京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

「ひぐらし」の巻

2020-08-03 08:14:04 | 俳句
「ひぐらし」の巻
ひぐらしの空気を冷やす名乗りかな      ひろあき
夜明け前燕から蝙蝠にバトンタッチ      巡紅
リリーフにそろそろ出るかマウンドに     ひろあき
監督にやり打者交代観客の歓声天を突く    巡紅
あの日のようにカ-ネルサンダーダイビング  ひろあき
同像の呪い以後勝てずにいるという都市伝説  巡紅
河原町のジュリ-敗者が美しい        ひろあき
ダンプの後輪の跳ね上がる水飛沫に生まれる虹 巡紅
ヒッチハイクでまだ続く旅          ひろあき
修行の旅ですタクシ-運転手         巡紅
同行二人八十八ヵ所満願し          ひろあき
分霊し過ぎ極微な存在弘法さん        巡紅
塩味がほんのり効いているきゅうり      ひろあき
キューカンバースティックOKでも輪切りNGな七月 巡紅
梅雨あけて八月サザンが似合う海       ひろあき
夕暮れの浜辺「今はもう秋誰もいない海」口ずさんでる 巡紅
六十をこえると色なき風が身にしみる     ひろあき
生き方それぞれ70代の現役走り屋      巡紅
もう少し延期年貢の納め時          ひろあき
明日死ぬつもりで生きなさいと御先祖様枕元  巡紅
心も体も宇宙からの借り物          ひろあき
宇宙は人間が見つけていける枠の中にあるってことは 巡紅
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2020年7月 大山崎・水無瀬吟行作品

2020-07-31 14:29:53 | 俳句
2020年7月 大山崎・水無瀬吟行作品 (通信句会作品を除く)
○金澤ひろあき
 大山崎駅
第一歩のスタンプを押す国境      
 離宮八幡
八幡の本家争いひいた側
雲の峰栄華の塔の礎石のみ
夢からは覚めたくなかった月下美人
油売る翁 中世の夜照らす
 山城・摂津国境
是れより東山城の国コロナ止め
夏草や伝聞推定宗鑑屋敷
 水無瀬神宮
新島守にことわり入れてもらい水
風車奏でているよ瑠璃の詩
水無瀬とは言うもせせらぎメダカ満ち
脱力の涼風もらう神の杜
もらい水千利休のお墨付き

○青島巡紅
鳩の糞一列に落つ高架下
コロナ禍や命蠢く用水路
名水に人々並ぶ水無瀬社
祈願玉特効薬の完成を
蝉時雨マスクで歩む道遠し
街道の紫陽花偲ぶ在りし日を
水無瀬社良い風を呼べ風車

○三村須美子
コロナ禍の冷房と風のまじる電車
風車四方動く文様会話する
西国街道路地のひかげの涼し風
並んで名水をタンクに木陰かな
名水ひやし手水となりて玉うかぶ
夏草や津の対岸に八幡宮
炎帝の一瞬の新幹線天王山下
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七月いっぱい一学期

2020-07-30 14:13:56 | 俳句
七月いっぱい一学期
               金澤ひろあき
 コロナ禍による休校があったため、七月いっぱいまで、学校は一学期でした。祇園祭の終了と同じになります。波乱は多かったですが、なんとか終えることができました。
 ただ、感染者数が増加していて不安な日々が続きます。昨日は、感染者数が1000人を超えたといいます。
 八月は穏やかに過ごせますように。
  蘇民将来之子孫也の護符葉月来る   ひろあき
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ひぐらし

2020-07-29 08:11:21 | 俳句
ひぐらし
   金澤ひろあき
 今年は梅雨が長引きます。七月末なのに雨が続きます。
 小降りになると、蝉が待ちきれず、鳴いています。熊蝉が多いのですが、昨日、ひぐらしを聞きました。淋しい声が、心地良いのです。
  ひぐらしの空気を冷やす名乗りかな ひろあき
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フリー句「他の人」の巻

2020-07-28 15:53:32 | 俳句
フリー句「他の人」の巻
他の人不味いと言っても気にならない自家製蜂蜜酒  巡紅
山開きのリュックに入れておく       ひろあき
老女背負い頂上まで頑張りましょうと添乗員 巡紅
ごほうびのビール振る舞う昼休み      ひろあき
山向こう雲の上下を行き交うお茶目なUFO   巡紅
目撃証言全員食い違い           ひろあき
写生大会 人数分の五重塔         巡紅
遠足は旧街道の石畳            ひろあき
臥龍橋 池に浮かぶ雲の上          巡紅
雨あがる選手交代蝉時雨           ひろあき
サルモネラ菌肉魚から野菜へ侵攻       巡紅
熱湯消毒しているまな板           ひろあき
孤軍奮闘の人間軍VSミクロからマクロまでの自然軍 巡紅
決着つかないじゃんけんになる        ひろあき
端のないメビウスの輪ハサミでチョキン    巡紅
永遠の夢は春の虹でした           ひろあき
魂は次々に生まれる時空の卵         巡紅
待ちきれずトンボ飛び出す送り梅雨      ひろあき
轟音残し青空の向こうに消えるロケット    巡紅
手を振って見送る人は皆マスク        ひろあき
マスクは白旗ではなく抵抗のシンボルだ    巡紅
薔薇誇り高く香るパリ祭           ひろあき
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