青龍新聞

競馬予想

北国からの風!~1998年

2013-02-27 21:38:06 | Weblog


 WorldCupPlayBack~1998年~北国からの風!

 この年は、何と言っても優勝国が北米から出たのが大きいだろう。しかも、それが大国アメリカではなく カナダというのが驚き。この年のBCクラシックは凄まじいデッドヒートとなったが、ドバイのスウェインに騎乗していたゴッドハンド”ことランフランコ・デットーリの乗りミスではないかと言われている。確かに、ゴール直前でスウェインが外にヨレた間隙をついて、カナダのオーサムアゲインがゴールをかっさらっていった、と見えなくもない。ただ、いずれにしろ優勝したのはオーサムアゲインなわけで、その偉業は称えられていいだろう。ドバイはあと一歩のところで世界王者を取り逃した。アメリカのシルバーチャームもわずかに及ばなかった。
 一方、ヨーロッパは、凱旋門賞はまたしても地元フランスのサガミックスが優勝したが、地味な存在ではあった
 それより、日本代表は黄金世代を迎え、3歳馬エルコンドルパサーがJapanCupを圧勝!同
じく3歳馬グラスワンダーが有馬記念を完勝した。そして、翌年に最初の黄金期を迎えることになる
  
 1998年WorldCup
 1.オーサムアゲイン カナダ
 2.シルバーチャーム アメリカ
 3.スウェイン ドバイ
 4.サガミックス フランス
 5.エルコンドルパサー 日本
  


大英帝国威風堂々!~1997

2013-02-27 21:15:23 | Weblog


 WorldCupPlayback~1997年~大英帝国威風堂々

 この年もイギリス、ピルサドスキーが世界を制し、イギリスが連覇達成!!
 決勝の舞台はまたしても東京のJapanCupで、ピルサドスキーは、またまた日本代表の名牝エアグルーヴと叩き合いとなったが、最後はイギリス馬の底力を見せつけられた。見事な走りで世界王者に君臨。エアグルーヴも良く頑張った。勝負根性は示せたと思う。ただ、相手が上手だったか。それでも、日本が世界王者に手が届く位置にいるように思われた
 前年の覇者シングルピールはドバイWorldCupをも制し、存在感を示したが、ここまでだった
 一方、準優勝のフランスは、地元凱旋門賞をパンドルセレーブルという強い馬で圧勝したが、
またしても準優勝。しかし、この国もいつでも世界王者に手が届きそうだ
 アメリカは、BCクラシックをスキップアウェイが制したが3位どまり。ドバイがスウェイン
を擁して、はじめて上位に顔を出してきた。ブレイクしそうな気配
 この年は、世界のレヴェルが上がってきたのか、日本は上位5頭には入れなかった
 イギリスが連覇したことによって大英帝国は万全に思われた。前年とこの年で、地元イギリス、アイルランド、ドイツ、ドバイ、アメリカ、日本とまさに7つの海を制したことになる!

 1997年WorldCup
 1.ピルサドスキー イギリス
 2.パンドルセレーブル フランス
 3.スキップウェイ アメリカ
 4.スウェイン ドバイ
 5.シングスピール イギリス
 
  

 
 


WorldCup開幕年!1996

2013-02-27 20:22:34 | Weblog


 WorldCupPlayBack~1996年~開幕!

 1996年にはじまったWorldCup!最初の年を制したのはイギリスのシングスピールだった!
 東京のJapanCupが決勝の舞台となった。英仏決戦で、イギリスはBC2着の寝具スピール、
フランスは凱旋門賞を圧勝したエリシオ。下馬評はエリシオ断然だったが、ふたを開けてみると
直線の激しい叩き合いの末に、エリシオは3着どまりで、シングスピールはゴールに向かって
まっしぐら。そこへ、地元日本の意地を見せるべく、3歳牝馬ファビラスラフインの脅威の粘りで、ゴールまでシングルピールとデッドヒート。最後は、世界王者の貫禄でシングスピールが勝者となったが、日本代表のファビラスラフインの走りも素晴らしかった!いくら、3歳牝馬は斤量が53キロとはいえ、ここまで頑張った3歳牝馬も存在しない。歴史的ともいえるだろう
 勝ったシングスピールは、やはり流石。英国馬らしい、勝負強く競り合いに強い。初代世界王者の誕生。フランスのエリシオは、日本の高速馬場はやや苦手なんだろう。それでも3着だから、その実力は示せたと思う。凱旋門賞圧勝は伊達ではない
 イギリスが、世界王者となったが、層も厚いだろう。王者シングスピールをBCでたおした
ピルサドスキーもいるのだから。その事が翌年証明されることになる
 日本代表も負けてはいない。ファビラスラフインが有馬記念に駒を進めたが、その有馬でサクラローレルが他馬を寄せ付けずに圧勝。ファビラスラフイン以上の存在がいることになった。これは今後にむけて明るい出来事だ!
 一方、競馬大国アメリカでは、スターホース シガーが華麗にBCクラシックを圧勝。こちらも世界王者を目指すべく、虎視眈々とその座を狙っていた

 1996WorldCup
 1.シングスピール イギリス
 2.エリシオ フランス
 3.ピルサドスキー イギリス
 4.シガー アメリカ
 5.サクラローレル 日本