青龍新聞

競馬予想

名を高松の苔に残して

2008-03-05 21:02:32 | Weblog

・今週のWord6(ことば)

~浮世をば 今こそ渡れ武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残してー清水宗治

 これは、備中高松城主の清水宗治の時勢の句だ。彼こそ、武士の鑑といえるだろう。義侠心というべきか。客将だから毛利に殉ずるいわれはないのだが、城内の武士の命を救うのと引き換えに、死んでいった。そして、後世からみると、豊臣秀吉の天下取りのさきがけとなって死んでいった、といえなくもない