深夜の暴れん坊将軍 徳川家斉－日本史サスペンス劇場

休みの日曜日の昼間の再放送、日本テレビ系「日本史サスペンス劇場」の
後半部分をちょっと見てしまった。
別に特別に見たいと思って見た訳でないのだが、第１１代将軍徳川家斉の
事の内容が、休みの私の頭を和らげるにはもってこいの話題に纏められて
いた。

暴れん坊将軍と言えば、第８代将軍徳川吉宗、松平健、そして中日ドラゴンズの
中村紀。（笑）
しかし、深夜の暴れん坊将軍は第１１代将軍、徳川家斉みたいだ。

「オットセイ将軍」とも呼ばれた第１１代将軍、徳川家斉。
妾の数が１７人、そして作った子供の数が、なんと５３人。　
ちなみに将軍在位年数も歴代最高不倒年数の５０年。
将軍という日本の最高権力者になっても、毎年のように子供を作っていたような
精力絶倫の将軍様だぁ～　（笑）

男の「おちんちん」が元気に倒れない限り、将軍職も倒れない最長不倒年数
５０年と言う、「おちんちん」の元気さと仕事の元気さは正比例する事を
証明した将軍かぁ　（苦笑）

テレビの番組によると、この類まれな強い精力も、ただ天賦の資質だけによる
ものでなく、将軍家斉の普段の努力の賜物であったようだ。
　・毎朝のジョギング
　・年中「薄着」で過ごした
　・「白牛酪」という今で言うチーズみたいな高タンパクの食べ物を毎日食べた。
　・「生姜」を毎日食べた。
　・晩酌としてのお酒は、杯３杯までと深酒をしない。
　・オットセイのペニスを粉にしたものを、毎日服用していた。
　　（これは幕府を開いた初代将軍徳川家康から受け継がれていた
　　　精力剤とのこと）

と、まぁ～～驚くべき精力維持に努力を傾けた将軍だったみたいだ。
そんな将軍家斉だったから、あの江戸幕府の有名な「大奥制度」が一番活用
され、大奥も大盛況だったらしい。
昼間の将軍職の仕事より、夜の将軍職の仕事が大忙しの「夜の暴れん坊将軍」
そして、オットセイ将軍とも呼ばれていたらしい。

そして、なんとこの徳川家斉はアイデア家でもあった。
この江戸時代に「ミラー張りの部屋」を大奥に作ってしまった。
余程、大奥での夜のお仕事への改善に熱心であったみたいだ。（笑）
今のラブホテルのルーツは、家斉の大奥生活にあったのかぁ～～～～～
江戸時代に「鏡張りの部屋」とは。
鏡に映る夜の営みセックスの姿を見ながらすると、さらに楽しくなると
家斉は考えたのだろう。　更にろうそくや紐で縛ると言うようなＳＭの方へは
行かなかったのかな？　どうなんだろう～？
ひょっとしたら、ラブホテル業界の組合なんかでは、ラブホテル発展の
業界功労者として尊敬されていたりして～　（笑）

後世の世の男性の為に、自らあらゆる努力を惜しまなかった将軍家斉。
「オットセイのペニスの粉」は中国の漢方薬でもあったらしいが、
今でも服用している男性もいるのでは？
オットセイのおちんちんの粉が人間のおちんちんにも効果があるのなら、
他の動物のおちんちんの粉でもダメなのかなぁ～。

生姜も精力絶倫食として男性の精力増強に効果があるとテレビで紹介されると、
きっと回転寿司屋の生姜の消費量も最近物凄く多くなって、
回転寿司屋さんも経費増大で、頭を少し痛めているのでは？　（笑）
私も今度回転寿司に行った時は、多分、いつもより意識的に多く
生姜を食べるだろうなぁ～（笑）

と、時代を超えて後世の男性の為になる仕事をした第１１代将軍家斉だが、
本職の昼の将軍職はどうも人に任せ切りだったみたいで、
おまけにこんなタイプの将軍の時は賄賂も横行し、世の中も乱れたみたいだ。

大奥も盛況になったのはいいが、その維持経費も増大し、５３人の将軍の子供
の養育費も相当に幕府の財政を圧迫した。
後の江戸幕府の大政奉還・瓦解の要因を作った将軍とも言われているらしい。

これも将軍家斉の後世のために残した貴重な教訓だったのかなぁ～。
仕事を真面目にしない世襲跡継ぎ経営者への。
「女遊び」ばかりにご執心でそちらばかりに必死になると、会社を潰しちゃいますよ～
と。

しかし、家斉の残したこの「負の教訓」は、あまり今の時代の跡継ぎ経営者には
届いておらないようで、　先代が起こした会社を潰してしまう跡継ぎ息子は
いまだに多い日本のような気がする。




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