セカンド (second)
- 英語で「第二、2番目」などの意(序数詞)。2nd。
- マニュアルトランスミッションにおける2速ギア。
- オートマチックトランスミッションにおける強いエンジンブレーキの際に使用する。
- 野球の二塁。または二塁手。
- ゲーム業界のセカンドパーティーの略。
- 〜ウィキペディアより〜
セカンド (second)
ダークサイド・さっきテレビ放送されていた「超常ファイル」
この番組は大好き。
今回は「本当に月面へ人類が降り立ったのか?」
疑惑は
1.真空なのになびく星条旗
2.星が写ってない
3.影が並行ではない
4.着陸した際にジェット噴射で起こるクレーターがない…など。
それらの原因を一つ一つ解明していく。
これは再放送でして前にも見たんだけど、やはり面白かったあ!
で、この疑惑を初めて大々的に映画化してヒットしたのが1978年公開「カプリコン1」
ストーリーは…
宇宙船不備を隠蔽する為に飛行士3人が砂漠のセットに連れて行かれて、いかにも宇宙船に乗って火星(月ではない)を探検しているように演じさせられる。
ところが宇宙船が爆破!
ここから自分達は存在してはいけない…と身の危険を感じて逃走。国から追われることに…。なんと恐ろしい。よくあの時代に公開できたもんだね。さすがに最初は協力的だったNASAも内容を知ってから手を引いたという曰く付きの作品。
ピーターハイアムズ監督
ジェリーゴールドスミス音楽
出演
エリオットグールド
ジェームズブローリン
テリーサバラス
カレンブラック
そしてあのOJシンプソンも飛行士役…
さあてと、こちらのライブ・レポートは続編ですよ。
それでは早速参りましょうか!
いよいよ残すところ、3バンドとなりました。
5、6:10~6:30
小樽からこのイベント主催者のサイトウ氏率いる大所帯グループ「パーティーズSP」が、ありそうでなかなかない懐かしのシャネルズ・ナンバーをお届け。ひじょうに貴重な存在です。
全曲がヒット曲で網羅されているんだから、たまりませんね(どの曲も短めなのであっという間に終わってしまった・・・・ちょっと少ない気がしないではないけれども・・・・)。
あらためて、シャネルズって名曲が多いなあと痛感。
編成は紅一点のナオちゃんがキーボード、テヅカくんは塗装が年季の入ったフェンダーUSAジャズベースをプレイ(3トーンサンバースト。ローズ指板)。
ギタリストは、以前の「お気楽ライブ」会場エンペラーの正面ビルにて「モンプチ」というお洒落なバーを経営しているマスターさん。
使用ギターはおなじみいつもの愛器、フェンダーUSAカスタムショップ・エリック・クラプトン・モデル・ブラッキー・ストラトキャスター(メイプル指板)。
リードヴォーカルはサイトウ氏。バックコーラスにはミナガワサンはじめ4人を従えています。
そしてドラマーが加わるという総勢9人組。
「ランナウエイ」
シャネルズの衝撃的デビュー作にて、代表曲でもありますね。当然これで掴みはオーケー。
全員がサングラス&白手袋&白黒の服装&ポーカーフェイスで統一。
本家同様に今度、フロントシンガー達は顔も黒く塗って欲しいなあ!
