京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句「元旦や」の巻

2021-01-15 08:02:06 | 俳句
フリー句「元旦や」の巻
元旦や人はそれでも街に出る      巡紅
犬と亭主はセットで留守番       ひろあき
どちらが飼い主か解らなくなる散歩   巡紅
猿回し身振り手振りで芸教え      ひろあき
人や作物に手出ししないと餌貰える事覚えた野生熊 巡紅
サーカスが来てお祭りの田舎町     ひろあき
的には女装の二十面相、ナイフ投げの明智小五郎 巡紅
三輪明宏の舞台を三島由紀夫見る    ひろあき
カラオケに行くと歌う「ヨイトマケの歌」 巡紅
貧しいおもちゃで世界を変える夢を見ていた ひろあき
砂を盛り外観掘って座席枝の操縦桿   巡紅
たった二人で応援した日本シリーズの阪急 ひろあき
※昔、阪急ブレーブスという球団があり、強かったんですよ。足立、米田、山田という名投手がいて、私は大好きでした。
雪に吹き込められて橋の下で貰うチョコレート 巡紅
なれそめはバレンタインだと聞いている ひろあき
チョコを一口サイボーグ「お頭の栄養」 巡紅
AIにどうやって勝とうかとチェスの名人 ひろあき
センサーでは感知できない勝利の女神  巡紅
フィギアスケート4回転半出てきたな  ひろあき
人が振るサイコロだから面白い     巡紅
退職したが双六の上がりまだ向こう   ひろあき
70歳でもまだハンドルは握っているだろう 巡紅
一生を旅と覚悟の翁を慕う       ひろあき
※そこまでやる覚悟はと問われると、正直な所、自信は無いです。毎月、大津の義仲寺に行き、芭蕉翁のお墓を見てはいますが。