暑い日が続いて外に出るのも、撮った昆虫の名前を調べるのも、
おっくうな日々ですが、
2日程前に、庭の柵に1匹のナナフシを見つけました。
☆ ナナフシ(ナナフシモドキ) ナナフシ目ナナフシ科、
暫く歩いているのを見ていました。
何か変だな、動きがぎこちないと思いました。 動作がのろいのは特徴ですが、
写真を見て分かりましたか? そうですよく見ると前脚の片方がなかったのです。
ナナフシについて、大雑把な話は、
ナナフシ目ナナフシ科の昆虫で、世界的にはものすごく多くの種類がいる、日本には十数種類?
ナナフシは漢字で「七節」と書くが体の節が7つと言うことは無く、7が多い位の意味です。
擬態のスペシャリストで、緑色の個体と褐色の個体がありますが、木の枝、葉に擬態するので、
生息する環境で違うようです。
ナナフシと言うと一般的にはナナフシモドキを言い、触角の長さが長いエダナナフシ、
少し翅があるトビナナフシ、トゲがあるトゲナナフシ等が主なところです。
特徴の一つに、外敵に襲われた際は自らの脚を切り離す「自切」という防衛手段を持つ。
食性は草食性、単為生殖でメスのみで子孫を残すので、オスを見かけるのは珍しいようです。
寿命は約3か月。
見ていた後に、出掛ける用事があり車に行くと、
さっきのナナフシがドアのノブに張り付いていました。
このナナフシは飛べない虫で、草食です、高さもかなりありますが、
何しにここへ、連れていって下さい。と言っていかのようでした。
木陰の草むらに返してやりましたが、前脚が1本なくて不自由な?体で、
その後どうしたのか? 非常に気になりました。
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