華麗なる振り付けも、ライブの回数を重ねるごとにグレードアップ。
ファッショナブルで、賞賛の声があちこちから聞こえてきます。
「街角トワイライト」
カウントからいきなりアカペラのみのハーモニーではじまる、この手のグループにとっては実力の見せどころともいえる大ヒット曲。
陰と陽の表現が交互に盛り込まれていて、ドラマティックなる胸キュンキュンモノの展開で切なく迫ってきます。
流れが起承転結のメリハリもクッキリとしていて乗りやすさが大きな特徴。
メンバー全員の見せ場も随所に用意されていて、ひじょうにやりがいのあるコンパクトなアレンジで纏め上げられた作品です。
バッキングもタイトかつストレートなプレイで好演。
「ハリケーン」
途中で歌われる低音ヴォイスでは、一際やんやの喝采が沸き起こる。
考えに考え抜かれた振り付けパフォーマンスも、シンプルでわかりやすいんだけど、観るとやるとじゃあ大違い。
過酷で気の遠くなるほどに動画で研究した事でしょう。でもご心配なく!サイトウ氏はダンス教室を経営しているので、このジャンルは手馴れたもの。
会場にはそのダンス教室の生徒さん達も、大挙応援に駆けつけてくれています。
淡々とノンストップで進行していたライブですが、ここでサイトウ氏のMC
曲によってキレッキレに両手両足を駆使して、色々なダンスが繰り出され賑やか。鈴木雅之に迫るくらいの勢いでハスキーヴォイスに思いを込めるカリスマ・サイトウ氏の、一挙手一投足から一瞬たりとも目が離せません。
これだけの数が出演するライブイベントなのに、時間がかなり巻きの状態で進行しているので余裕も感じられます。
「憧れのスレンダーガール」
シャネルズのカバーバンドと申しましても、実際の話、活動中にバンド名を変更して「ラッツ&スター」と名のるようになったのは超有名な話。それ以降も活躍。
益々練り上げられた曲調でヒット曲を連発していきます。
この曲もその最たるもの。
彼らを尊敬する、これまた実力派グループ「ゴスペラーズ」とのスペシャル・ユニット「ゴスペラッツ」でも歌われています。
この夢のようなコラボは強烈。息もピッタリでした。
なんといっても鬼に金棒でしょう。
ザ・パーティーズもそれに負けじと軽快なるテンポで絶妙のステップを交えて熱演、熱唱。
「今日は調子がいいね。間違えないでここまでいってるし。はい、大人の対応ありがとうございます(笑)。ちょっと失敗もしたけど可愛い!という事で・・・次は真夏の名曲で・・・・め組のひと!」
ラッツ&スターに改名後の第一弾で話題騒然となった曲。
シャネルズから数えると10枚目のシングル。
斬新だったのは当時流行のファンクとラテン音楽を融合させたダンステイスト満載だったこと。
そして某化粧品メーカーのコマーシャルソングといてタイアップしていたのも鮮明に記憶しています。
それはともかくもバンド名を地でいく、衝撃のパーティーバンド。
小樽名物のお祭りバンドだけに、あちこちの催し物にも引っ張りだこ。
ライブ前にはファン達が会場の人々へ、事前に用意しておいた黒いサングラスを配っています。もっとこだわっている人はMY白手袋持参で参加。
コーラスの一員、ミナガワさんはパーカッションも兼任。
各自のキャラクターもユニークなくらいにたっていて、ジャパニーズ・ドウ・ワップお手本のよう。
ラストナンバーは「トウナイト」
ラッツ&スター第2弾シングル。当然大ヒットしていますよ。締めくくりにももってこいのセレクション。
和製ドウーワップの真骨頂ともいえる入魂の力作。
なんたって作詞・湯川れい子、作曲・井上忠夫という黄金コンビのペンからなるもの。
売れないわけがないよね!
ザ・パーティーズも「これで最後だあ!」とばかりに余力を振り絞ってのステージング。
実はこのあとにももう1ステージが控えているんだねえ。
スタミナは大丈夫かなあ・・・?
ちょっと焦らし気味な序盤から徐々にヒートアップしていくかっこよさ。
息もピッタリに阿吽の呼吸で演じ分けるコーラス・ワーク。
最初から最後まで贅沢極まりない一級品のオンパレードでした。
6、6:40~7:10
早いものでトリ前です。
「ザ・パーティーズ」
次に控えしは・・・・・・・って、今更説明するのも野暮ってなあもんですなあ。
5バンド目に出演したバンド・メンバーがそのままに若干パートや人数に変動がありますが引き続き演奏がはじまります。
今度お送りするジャンルは、オールマイティーにはっちゃける内容で網羅!
