ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

駐車違反

2007年08月18日 23時59分20秒 | 車/交通事情
金曜日の朝、まだ7時前のことだ。アパートのベランダから見下ろすと路上駐車をしておいたレンタカーのフロントガラスに白い紙のようなものがついている。しまった、やられたか、と思いエレベーターで降りていくと、案の定、駐車違反の反則切符らしい。ここ数日間、同じ道路の路肩にとめた車が、切符を切られているのを目撃していた。注意はしていたのだが、金曜日に限っては取り締まりはないだろうと高をくくっていたのが失敗だった。アパートのレセプションに聞くと、警察は毎朝やってきて反則切符を切って行くという。そういう話は住民に告知してほしいものだ。

そもそも駐車禁止と書かれた標識はどこにもない。それどころか、直前にはPrivate Accessと書かれた標識があるから、私道にみえる。警察には私道も取り締まる権限があるのか。

この切符、表面はアラビア語だから、何を書かれているのかさっぱりわからない。裏面の英語をみてはじめて、交通ルール違反の召喚状(Summon)であることがわかる。15日以内に支払わないと罰金が加算されること、また、「切符を切られた時に運転免許証を提示していない場合(今回はこれにあたる)、48時間以内に警察署に出頭せよ」とある。見つけたのは金曜日の朝だが、切符がいつ切られたのか不明だ。せめてそれくらい英語で書いてほしいものだ。

「違反から10日以内に異議を申し立てる権利がある(ただし、ドライバーが不在の場合は該当しない)」ともある。今回のようにドライバーが不在の場合は、一体異議の申し立てをする権利があるのかないのか、それはいつまでなのかわからない。

いろいろ文句を言いたいところだが、弁護士に相談する費用を考えたら、結局罰金(アパートのレセプションによれば200ディルハムらしい)を払ってしまうしかなさそうだ。なんだか悔しい。

[8月29日追記]
免許の書き換えの時に来た、アル・サファ公園の前のジュメイラ・ビーチ・プラザにあるユニオン・コープの中にある警察の分室で反則切符の支払いをする。罰金が150ディルハムに手数料が10ディルハムで160ディルハムだった。領収書は数字以外はほとんどアラビア語だが、左下にCustomer Copyとあった。カスタマー(お客様)だと思うなら、全部英語にしてほしいものだ。


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