ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

リムジンサービスとスピード違反

2008年02月20日 23時57分58秒 | 車/交通事情
幸いにも、この国に来てから、まだスピード違反の反則切符だけはもらったことがない。制限速度を厳格に守って運転しているからだ、というと嘘になる。ジュメイラ・ビーチ・ロードだけはスピード違反に厳しいと聞くが、よく利用するシェイク・ザイード・ロードは20キロオーバーまでなら大丈夫と理解していて(責任は負いかねるので悪しからず)、それを超えないようには気をつけている。 駐車違反の切符は都合3枚もらっている . . . 本文を読む

環境に優しいアブラ

2007年12月26日 00時00分11秒 | 車/交通事情
25日の晩は、家族にゴールドスークを案内しようと、タクシーをドバイ博物館で降り、歩いてアブラ乗り場まで行く。自分で車を運転するようになってから、アブラにはめっきり乗らなくなった。数ケ月ぶりのことだ。 いつもと同じものの他、見慣れないアブラがあるのに気づく。屋根にRTAのマークがある。アパートに帰ってから25日付のガルフニュースのページをめくると、このアブラが、試験的に導入した圧縮天然ガス(CNG . . . 本文を読む

2回目の駐車違反

2007年12月01日 00時07分41秒 | 車/交通事情
木曜日、仕事を終えて、渋滞のシェイク・ザイード・ロードをアパート方面に車を走らせる。エミレーツ・タワーの近くまでくる頃は7時になっている。これから自炊をするのもめんどうだ。弁当屋で食事していくことにする。 牛タンもやし定食(50ディルハム)を食べ、店においてある漫画「風の大地」第8巻を読み終えて、店を出る。ふとみると、MRVのフロントガラスのワイパーに細長い白い紙が挟んである。レストランかスパの . . . 本文を読む

ラマダンと交通事故の因果関係

2007年10月09日 00時36分15秒 | 車/交通事情
10月8日付のガルフ・ニュースは、一面で車が黒煙をあげて炎上する写真とともに、過去10日間で15人が、また7日は24時間以内に5人が、交通事故により死亡したと報じている。 ラマダンに入ってから、シェイク・ザイード・ロードを中心として、路肩に停車している車を多くみかけるようになった気がする。故障と思われる1台だけの場合もあるが、明らかな追突事故で2台が停車している場合が多い。警察の到着が遅れている . . . 本文を読む

初めての交通事故

2007年09月29日 01時11分49秒 | 車/交通事情
8月16日の昼過ぎ、バール・ドバイで取引先と打合を終え、シー・シェル・インというホテルのレストランで昼飯を食べて事務所に帰る途中、赤信号に気づくのが少し遅れたが、横断歩道の手前で停車した。その直後、車体になにかぶつかったような音がした。前方に停車したフォルクスワーゲンから、インド人の若者が降りて来て、どうしてくれると言う。停車燈をつけて、車を降りてみると、左のサイドミラーがふっとばされていて、車体にもこすった傷がある。赤信号で停車中の車にぶつけておいてどうしてくれるもないものだ。聞きもしないのに自ら18才と名乗るインド人青年は、困った、自分は保険に入っていない、おまえの車は入っているのかと、青い顔(のように見えた)をして言う。保険に入らないで車を運転をするのはそもそも違法だが、この青年は保険が切れて更新をしていない父親の車を運転していたらしい。 . . . 本文を読む

ドバイのタクシー 傾向と対策 

2007年09月28日 00時19分45秒 | 車/交通事情
もう1ケ月間以上、タクシーに乗っていない。渋滞の道路を自分で運転するのはうんざりするが、それでも運転手とけんかをしながらタクシーに乗るよりは、精神衛生上はずっとよい。 いわゆるヒマネタだが、25日のガルフニュースがドバイのタクシー・ドライバーに関する読者の苦情についてとりあげている。その中で、タクシードライバーによるだましの手口(Tricks used by cabbies)が挙げられている。こ . . . 本文を読む

サリク その後

2007年09月22日 00時33分47秒 | 車/交通事情
ここのところ連日、ガルフ・ニュースがサリク批判の記事を載せている。金曜日は、4面で交通渋滞の写真をでかでかと載せて、サリクが渋滞の解消に失敗したと報じている。 サリクが始まったのは7月1日、ちょうど住民の夏休みが始まって、交通量が減る時期に意図的に合わせたのだろう。それまでと比べると渋滞が減ったようにみえたのは、サリクのおかげではなく、交通量全体が減ったためだったのだろう。 夏休みが終わって、 . . . 本文を読む

