・青龍伝説67~日本ダービー~波乱のダービー!
舛田:革命は起きなかったアルね
弟子:ヴィクトワールピサとペルーサで決まらないなんて、ありえるんですか!?
青龍伝説:まぁ、これも競馬。前半が1分1秒6で後半が58.6秒。前後半で3秒もちがうんだから、超のつくスローだし、極端なペースといえるね。こういう、偏ったペースになると、波乱が起きやすいよ
弟子:勝ったエイシンフラッシュは強いんですか?
青龍伝説:上り3Fが32.7秒なんて恐ろしい速さだね。この瞬発力が最大の要因かな。ただ、こういう超スローにならないと力を発揮できないかもしれない。いずれにしろ、のっていた内田博之騎手と、ここまで仕上げたスタッフである藤原厩舎はお見事!
舛田:2着のローズキングダムと後藤騎手は惜しかったアルね
青龍伝説:ダービーウィークの前半に、怪我をした情報があったり、良く走ったね。全力は出し切ったよ。この馬の上りも32.9秒なだけにあれ以上の走りは無理だね
弟子:それにしても、ヴィクトワールピサとペルーサはなんで負けたんですか?
青龍伝説:ヴィクトワールピサは、直線で前が詰まったのが痛かったかもしれない。ただ、この馬もまだ気象的に未熟なのか、内にささっていたね。だから、まっすぐに追えなかった。まぁ、血統的にいってまだこれからの馬。また、出直しだな。ペルーサもスタートの出負けが全てといえるが、やはり、この馬もこれからの馬。5着のルーラーシップといい、この3頭に関しては、このあとの成長待ちだよ