ったギターだの衣装などが壁一杯に飾られ興味をそそる。


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