花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

小ささを競う花達、小ささでは負けられません。アカネ、ザクロソウ、ハナイバナ、他

2021-10-04 | 花の写真
夏がぶり返したような暑さが続いています。
まだまだ出掛ける気分になりませんので、家周りのものから集めてみました。
小さな写真は不得手ですので見難いかと思いますが、容赦してください。

アカネ(茜)
アカネ科アカネ属、多年草、花期:8月~10月、
葉の形は長卵型、もしくはハート型で先端が尖っているのが特徴です。 
葉の裏面には逆刺(カエリ)があり、触るとざらざらしています。 
花は3〜4mmほどで、色は黄緑色や淡い黄色です。花冠は5裂しており、雄しべの数は5個ついているのが特徴。


ザクロソウ(石榴草) 
ザクロウソウ科ザクロソウ属、1年草、花期:7月~10月、
和名の由来は葉がザクロの葉に似ていることから。
茎は細く、稜があり、よく枝分かれして、高さ30cmほどになります。 
茎先や葉腋に集散花序を出し、まばらに花をつけます。花は直径約3㎜
花には花弁はなく、白~黄緑色の5個の萼片が花弁状に見えます。
細い花柄があります。
ザクロソウとクルマバザクロと大変似ていますが、違いは葉の輪生につく形っと
葉の艶の違いですが、輪生がばらついて葉が光沢があると思いザクロソウにしました。
確定出来る写真が無いので、間違っているかもしれません。

スベリヒユ(滑莧 )
スベリヒユ科スベリヒユ属、1年草、花期:7月~9月、
葉は互生する単葉で、長さ1.5~2.5cmの長楕円状倒卵形で全縁、葉腋には毛はありません。
茎先に小さな黄色の5弁花を数個ずつつけます。花は直径約9mm
雄しべは7〜12個、柱頭は5〜6裂する。  

ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1~越年草、花期:3月~1月、
枝は斜上して高さ6cmほどになる。
花は上部の葉腋につき、花柄は花時0.5〜1mm、花冠は淡青紫色で径2〜3mm、
 中央の副花冠は白い。 


スズメウリ(雀瓜)
ウリ科スズメウリ属、つる性1年草、花期:8月~9月、
幅4〜8cmの三角状卵心形で、しばしば浅く3裂する。 雌雄同株。
雌花、雄花ともに葉腋に単生するが、枝先では時に雄花が総状につくこともある。
左:雄花 、花は直径約6mmで深く5裂する、
右:雌花は下部の子房が目立つ。果実は直径1〜2cmの球形または卵形で、熟すと灰白色になる。 


ウオーターマッシュルーム    和名:ウチワゼニクサ 
ウコギ科チドメグサ属、水性多年草、北米原産、花期:5月~10月、
葉がコインように丸いことからウォーターコインとも呼ばれ観賞用でしたが、
今では野生化しつつあるようです。
水中に葉を沈めても育つため水槽の中や睡蓮鉢、金魚やメダカなどを飼うビオトープに利用されています。
各節から長さ5~40㎝程度の葉柄を伸ばし葉を付け ,葉は径1~6㎝程度の円形です。
花は白く、大きさは約2mmほどで小さいですが、よく見ると5枚の花弁で小さな星形をしています。

花ではありませんがついでに載せておきます。
ゼニゴケ(銭苔)
ゼニゴケ科ゼニゴケ属、
平たい葉状体(=葉と茎の区別がない)を広げ、折り重なるようにして地面に広がります。
葉は光沢がほとんどなく深い緑色。
特徴的なのは葉状体につけるカップ状の無性芽器。  
人に嫌われながらも常に人のそばに繁殖を続ける。
雄株と雌株があり、受精により胞子を作る方法でも繁殖します。
左:雌株               右:雄株
胞子の高さは正確に測ってはいないが10mm以下と思います。
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