君たちはコレ以外にも買わなければいけないが、ひとまず紹介しておく。
Fat White Familyのニューアルバムに付くカセットじゃ。
みよ、世界中のどこもやっていない、やろうともしない、何故なら面倒でしかも金がかかるからだ。
な、インデックスカード付き。
ジャケがないレコードやカセットなんて、すっぴんの石原さとみ(それはそれでいいかもしれない)、ゲイじゃないマツコデラックス(あまり変わらないかもしれない)、つまり世間から見ればどうでもいいところに大切なものはある。
我々はそれに気づかなければいけない。
みよ、レーベルも作った。
つまり金がかかった。
それは君が払え。
私は払わん。
しかし私の労働力(デザイン費含む)までは求めない。
つまり全くタダ働き。
いやこれで売れれば丸儲け...と思ったら限定のゴールドカラー盤は全然入らない。
でも入った。
こちらに前述のBIG LOVE特製カセットはつきます、レコード未収録曲です。
でも業者さんも頑張ってくれたのに大ショート。
しかしレコード・ストア・ディと違って今回の場合もし資本企業さんに大量入荷していてもOK。
それが企業努力で資本主義で、その中で我々は生きています。
Fat White Family - When I Leave (Official Video)
新作のビデオも素晴らしい。
そして今年はこれが最後にしますが、たくさんリツイートいただき感謝のRecord Store Dayの話です。
とにかく何故それがダメなのかが当事者にさえ理解できていないほどえ伝わりにくくなっているのは、おそらくいや間違いなくそれがレコード屋だからだと思う。
だからそれを映画で例えてみる。
シネコンやNetflexやAmazonのストリーミングサービスによって困窮しているミニ・シアターを救おうと、ハリウッドの俳優たちと映画会社が"特別な映画"を制作しミニ・シアターで上映する「映画館の日」を始めた。
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そこに来た観客が映画の魅力に気づき映画ブームになり、日本でも話題になる
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すると日本のシネコンや俳優が「映画」って最高!と「映画館」の日について語りまくる
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シネコンではシネコンからミニ・シアターを守るために作られた用の映画を上映し大盛況。
ミニ・シアターにわざわざ来る客は少なくなり、それどころか映画のフィルムが足りなくミニ・シアターには配給されなくなってしまった。
といったところが日本の現在のレコード・ストア・ディの状況です。
もし同じ事がレコード屋とは違う場所で起こったら必ずニュースになる話だと思うのだけど。
少なくとも噂の東京マガジンの噂の現場くらいでは取り上げられるはず!
だって本末転倒。
ただ少なからずとも小さなレコード店にもその恩恵はあるし、何よりRSDを日本で主催してくれている東洋化成さんはととても協力的。
来年はさらに良くなるに違いありません。
日本のレコード屋は未だ世界で一番だと思うし、なのに90年代からレコード屋の99%はなくなりました。
それは我々の自業自得だけど、どこか根本的なところに大きな問題があるとも思います。
どこの業界も一緒かな。
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