花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

イチゲの似た花、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ユキワリイチゲ、

2021-03-03 | 花の写真
春にはキンポウゲ科のアネモネ、ラナンキュラス等多くの花が美しく咲きますが、
野草花にも色々ありますが、そのうちの似たもの3体を選んでみました。

アズマイチゲ(東一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:3月~5月、
白い花を茎先に1つつける。 花径は3、4センチくらいである。
白い花びらのように見えるのは萼片である。 萼片は8枚から13枚ある。
茎葉は3出複葉で3枚が輪生する。
        
       

アズマイチゲとキクザキイチゲの違い
アズマイチゲ:葉・・・葉の先が丸く細かく切れ込まず、やや下に垂れている。
      花弁の数が多い、花の中心が紫がかる(個体差多いが)
キクザキイチゲ:葉・・・葉は垂れ下がらない 、小葉が羽状(うじょう)に切れ込むのが特徴 
     普通、白色の花を咲かせますが、薄紫~紫色などの個体も見られます。 

キクザキイチゲ(菊咲一華)  別名:キクザキイチリンソウ
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、 花期:3月~5月
湿り気のあるところに生え、白から紫色の花が1個つき、花径2.5~3cm、
花弁はなく、ガク片が花弁状に見える。 
花びらがが菊のような形で咲き、1本の茎に1輪をつけるので、菊咲一華と書く。
        
  *キクザキイチゲは今年まだ撮っていませんので、以前に撮ったものから選びました。

ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:3月~4月、
アズマイチゲ、キクサキイチゲよりも花が少し小さいです。
他のキンポウゲ科イチリンソウ属の植物とは、まったく違う形や色合いの葉で
小葉は三角状卵形で鋸歯があり、表面に白い斑紋があり裏面は紫色を帯びる。
分布は本州でも西部方面fですが、近所の山野草好きな道傍に咲いています。 
        
 
       

キンポウゲ科イチリンソウ属と言えば、当然イチリンソウやニリンソウと似ていますが、
未だ自宅庭にも咲いていませんので、後日回しと致します。
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