フリー句(自由連句)「花水木」の巻
花水木お城の上の青い空 金澤ひろあき
徳川の日の出と入りを大広間 青島巡紅
千代の松平らと願い堀沿いに ひろあき
逃げる子を笑い追う親樹々の間を 巡紅
蝉捕り網を振り回しつつ ひろあき
若い姿になって幾万のカップルが雲の上ワルツは終わらない 巡紅
虹の橋無垢な時間のあるところ ひろあき
ひなげしや草群れる中振り返る 巡紅
若い香りをまとう白シャツ ひろあき
潮風に耐えた赤松良く燃える 巡紅
*塩は火力を強くするので焼き物で使われます。
土の色そのまま残す備前焼 ひろあき
地蔵堂の花活ける人黙々と 巡紅
御開帳賑わう門前お団子屋 ひろあき
地蔵盆町の心は引き継がれ 巡紅
育児いそしむ若者見守る ひろあき
町内の子供ら集め蜜柑狩り 巡紅
臨海学校思い出ポロポロ ひろあき
竹の秋月の雫が葉を滑る 巡紅
地下茎でしっかりつなぐ確かさよ ひろあき
軒の下今年も来たる燕かな 巡紅
残り花名残惜しいと話す頃 ひろあき
アマドコロ提灯ずらり春祭 巡紅
※アマドコロ、青島氏撮影
花水木お城の上の青い空 金澤ひろあき
徳川の日の出と入りを大広間 青島巡紅
千代の松平らと願い堀沿いに ひろあき
逃げる子を笑い追う親樹々の間を 巡紅
蝉捕り網を振り回しつつ ひろあき
若い姿になって幾万のカップルが雲の上ワルツは終わらない 巡紅
虹の橋無垢な時間のあるところ ひろあき
ひなげしや草群れる中振り返る 巡紅
若い香りをまとう白シャツ ひろあき
潮風に耐えた赤松良く燃える 巡紅
*塩は火力を強くするので焼き物で使われます。
土の色そのまま残す備前焼 ひろあき
地蔵堂の花活ける人黙々と 巡紅
御開帳賑わう門前お団子屋 ひろあき
地蔵盆町の心は引き継がれ 巡紅
育児いそしむ若者見守る ひろあき
町内の子供ら集め蜜柑狩り 巡紅
臨海学校思い出ポロポロ ひろあき
竹の秋月の雫が葉を滑る 巡紅
地下茎でしっかりつなぐ確かさよ ひろあき
軒の下今年も来たる燕かな 巡紅
残り花名残惜しいと話す頃 ひろあき
アマドコロ提灯ずらり春祭 巡紅
※アマドコロ、青島氏撮影