うちあけると、ふっと楽な (20)10月末の文
金澤 ひろあき
10月末にこんな文を書いた。
体の調子が良くなってきているのを実感する。ずっと心の奥にあった不安感がなくなっているのがわかる。
命が助かるのを神様に感謝している。しかし、未練もある。今元気だったら、放送部の人達と大会に向けてしっかり歩めていたのに・・・というさびしさがある。入院しなければ、取り返しのつかないことになっていたから、仕方が無いことではあるけれど。
入院は、診察などを除くと、静かな生活だ。最初は、正岡子規の「病床六尺」のような日々になるのかと思った。しかし、苦痛がほとんどなく、助かった。子規よりも、夏目漱石の「こころ」の〝先生〟の生活に近いような気がする。
みかんころがる静かな笑い ひろあき
朝一番のお茶のあつさ いただく
秋晴れもどる退院後の予定表
金澤 ひろあき
10月末にこんな文を書いた。
体の調子が良くなってきているのを実感する。ずっと心の奥にあった不安感がなくなっているのがわかる。
命が助かるのを神様に感謝している。しかし、未練もある。今元気だったら、放送部の人達と大会に向けてしっかり歩めていたのに・・・というさびしさがある。入院しなければ、取り返しのつかないことになっていたから、仕方が無いことではあるけれど。
入院は、診察などを除くと、静かな生活だ。最初は、正岡子規の「病床六尺」のような日々になるのかと思った。しかし、苦痛がほとんどなく、助かった。子規よりも、夏目漱石の「こころ」の〝先生〟の生活に近いような気がする。
みかんころがる静かな笑い ひろあき
朝一番のお茶のあつさ いただく
秋晴れもどる退院後の予定表