花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、チョウ目編、オオスカシバ、スジグロシロチョウ、コミスジ、ヤマトシジミ、他

2021-06-04 | 昆虫
家の周りの草叢を眺めていると色々な昆虫に出合います。
しかし、撮影するとなると、一瞬の動作となります。
*一期一会:一生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。
 出会いを大切にすることのたとえ。 by - 学研 四字熟語辞典
一生に一度だけの機会といえば昆虫にも?
       まさに、一期一会(いちごいちえ)の気持ちです。
今回は、その内からチョウ目を選んでみました。

オオスカシバ
スズメガ科ホウジャク亜科、大きさ (開張)50-70mm、時 期 6-9月
うぐいす色の太い胴体を持ち、透明の翅を素早くはばたかせて直線的に飛ぶスズメガの仲間。
腹部に赤褐色の帯があり、腹端には黒色の毛束をもつ。腹面は白い。
ハチに似せた大型蛾です。



スジグロシロチョウ
シロチョウ科モンシロチョウ亜科、(前翅長)24-35mm、時 期 4-10月、
野原で見られるモンシロチョウによく似たチョウ。スジグロという名のとおり、
モンシロチョウとは翅に黒いすじがあることで見分けられる。

林のまわりや、木が良く茂った公園などではモンシロチョウよりもむしろ多く見られる。

ヤマトスジグロシロチョウ (春型、♀)
シロチョウ科モンシロチョウ亜科、(前翅長)18-32mm、時 期 4-10月、
白色で、前翅表面は翅端部が黒く、黒紋がある。春型は翅脈に沿う黒条が目立つが、夏型は黒条が不明瞭。
スジグロシロチョウによく似ている。
スジグロシロチョウは、翅先端まで線がはっきりしているが、先端がぼけてくる。

コミスジ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科、22-23mm、開張時:45-55mm、4月‐10月、
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。はねを開いてとまることが多い。
3つの白い線がある、ミスジチョウ、ホシミスジ等とそっくりですが、細かい模様でこれにした。
 

ヒメウラナミジャノメ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、(前翅長)18-24mm、時 期 4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。モンシロチョウより少し小さい。


ダイミョウセセリ
セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科、(前翅長)15-21mm、時 期 4-10月、
黒地に白帯のあるセセリチョウ。翅を完全に開いてとまることが多い。
地方によって翅のもように違いがあり、東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、
大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。
関東型の為に名前を特定するのに手間取りました。


ベニシジミ
チョウ目シジミチョウ科 大きさ (前翅長)13-19mm 時 期 3-11月
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。


クロヒカゲ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、(前翅長)23-33mm、時 期 5-9月
雑木林の内部や山道沿いで見られる黒っぽい地味なチョウ。はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。
チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていることや暗い林内を飛んでいることが多い。
 
クロヒカゲに似たヒカゲチョウがいるが、色がうすく、少しぽってりした雰囲気。
クロヒカゲは、後翅の裏面の暗色のラインが、目玉模様の列に向かって、深く鋭く湾入する。

ヤマトシジミ
シジミチョウ科シジミチョウ亜科、(前翅長)9-16mm、時 期 3-11月
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。翅の表面はやや光沢のある水色で、
裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。


キアシドクガ
チョウ目ドクガ科で成虫は6月活動(白いモンシロチョウに似た蛾です)
ドクガの名があるが、幼虫、成虫共に毒は無いようです。
21/05/06に”キアシドクガの幼虫の大量発生”を投稿していますが、
残りが蛹から成虫になって、モンシロチョウと間違う位に舞っていました。
 
幼虫(毛虫)から蛹へ、そして羽化(成虫前まで)、


ヒョウモンエダシャク
シャクガ科エダシャク亜科、(開張) 41-50 mm、時 期 6-7月、
灰白色と黄色の地に黒紋が目立つチョウのようなエダシャクの仲間。
前翅は白地に黒斑が横線上に並び、後翅は内横線の外側が鮮やかな黄色。

ホシオビコケガ
ヒトリガ科コケガ亜科、開張 25mm前後、 5-10月、
これまではホシオビコケガ A. altaica と呼ばれていましたが、最近になって、
クシヒゲホシオビコケガと クシナシホシオビコケガ A. takahashii とに分けられました。
(日本蛾類学会発行の機関誌「蛾類通信285号」.2018)。
翅の先端部分の紋の数が少し違うようですが、ここでは良くわからないので問わずです。

キオビベニヒメシャク シャクガ科  ▼??

▼??                ▼マエキホソバ? ヒトリガ科


クワノメイガ  ツトガ科 俗に クワノスムシ (桑 の巣虫)と呼ばれている。

写真は、この位置からでは残念ですが、2度と会えない気がしましたので、

*(お詫び)*
このブログを作成途中のものを間違えて昨日投稿してしまいました。
直ぐにお出で頂いた方には大変申し訳ありませんでした。
削除して投稿しなおしましたので、お詫び申し上げます。
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