飲んで歌って踊り狂ってるオーディエンスも、イキまくりのぶっ飛びまくりです。
もう数え切れないほどにこのバンドの演奏は見ているんだけど、何度観ても夢の世界に導いてくれるほどに癖になっちゃうよ。
メッセージ「今回も、パーティーズと一緒に騒ぎましょう!!!」
そのとおりだ。異議なし。了解です。
このイベントの仕掛け人でもあり小樽音楽界のご意見番、サイトウ氏率いるパーティーズ。
バンド名に相応しいお祭りバンドだけに、一切気兼ねしないでお任せしていきましょう。
重複した文章になっちゃうけれども、この際だから改めてメンバー紹介だ。
編成は紅一点のナオちゃんがキーボード&コーラス(ローランド)、黒いジャケットがお似合いのテヅカくんは塗装の剥げ具合も年季が入っているフェンダーUSAジャズベースをプレイ(3トーンサンバースト。ローズ指板。コーラスも兼任)。
ギタリストは、今はなきエンペラー会場の正面ビルにて「モンプチ」というお洒落なミュージック・バーを経営しているマスター。
使用ギターはおなじみいつもの愛器、フェンダーUSAカスタムショップ・エリック・クラプトン・モデル・ブラッキー・ストラトキャスター(メイプル指板)。もう一人のギタリスト・ニシやんも今回はお揃いのストラトキャスター(明るいサンバーストカラーのボディ。メイプル指板)。
リードヴォーカルは、お洒落なピンクのジャケットが一際鮮やかなサイトウ氏(奥様が先日パソコンで検索したら、必ずLA&ソウル・オリンピックの柔道で金メダルをとった同姓同名の故・斎藤仁氏が出てくるのだそうです)。
パーカッション担当はエルビス・プレスリー崇拝者でもあるミナガワさん。なんと白黒のシャツを粋に着こなしています。これがすこぶる似合っているんだよね。
そしてドラマーのみっちゃんが加わっての総勢7人組。
スポークスマンでもある、いつも陽気なミナガワさん曰く「パーティーズの練習はギタリスト・マスターのバー、モンプチでやってるんだよ。店の営業中にね。で、お客さんが入ってくると演奏をストップするんだけど、この間なんか、そのお客さん達がいいからもっとやれやれ!と盛り上がってしまって即席ライブになっちゃったさあ!」とのこと。
宣伝も兼ねて、商売繁盛だし、景気のいい証拠だね。
「プラウド・メアリー(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)」
開巻早々にノリノリのアメリカン・ロックンロールで、和気藹々。
これって、ティナ・ターナーのテイクでも有名ですね。
どちらかというとパーティーズのバージョンはシンプルなCCRよりティナのテイクを参考にしているようです。
もちろんそのほうが勢いが増してゴージャス感がふんだんに散りばめられていて正解だよ。
ステージも客席も見慣れた面々ゆえに、アットホーム感溢れるいい意味ユルユルでの無礼講。
2曲目でも、ちょっとギタリストにスポットライトが当たるような様相を呈しています。
ドウービー・ブラザースの「ロング・トレイン・ランニン」で、主役の座に躍り出てきたのはスーパーギタリストのマスター。
選曲は地道に一貫している部分があれども、年代ごとの美味しいトコ取りでライブをノンストップで突っ走ります。
ジャンルを超越して、最も世界中で現在もずっとカバーされているエレキギター・リフの代名詞。
ここではリフ・マスターに変身だ。
滑り込むような、コードカッティングの原点かつ教科書のような代表格。
何度聞いても勉強になるなあ。
ライブでもっとも重複しやすい、危険性も孕んでいる曲です。
まあ、そんなこと全然関係ないけど。
受けちゃえばこっちのものさ。
思いの丈を込めて、はち切れんばかりに全力投球。
「ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザース)」
ダンシングっていうくらいだからねえ、老若男女、国境や言葉・宗教の壁をも遥かに凌駕するご機嫌ソング。
語りかけるような序盤から、一挙にヒート・アップするサビのボーカルを、たくみに歌いこなすサイトウ氏に興奮を禁じ得ません。
ハスキーな、もんたよしのりの声にそっくりだという利点をフル活用。
それにしても皆さん、ステップを踏むのが上手でビックリ。
筋金入りのツワモノ揃い。次に何がはじまるのか構えているんだもんね。予習準備も万端だ。
一気に古き良き昭和の時代が蘇る。気分だけでもタイム・スリップさせてもらおうよ。
「星降る街角(敏いとうとハッピー&ブルー)」
でた!彼らの十八番が早くも満を持して飛び出した。
「1・2!!」
硬軟織り交ぜた非常に柔軟性に富んだレパートリーこのバンドの持ち味だ。
そのイベントの空気感やタイバン、イベントカラーに即して微妙なジャンルで迫っています。
アメリカン・ロック2連発で一気に攻め込んできた後には、リズミックなムード歌謡でしっとりと落ち着いたサウンドを演出するという心憎い配慮だ。
もちろん大合唱。
「プロポーズ(純烈)」
先述のとおり、新年早々芸能界のワイドショーで話題を振り撒いたグループのヒット曲。
敏感にその辺を察知して取り込んだのならば、メチャクチャにしたたかなるパーティーズだ。
前の曲からの並びも最高の効果を発揮しているのではないでしょうか。特に世のマダム達は大喜びなのでは。
ここ曲って今は4人になってしまったけど、純烈による重厚なるボーカル&コーラスによって成立するというもの。
サイトウ氏はそれらを一手に引き受けて渋くこなしまくっています。
恐るべし。
「東京(やしきたかじん最大のヒット曲)」
ここ数年パーティーズのレパートリーに必ず入っているけど、よほどダンディーなサイトウ氏のツボにはまっているのかな?
