ニッチな趣味ではないですが、ニッチはビジネスの分野ではよく使われる言葉ですが、
多くの人が取り上げないようなものを取り上げたいと思い、
多くの人が気にしない小さな昆虫から幾つか選んでみました。
▼ヒメクロオトシブミ
甲虫目カブトムシ亜目オトシブミ科 大きさ 4-5mm 時期:4‐8月、
黒色のオトシブミ。この仲間の他種とくらべると頭部が短い。
脚は、黒色のものと黄褐色のものがいる。


「レンズ」では、キリンクビナガオトシブミが出てオオッと思ったが、
これは、マダガスカルしか生息しないとあり、首の長さも色も違いました、「ガクッ」。
オトシブミは、江戸時代に他人にばれないように手紙を道端に落とし、
他人に渡したという「落とし文」から来ている。
落とし文の様な筒状に巻かれた葉が落ちていることがある。
この「落とし文」をせっせと作って路面に落とすのがオトシブミ科の昆虫である。
▼マルウンカ(丸浮塵子 )
カメムシ目マルウンカ科マルウンカ亜科 5.5-6mm 5‐8月
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。

テントウムシやハムシの仲間と思って甲虫目で見当たらない、カメムシ目でした。

▼トビケラ (モリシタクダトビケラ?)
トビケラ(飛螻蛄)はトビケラ目 の昆虫の総称。
ほとんどの種で翅が刺毛に覆われている。全世界で46科、12,000種以上が認められ、
日本ではそのうち29科、400種以上の生息が認められているらしいが、
情報も少なく、 詳細名はよく分かりません。


▼アオヒゲナガトビケラ 18-20mm 4‐10月

▼クロハネシロヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科 13-15mm 4‐6月
翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。
林の周辺をゆっくり、ひらひらと飛ぶ姿は優雅ですよ。


下:♀かも
▼ヒゲコメツキ(髭米搗虫)
甲虫目コメツキムシ科 21-27mm 5‐7月
光沢のある赤褐色で、黄白色の細かい紋をもつ大型のコメツキムシ。
オスは、くし状の立派な触角を持つ。メスの触角は鋸歯状。

▼ダイミョウキマダラハナバチ(キマダラハナバチ)
ハチ目ミツバチ科 11-13mm 4‐5月
黒褐色で、腹部に黄色の縞模様があるハチ。肢と触角は赤褐色。

▼小さなカタツムリ(蝸牛 )
カタツムリは、陸に棲む巻貝のうち殻を持つもの総称。
殻が細長いもの等もいるが、中でも球型や饅頭型の殻を持つものを指すこと を言う場合が多い。
厳密な定義がないため、殻をもつ陸貝をすべてカタツムリと呼ぶ場合がある。
左と右のカタツムリの違い分かりましたか? 右は左巻きです。右巻きが圧倒的に多いです。


殻が無いものを大雑把にナメクジと言う。

▼?? こんな昆虫いるのか? 撮り方がヘンなのか?小さな虫のような気がしますが、、。

昆虫のなかでも特にマイナーなものを選んでみましたが、
今年は是非、玉虫色の言葉もある、タマムシに出会いたいですね。
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タマムシに会えるといいですね。
私のところには毎年やってきてくれます。
小さな桜の木の周りに飛んでいるのをよく見かけます。
コメントありがとうございます。
いつもブログを拝見して、自然の豊かな所で、その恵みと共生して過ごされているのがよくわかります。
タマムシも何年か前に、普段言ったことがない公園で一度見たことがありました。
その時に、見つけて写真を撮っていた時に、そこに来ていた園児が、寄ってきて虫を見せたら、多くの園児が集り、付き添いの先生に、不審者のような目で見られた記憶があり、
折角自然に興味を持ってくれていたのになぁと思いだしました。
今年は、桜の木などの周りは特に気を付けて見ていくようにします。