美しいとは？ 熟女

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人は生きている中で、価値観は変わるものだね～　

仕事観、お銭観、家庭観、政治を含めた社会全体への社会観と
いろいろなものがあるが、若いときの比べ明らかに大きく変わっているのは
女性の美に対する価値観かな。

唯一変わっていないのは、私のドラゴンズに対する熱狂観だけか　(笑）

まだ若かった３０歳過ぎの時、ヨーロッパのある国に駐在してたのだが、
日本と違って日曜日はデパートもレストランも休みだったりして、
日曜日の過ごしかたに戸惑ったものだった。
おまけにテレビは英語じゃない番組ばかりで、スポーツ以外は
あまり見ていてもサッパリ。

今からもう２０年近く前のことだから、インターネットもなく、
日本の情報も会社で購読している朝日新聞と日経だけ。

日本で結婚をして、１年後にヨーロッパに夫婦で駐在。
子供もまだいなかったので、休みにはこの暇な時間を利用して、
片っ端から美術館・博物館を見て回ったのでした。

別に絵画や芸術にそれほど興味があるわけでなかったが、
どうせヨーロッパに住んでいるのだから、日本に無いものを
見てかなくっちゃ損だなぁというのが、動機か。
お陰で日本では見れない学校の教科書に載っているような絵画・芸術を
お客の順番待ちをすることなく、ゆっくり見れた＾＾


で、本題に。

３０歳過ぎの若さ。おまけに芸術への造詣もあるわけでもなし。
色んな作品をもっともらしく見るのだけれど、
やはり私も男～～～
つい女性の裸の絵があると、それとなく見入っていたわけ(笑）

その時、私は絵を見ながら、
　”なんで　おばさんばかりの、それもぽっちゃりした裸の絵
　　ばかりなんだぁ～～～、　若い腰のくびれた女性の裸の絵は
　　ないのか～～～　　高名な画家さんたちは、おばさん、それも
　　ぽっちゃりが好きなんだなぁ～”　と　心の中でつぶやいていた。　

　　まぁ、口に出していても問題ないわけだが、周りにいるのは
　　日本語がわからない外国人ばかりだから　(笑）

ところが私も４０歳を半ば過ぎたころに、このヨーロッパの高名な
画家さんたちの　美感　に近づいたみたい。
女性の美は、若い女性よりも、おばさんに、（いや、呼び名も熟女と
変えよう）私も感じるように＾＾

ぽっちゃりとした体が醸し出す　優しい曲線美。
人生を経験したことから作り出される柔和な表情。

高名な画家さんたちも、私と同じようにこれらに美を見出したのだろう。

と、私の美感の変化を、芸術家の美の感性に無理やりこじつけている。(汗）

でないと、　単なるエロオヤジと私を定義しなくちゃいけなくなっちゅからね。

まぁ　こじつけでも何でも、美しいと感じるものは美しい。

自分に素直でいよう～～～～