タイトルに反して大阪弁で歌われているという、ユニークな歌詞も伴って中々に評判も反応もいい。
このバンドにもジャストフィットしていて、スムーズに馴染んだ感あり。
ちなみにこのオリジナル曲アレンジは小樽出身の川村栄二さんだそうです。(MCでサイトウ氏が言っていたのを聞いて初めて知ったよ)
ずっと邦楽が続いたところで・・・・洋楽へ。
「次は80年代のディスコでも重宝された曲・・・・サニー(ボニーM)」
これも最新のレパートリーでしょう。
でもオリジナルは、1966年にボビー・ヘブが歌ったもの。
数多く色々なタイプのカヴァーソングが存在します。何度かこれをテーマに映画化もされたし(あれはホノボノとしていて、とってもいいストーリーだったなあ)。
実はシカゴのロバートラムもソロでレコーディングしているのだよ。
酸いも甘いも噛み分けた、人生観が滲み出る悩殺系オーラを発するサイトウ氏は、会場を見渡して心から満足そうに雄叫びをあげています。
ステージ上ではマスターのギターが、マシンガン連射にようにフレーズを弾き飛ばしています。
「愛と欲望の日々」
これはサザン・オール・スターズが、2004年に放った50枚目のシングル。
もちろんオリコンでは1位を余裕で獲得。王者の貫禄を見せ付けてくれました。
先述したように最近は、サザン系の曲がお気に入りなのかな?
パーティーズがカヴァーしている中では比較的新し目な曲。まあ、温故知新ムードが目一杯に溢れていますがね。
比較的、抑え気味な曲調が、落ち着き払って気取った感じで歌うサイトウ氏のキャラクターにベストマッチなのかもよ。
「イエ~イエ~!皆さん、ドンドンと盛り上がっていますね。おもわず上手いビールが飲みたくなっちゃうような歌です。次はロカビリースタイルで・・・・愛という名の欲望(クィーン)」
これこそタイムリー中のタイムリーなナンバーだ。
なんたって予想に反してメガヒットを記録した映画「ボヘミアン・ラプソディ」(方々のマスコミを賑わせていたのも記憶に新しいところですね)の主役クィーンが、アメリカでブレイクするきっかけともなった曲。
ツインギターから繰り出されるシャープでワイルドなカッティング。ミナガワさんが叩き出す効果覿面のグルーヴィーなるラテン系カウベルとシェイカーにも戦慄が走った!
ほらね!感極まって悲鳴に近い声をあげているファンもいますよ。
多種多様なるステージを経てきて、組み立てられたセットリストだからこそ、どこに出演しても臨機応変に対応できるバンド。なるほど、重宝されるわけです。
「さて、どんどんといきましょう・・・・アンチェイン・マイ・ハート(レイ・チャールズ)」
サイトウ氏らは相当前からこの曲を取り上げていたので、すっかりとお手の物。
手馴れたものだ。まるで自分達の楽曲みたいにこなしています。
でもここ1年前くらいからこの曲が復活したのですね。心境の変化っていうやつかな?
何だかんだいいながらも、相当に思い入れがあるのは明らか。
パーティーズ・レパートリーの中でも、定番中の定番。
もうこのあたりに差し掛かると、会場後方からではステージ全く見えないくらいに、前方フロアがグチャグチャ芋洗い状態。
輪になってホップステップ大会と相成りました。
毎度お馴染みの華やいだ光景ですがね。
「はい、ありがとうございました・・・・
あのね、パーティーズのいいところは、全てが3分以内に収めているところです。皆さんのことを考えてね。
イエ~イエ~!。はい、どんどんといきましょう!それでは・・・・・最後はこれで締めくくりましょう!・・・・朝まで踊ろう(1977年に舘ひろしが発表)をお届けします。」すると間髪入れずに「ナオちゃん、可愛い!!」などと、お茶目な声援も飛んでくるよ。
もうサイトウ氏は、舘ひろしに陶酔するほどなりきっています。
この調子で今度は「泣かないで」もお願いしたいな。それともクールスのデビュー曲「紫のハイウエイ」がいいかも(この作者は矢沢永吉さん)ね。
魂の叫びで大団円。
パワフルで逞しい、骨太の男臭さが満載さ。
「ありがとうございました!ザ・パーティーズでした!!」
クラッカーが次々と容赦なく炸裂して、あっと言う間にサイトウさんの顔が埋もれてしまい見えなくなるほど(マジですよ、これは!)
