チョウ目の前回は8月初旬でしたので、その後撮ったものから集めてみました。
チョウ目とチョウ(蝶)が付いていますが、断然ガ(蛾)の分布が多いです。
アゲハ蝶のような派手なチョウは撮れませんでした。
写真を撮る場合も多くは、チョウは翅を閉じて、蛾は翅を開いて止まるので
ガの方が撮りやすく多くなります。
<チョウ目>
▼ツマグロヒョウモン ドクチョウ亜科 (前翅長)27-38mm
これはメス、前翅の端の黒色がよく目立つ。体内に毒を持つマダラチョウの仲間
▼シータテハ タテハチョウ亜科 (前翅長)24-30mm 、
キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。
▼ルリタテハ タテハチョウ亜科 (前翅長)25-44mm 、
紺色地にルリ色のラインが特徴的。
▼コミスジ イチモンジチョウ亜科 (前翅長)22-30mm
▼ダイミョウセセリ チャマダラセセリ亜科 (前翅長)25-44mm
地方によって翅のもように違いがあり、関東型は白帯がはっきりしない。
▼ヒメウラナミジャノメ ジャノメチョウ亜科、(前翅長)18-24mm
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
開いた翅の左側は、バラバラに切れて哀れな姿でした。
▼ヤマトシジミ シジミチョウ亜科 (前翅長)9-16mm
翅の表面はやや光沢のある水色、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている、
ヤマトシジミのメスの夏型は真っ黒の表翅です。
▼クロコノマチョウ ジャノメチョウ亜科 (前翅長)32-45mm
翅の端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。
翅の裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。
♂,♀,季節によって色と形が違い、本種は変異が多いため図鑑に記述される内容と違う場合がある様です。
クロコノマチョウの幼虫 (終齢)50mm 前後、
幼虫の食餌は、ススキ、ヨシ、オギ等のイネ科植物が多い。
はなねこさんのブログで名を知りました。
▼キタキチョウ(キチョウ)シロチョウ科モンキチョウ亜科、(前翅長)18-27mm
▼ニジオビベニアツバ ヤガ科シタバガ亜科 26-31開張
幼虫の情報の方が多いくらい で余り詳細にはわかりません。珍しいのかも。
▼マキエヒメシャク? ヒメシャク亜科
似たものが多くシャクガの仲間だと思います。
▼コベニスジヒメシャク ヒメシャク亜科 19-25開張
▼ユウマダラエダシャク エダシャク亜科(多分これと思いますが、?)
白色地に、灰褐色~褐色の斑紋があるシャクガ。鳥の糞に擬態していると言われる。
▼ゴマダラシロナミスアク ナミシャク亜科 18-26開張
▼ヨツスジヒメシンクイ ハマキガ科 10-14mm開張
▼キベリハイヒゲナガキバガ ヒゲナガキバガ科 13-16 mm開張
▼ホシホウジャク スズメガ科ホウジャク亜科 (開張)40-50mm 、
茶色っぽく後翅のイエローが目立つスズメガの仲間。腹部には白い帯がある。
ホバリングしながら長い口を伸ばして吸蜜する。胴体が太く、素早く羽ばたくのでハチのように見える。
ハチ目の虫と勘違いしていました。
何度も撮っても綺麗に撮れません。
オオスカシバ(21/6/4投稿済)とホシホウジャクを見間違っていました。
切りがない位に出て来ますね、これでは大変でまとめきれません。
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家に居ながら撮るものは昆虫が最適です、皆出向いてきてくれます。
初心者には、どれもが珍しく見えてしまいます。
私も調べて少しずつでも知識が蓄積されていけばよいと思っていますが、
どんどん忘れていく方が多いかもしれません。
shuさん の登山歴は凄いですね、裏山にも息が切れて登れないものにとって夢の夢です。
素晴らしい景色と高山植物を見ながら、少しでも山をかじったことを思い出しています。
綺麗な山の自然にふれるとコロナ騒動など忘れてしまいますね。
お気を付けて下さい、又次の投稿を楽しみにしています。
ブログを拝見しながら、いつも楽しく勉強させていただいております。
チョウの種類は多いですね。
最近ようやくツマグロヒョウモンとルリタテハを覚えました。
ヤマトシジミのメスは、夏は黒いのですね。
季節で色を変えることすら知りませんでした。