ドバイのレストラン～寿司

今週東京から出張者が来る前にと、日本食レストランで行っていない店をチェックすることにした。今日はグランドハイアットのその名も「寿司」という大胆な店に行く。

２時過ぎに行ったが、客は私一人しかいない。当地では２時は昼食には遅すぎる時間ではないし、ホテルの他の店にはお客が入っているから、この店がはやっていないのは歴然だ。寿司セットの並（下の写真）を注文する。板前は二人ともインドネシア人だという。インドネシアのトイレの習慣について、一瞬疑念が脳裏をよぎるが、半ば仕事だから仕方がない。日本人のシェフは２ケ月前に辞めて、最近新しい日本人のシェフが来たと聞いた。

味の方はまあまあ、というかうまいと言ってもいい。板前の包丁さばきはよく訓練されているようだ。ただ、価格設定に失敗している。寿司（並）が１２０ディルハムだ。４０００円近いわけだから、並と言うには高すぎる。煎茶はなんと２２ディルハム、約７００円だ。

はやらない理由は明白だ。新しいシェフに価格設定の権限が与えられているかは定かでないが、現状では日本人に認められるのは難しそうだ。昨晩ヤキトリハウスでうまい日本食を堪能した直後のせいか、辛口な評価になっているかもしれないが。