今日からCS(クライマックスシリーズ)の第1ステージ。
大阪の京セラドームで阪神タイガースと。
今シーズンの対戦成績は、なんと、6勝17敗という中日ドラゴンズが
一方的にやり込められたカード。
しかし、ポストシーズンのCSシリーズには、そんなのはまるで関係ない!
エース川上憲伸が先発のドラゴンズ。 阪神も予想通りで安藤の先発で
始った。
初回、先頭打者の李炳圭がいきなりヒットで出塁、続く荒木がバントで送り、
今日からまた4番打者になったウッズがタイムリーヒットで先制点。
いい試合の滑り出しだった。
こうなると先発川上憲伸が、どんなピッチングをするかに注目が集まってくる。
その川上憲伸、抜群のコントロールで初回と2回を3者凡退に切ってとった。
私が見る限り、速球も140キロ中盤、カーブもカットボールも冴えていた。
とにかく、コントロールが凄かった!
7回まで投げ、4安打6奪三振で無失点。
ドラゴンズファンの私からすると、ちょっと主審の判定が辛かったような気が。
本当だったら8奪三振だと私は見たが。(苦笑)
まぁ~ 審判の文句を言うのは止めよう~。(苦笑)
交代後の談話で川上憲伸は、
「今日は調子が悪かった」と言っていたらしい。
それを聞いてテレビの解説をやっていた川藤が、
「あれで調子は悪い? それでも打てない阪神打線はいったいどうなるんや~」と
言っていたのを聞いて、思わず笑ってしまった。
精神論中心の解説一辺倒の川藤だが、あそこまで徹底して精神論で
語り、なおかつ時折垣間見える川藤の愛すべき人間性には、ドラゴンズファンの
私でも思わず微笑んでしまう。
6回の表には、先発安藤から代わったアッチソンから、3番の森野が
凄い当りの見事なライトスタンドへのホームラン。 綺麗なホームランだった^^
これで2-0に。
川上の後を、8回は若きセットアッパーの浅尾。
病み上がりでまだまだ本調子でないと思われるショート井端の守備で、
いきなり無死1,2塁のピンチ。
ここから浅尾は阪神のクリーンアップの新井、金本、鳥谷と勝負しないと
いけない。
大丈夫か? と 私もテレビの前で祈るような気持ちで見守ったが、
見事に浅尾もなんとか無失点に抑えた。
偉い! 良くやった~浅尾!
北京オリンピックで岩瀬が抜けた時に、若い浅尾が抑えの仕事をした
貴重な経験が充分に活きたみたいだ。
そして守護神岩瀬。 1人を二死から四球で出したが、無失点に抑え、
中日ドラゴンズがCS第1ステージの初戦を勝ち、王手をかけた!
エースが投げ、クリーンアップが打ち、守護神もキッチリ抑えるという
今シーズンにはなかなか見られなかった試合をした。
やっと、ドラゴンズの2008年の戦いを今日から開始。(笑)
打線は5安打で2点と、まだまだこれから。
そういう意味では、今日の試合は長いCSシリーズと日本シリーズの戦いの
最初としては、良い”開幕試合”だったと言えよう~^^
これから1試合毎に、選手が試合と言う緊張感の中で、実戦をしながら
調子をピークに上げていくのである。
シーズンとは違って、ユニフォーム姿をトラディショナルなスタイル、
ストッキングを昔風にたくさん見せて今日から出場した井端。
守備にしても打撃にしても、まだまだ本来の井端でないことは
誰の目から見ても明らかな今日の試合。
井端にとっては本調子に体も持っていけるのは、日本シリーズの時位になろう。
是非、絶好調の井端のプレーが見れるように、このままドラゴンズが
CSを勝ち抜いていって欲しい。
今日は「痛快なるドラマの第1章」。
ファンとしては、最終章を楽しみにしている。^^
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^