・WorldCupPlayBack③~2000~大英帝国3度目の世界制覇!
イギリスのカラニシが、BCターフでフランスの強豪モンジュー以下を差し切って、見事世界王者に輝いた。まさに、閃光の末脚。王者の走りだ。一方、BCクラシックの方は、アメリカ代表のティッズナウと欧州の強豪ジャイアンツコーズウェイの果てしない叩きあいの末、地元アメリカのティッズナウが勝利した。好レース
日本代表は、テイエムオペラオーがジャパンカップと有馬記念を連勝して、気を吐いた。とりわけ、ジャパンカップではドバイのファンタスティックライトを3着に退けたのは価値がある。ファンタスティックライトはタフな馬で、イギリスのキングジョージがモンジューの2着、アメリカのBCターフがカラニシの5着、そして香港で行われる香港Cでは見事に優勝。非常にタフで安定感があった。キングジョージでこのファンタスティックライトに立ちはだかったのは、前年の凱旋門賞の覇者であるフランスのモンジーだったが、一年の後半は疲れがでたのかいまいちな成績に終わってしまった。とりわけ連覇がかかった凱旋門賞は4着どまり。アイルランドの新興勢力シンダーの前に完敗だった。シンダーもこれが引退レースとなったのは惜しまれる
2000WorldCup
1.カラニシ イギリス
2.シンダー アイルランド
3.ティッズナウ アメリカ
4.モンジュー フランス
5.ジャイアンツコーズウェイ アイルランド