花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の小さな野草花、これがフラサバソウソウですか?  マメグンバイナズナ、他

2020-03-18 | 花の写真
1年前から探していましたフラサバソウ、
近所散歩の時はいつも気にしていましたが、それらしいものに出合いません?でした、
スーパーのショッピングの合間に、近くの児童公園の草むらにそれらしいものが、
   
フラサバソウ
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、
名の由来は、日本で本種を確認した、植物学者のフランシェとサバチエフに由来します。 
ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)の仲間ですが、花径が小さく3~4mm、毛が多い。
小さくて見つけられなかったかも知れません。

ホシノヒトミ(星の瞳)   別名:瑠璃唐草、オオイヌノフグリ、
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
葉の腋に1個ずつ花を付け、花柄は1~2cm、花径7~10mm、瑠璃色。

コゴメ(小米)ホシノヒトミ  別名:コゴメイヌノフグリ
花色が白色で花径5~6mm程度でやや小さい、帰化植物だが今では野生化している。


カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、多年草、つる性、花期:4月~5月、
花期が終わる頃に倒れて地表を這うようになる。
花は淡紫色の唇形花、柄があり葉の腋に1~3個づつ付ける。花冠は1.5~2.5cm。

▼シロバナヒメオドリコソウ(白花姫踊り子草)
シソ科オドリコソウ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~5月、
ヒメオドリコソウの白花種。ヒメオドリコソウより、花は小さく3~4mm。

マメグンバイナズナ(豆軍配薺)
アブラナ科マメグンバイナズナ属、越年草、北米原産、花期:4月~5月、
空き地や道端などに生える雑草。 和名は、グンバイナズナより果実が小さいことから。 
花は緑白色で、花径約3mm、果実も直径約3mmで、形がナズナと違い軍配の形から。

ナズナ(薺)    別名:ペンペングサ、シャミセングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、
花径15ミリから35ミリくらいの小さな白い十字花をたくさんつける。 
花は上記のマメグンバイナズナと似ていますが、実の形の違いで見分ける。
こちらの葉の形は、ハート形又は三味線のばちのような三角形です。

スズメノエンドウ(雀野豌豆)
マメ科ソラマメ属、越年草、つる性、花期:4月~6月、
花は長さ3~4㎜の白色に近い淡紫色。 小葉は狭卵形で長さ1~1.7cm。
花のアップをコンデジで撮ったが風もありボケたので、*右は後日撮影を追加
右のカラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ)1.2~1.8mmと並べて撮りました。
ラスノエンドウとズメのエンドウの花の間の大きさのマノエンドウ(5~7mm)は、
撮れなかったので後日回しとなります。

スズメノカタビラ(雀の帷子)
イネ科イチゴツナギ属、越年草、花期:3月~11月、道端で普通に見られる雑草。
和名は、小さい小穂をつけた花序をスズメに着せた単衣の着物にたとえたとあったが、
こんな写真ではよく理解出来なかった、穂先が頭方向で花が横に広がるから?


カンスゲ(寒菅)
カヤツリグサ科スゲ属、常緑多年草、花期:4月~5月、
冬でもつやのある硬い葉を密生しているのでこの名がある。 
先端に1個の小穂、その下に雌小穂を数個付ける。
雄花の穂を触ると花粉が見えるくらいに飛びます。 
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