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京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

桔梗のお寺

2024-06-25 08:03:32 | 俳句
桔梗のお寺
          金澤輝
 季節的に美しい紫陽花の紹介が多いですが、桔梗も良いものです。
 京都で桔梗というと、東福寺の天得院や紫式部ゆかりの盧山寺が有名ですが、東山七条にある智積院も良いものです。
 白い参道沿いに沢山見ることができます。お寺の紋も桔梗です。
  参道の白きに桔梗の影落とす   輝

木屋町高瀬川

2024-06-24 16:58:45 | 俳句
木屋町高瀬川
          金澤ひろあき
 木屋町高瀬川というと、三条から四条間の繁華街のイメージが強いです。しかし、四条を下がり五条近くになると、ずいぶん景色が変わります。飛び石で渡れる所も設けてあり、生活の匂いもします。
 せせらぎを踏む飛び石を踏む半ズボン ひろあき
 紫陽花の王国繁華街横目


【日記より】  6月12日 童心記念号発行

2024-06-23 08:18:06 | 俳句
【日記より】
 6月12日 童心記念号発行
         金澤ひろあき
 6月12日、朝から晴れ。気温は30度を越える。四条河原町へ出る。
完成した童心2024年記念号を受け取りに行く。寺町四条を下がった所、石之不動町にある田中プリントさんへ。町名の石不動は、空海が彫った石不動をお祀りするお堂があるため。例年、お詣りしてから受け取っている。今年一年の皆様の無事と健筆を祈願する。
 一年に一冊出しているが、その年々、いろんなことがあったなと感慨深い。
 支払いを終え、近くの郵便局より、遠方の会員の皆さんに郵送するのも、恒例。持ち帰って、改めて読み直す。こんな時にこんな句が出たなどと振り返り思い出す。
 参加の皆様の句より
逝きし犬柚子の根元の黄の中に     三村須美子
蜜蠟の火に誘われて日記買う      青島巡紅(佐久間照三)
まっすぐな瞳が言った戦争のない国に行きたい 金澤ひろあき
孫のテスト二重丸だけ見せにくる    蔭山辰子
女医の顔芙蓉花似し微笑みて      野原加代子
目の見えぬ友が見抜くは私のずるさ   遠藤修司
マスクなし散歩稲の香りに包まれて   岡畠真理子
本を編む宵闇の端っこ         野谷真治
老骨といへど菖蒲湯あふれしむ     中野硯池
人間は国盗り鶴は落穂を拾いをり    暉峻康瑞
土俵がかわるひとり暮らしのみかんの黄 塩見すず子
落ち葉踏むパシリと響く我が歩幅    松村芳子
お気に入り手袋片手捨てられず     岡畠さな子
※写真は石不動。
※童心2024年記念号 誤字訂正
 見直してみると誤字がありました。記して訂正致します。
p、12 下5~6行(『猿蓑』ノートおまけ)
(誤) ふもとに細い流れいる。を渡って
(正) ふもとに細い流れを渡って