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HMLTD、神が与えたまさかの再入荷

2017-08-23 11:10:05 | 新入荷 JUST ARRIVED




「いるって言ってんだろっ!」

オーダーした1/10くらいしか入らず約二時間で完売してしまったHMLTDの2nd 7" EP "TO THE DOOR / MUSIC!"。
海外のレコード・ショップでもどこも発売日には完売即レア化してしまい、今年の前半もっとも多くのお客様が悔し涙したレコードだったのですが
「前オーダーした数って本当にオマエいるの?」
と英国から突然連絡があり冒頭の言葉を言い放ってやったのが先月。
そして
「オマエ、ほんとに送るぞ」
と先週連絡が来て、昨日ほんとに再入荷。
今年一番、嬉しいっ!
ただオマエ、コレ作ったんちゃうか...




HMLTD - To The Door


あっという間に2017年は夏も来ないまま残すところ4ヶ月ちょいとなってしまいましたが、HMLTDはどうやらベスト新人確定です。
2017年は数多くの素晴らしい新人バンドが登場しそしてそのほとんどがUKから登場しているけれど、このようなアクションを起した者は新人に限らず見当たらないし、でありながらシーンの先頭バッターである彼らに勝るキャラクターはいま存在しません。





HMLTD LIVE @ RABITZA, MOSCOW 01/06/2017


モスクワに行っているので来年辺りは東京に来てくれることを願いします。
メジャーとサインしているのでウチではなく是非大きな呼屋さんにご期待ください。







ウェブ・マガジンのNEOLさんにて僕のインタビューみたいなのがアップされています。





もちろん僕ごときに音楽ビジネスなど語ることなどは出来ているはずはありませんが、現状は話せているでしょうか。
ただこちらを読むと、好きなことをやり始めたら軌道に乗った、と言っているように思われるかもしれませんが、わかりやすいから言っただけでそれはあくまで要因のひとつです。

レコード販売以外にもギャラリーを併設企画を積極的に行い、ブームに先駆けクラフトビールを提供、さらに現在世界中で巻き起こるレコード再評価を追い風に、Big Love Recordsはサブカルチャーといったニッチな市場に活路を見出しビジネスチャンスをものにした今注目の会社である...
とかまるでガイアの夜明けのごとくなものが世の中では正解だと思うだろうけど、でも実際やっている人はみな重要なのはそんなとこじゃないだよな、と思うと思います。
しかもウチは全くビジネスチャンスものにしてないしね!

例えばBig LoveだとしたらCali Thornhill DeWittによるロゴひとつでどうにかなったとかではなくて、その辺は身内でも勘違いしがちなとこだけど、ただただ多くの細かい事の積み重ねなしかありません。
それはこれまでの僕の人生でもよく言われてたことなんだけど若い頃は全く聞く耳持たなかったな、なんか一発逆転みたいなのいつも探してた(そして懲りずに今も探してる気もする)

僕の場合は結果どうしようもなくなってとにかく細かく毎日地味にやるしかなかったわけだけど、気になってた冷蔵庫の角の奥掃除したり、外れてたネジのとこ留めてプチ改装ちょっとしたり、誰も観てないだろうモニターで用の新しいビデオ毎日更新して、絶対売れなそうなだけど気になるレーベルの子にメールだけひとまずして、とか諸々は今日やらなきゃいけない事で、つまりそれはそういったレベルのことで、だからたぶん参考にはならないと思います。