首長国をまたがるバス・タクシーの運行

2007年09月18日 00時03分27秒 | 車/交通事情
日曜日の7時過ぎのこと、目覚まし時計は7時半にセットしてありまだベッドでうとうとしていると、居間で充電中の携帯電話が鳴り起こされる。インド人社員からだ。通勤に利用しているバスが来ないので、これから私のアパートに行っていいかと言う。駄目だとも言えず、急いで着替えオレンジ・ジュースとヨーグルトで簡単に朝食を済ませた頃に、社員が到着。私の運転する社用車で出勤する。 社員の話をよくよく聞いてみると、こう . . . 本文を読む

GITEX期間中の駐車違反にご用心

2007年09月11日 01時15分11秒 | 車/交通事情
10日午後にGITEXで聴きたい講演があって、いくつかの展示を冷やかした後ワールド・トレード・センターの近くのアパートに戻る。 ベランダに出てなにげなく下を見ると、警官が駐車違反のチケットを切っているのを発見する。ちょうど私がチケットをもらった時に駐車していたあたりだ。見ていると路肩に停めてある自動車のフロントガラスのワイパーに次々とチケットを挟んでいく。20台はやられていただろう。 GITE . . . 本文を読む

サリク・タグ購入

2007年09月08日 18時42分25秒 | 車/交通事情
車を購入したら、もう一つやることがある。サリクのタグの購入だ。 今までは、レンタカーにあらかじめついていて、車を返す都度精算していたが、今度は自分で購入する必要がある。ガソリンを入れるついでに買うつもりで、最初Emaratというガソリンスタンドで聞いてみるが、在庫切れ。2店目のガソリンスタンドENOCで購入する。 店に置いてある申込用紙に記入し、自動車登録証と(会社名義であるため)トレードライ . . . 本文を読む

自動車登録と自賠責保険

2007年09月07日 23時20分57秒 | 車/交通事情
自動車登録に至る手続について、忘れないうちにまとめておく。 自動車を購入したら、引渡し前に道路交通庁(RTA)に車両の登録を済ませる必要がある。今回は、銀行のオート・ローンを利用し、名義は個人でなく会社とした。手続の流れは次のとおり: 1)銀行の与信を経て、ローン契約の締結。これに一番時間がかかったことはすでに書いた。 2)次に自賠責保険に加入。ディーラーが発行する車両の詳細と購入価格の証明書 . . . 本文を読む

社用車購入

2007年09月06日 23時49分00秒 | 車/交通事情
木曜午後6時過ぎ、少し前に事務所から帰っていたアパートに、待ちに待った社用車が届く。ホンダの4WD、MRVだ。 日本では妻の取引先の関係で、外車ばかり乗っていた。だが、本当は日本車の方が優れているといつも思っていた。そんな私が、日本車のシェアが圧倒的なドバイに来て、社用車にお客様でもある日本メーカーの車を選ぶのは当然の成り行きだ。 そもそも4WDにしようと思ったのは、有事の際に砂漠を走ることが . . . 本文を読む

オート・ローン

2007年08月27日 00時57分41秒 | 車/交通事情
ようやく社用車を確保するめどがついた。日曜日、銀行のオート・ローンの契約に調印した。頭金なしの月賦、3年契約だ。年利は4.5%。シェイク・ザイード・ロードを走っていると、年利3.99%という広告をみたりするので、決して安くはないのかもしれないが、ドバイに拠点を置いて間もない会社が、頭金なしでローンを組むことは簡単ではないようで、法人口座を開設した銀行しかオプションがなかった。 当初想定していたレ . . . 本文を読む

駐車違反

2007年08月18日 23時59分20秒 | 車/交通事情
金曜日の朝、まだ7時前のことだ。アパートのベランダから見下ろすと路上駐車をしておいたレンタカーのフロントガラスに白い紙のようなものがついている。しまった、やられたか、と思いエレベーターで降りていくと、案の定、駐車違反の反則切符らしい。ここ数日間、同じ道路の路肩にとめた車が、切符を切られているのを目撃していた。注意はしていたのだが、金曜日に限っては取り締まりはないだろうと高をくくっていたのが失敗だっ . . . 本文を読む

シェイク・ザイード・ロードの制限速度が100キロに

2007年08月16日 19時53分22秒 | 車/交通事情
8月14日から、シェイク・ザイード・ロードの制限最高速度が120キロから100キロに引き下げられた。同じ日の午前中、デイラのお客様を訪問して事務所に帰る途中、助手席のインド人社員が制限速度の表示がかわっているのをめざとく見つけて教えてくれた。 そんな話は誰からも聞いていない。一時帰国していた間に見過ごしていたのかもしれないと思い、ガルフニュースの紙面上を探すがみつからない。ドバイの道路の制限速度 . . . 本文を読む