個人的にはまだまだたくさん聞きたい曲があるんだけれども、その楽しみは次回に持ち越しとしましょう。
7,7:20~7:50
オオトリはワイプアウト(GS)
札幌からの出演。
お馴染みのベテランバンド、ワイプアウト(GS)が団塊の世代へ懐かしき青春讃歌をお届けします!。
この方達は、そんじょそこいらの若いもんとは、年季の入り方が桁外れに違います。
ベテランドラマー・セッキーのリスペクト度合いも熱烈的。
このバンド、S・T・Aとは小樽界隈のライブでしょちゅう遭遇しています。
だからこの小樽ライブ・イベント浅草橋などの出演回数もほぼ同じ(STAはマサ以外のメンバーは毎回確実に違いますが、ワイプアウトは頑固一徹鉄壁なるチームワークのパーマネントメンバー)
会場裏手の有料パーキングで、マサとワイプアウトのメンバー達が偶然にも遭遇。
編成は青のジャズベース奏者(ROSE指板)、ワインレッドのレスポールギター奏者はリーダーのイトウさん、、シンセサイザーユニットを搭載した黒いストラトキャスターのギター奏者(メイプル指板)、そしてドラマー。華やかに全員がコーラスとボーカルも担当。
リーダーのイトウさんは小樽出身だそうですよ。
いつもこのバンドは正式ユニフォームとして真っ赤なハットとシャツ、黒のパンツで全員が統一しているのですが、この日はシックにチェック柄のシャツに白いパンツルックでまとめあげています。
結成してからめでたく13年を迎えたそうです。
GSナンバーを網羅しているために、1曲1曲が物凄く短い。だからたっぷり他のバンドよりも曲を多めに演奏してくれました。
この時間帯としては、うってつけではないでしょうか。
「はい、それではワイプアウトいきます」
GSの王者タイガース「君だけに愛を」からコール&レスポンス。ベースがリード・ボーカルで、イトウさんがまずは名刺代わりのソロをお届け。
とにかく日本人の音楽好きならば、誰でも聞き覚えのある曲ばかり。、しかもシンプルだから、すんなりと入っていけるのです。
「はい、どうもありがとうございます。うれしいですね。本当にありがとうございます。ワイプアウト今日はGSオンリーでいきます。なんせ50年以上前の曲ばかりやっているので・・・・ちょうど半世紀前ですね。次はタイガースと人気を2分していたジャガーズから・・・・君に会いたい」
セットリストの柔軟性、抑揚付け具合が考え抜かれているね。
畳み掛けるような曲の次には、ぐっとタメの効いた曲で、
「今のは、一昨年からやりはじめました。13年前ヴェンチャーズ・バンドからスタートしたのですが、いつのまにかGSになっていました!GS時代には皆さんまだ生まれていないね。懐かしき古き良き音楽に、もうしばら付き合ってください。テクニックうんぬんのこれまでのバンド達は忘れてね。昔こういう曲が流行っていたんだよ。お爺ちゃん、お婆ちゃんに帰ってから聞いてね。じゃあいってみましょう!・・・・愛する君に(ザ・ゴールデン・カップス)」
ワイプアウトがこの曲を演奏するのは初めて聞きました。
「はい、どうもありがとうございました。リーダーの1番好きな曲です。鈴木ヒロミツが歌ってたんだよね」「それはモップス!(笑)」
「僕のマリー(タイガース)ではうちのドラマーがリード・ヴォーカルを担当します。本家はドラムが歌っているのかわかりませんが、タイガースのデビュー曲です」
全員が歌えることが、このバンド最大の強みですなあ。
「はい、ありがとうございます。テンプターズを知ってますか?萩原欽一さん・・・あれ??違うか?ショーケン。私(イトウさん)と同い年なんですよ。これからやる曲は,テンプターズのデビュー曲で(B面に収録)ショーケンが歌っていました・・・・明日を生きよう・・・ではなくて・・・・今日を生きよう!・・・・1・2・3・4!」
これはグラス・ルーツがヒットさせた曲をカヴァーしたもので、ショーケンのキャラクターにうってつけな詩の内容がしびれますね(なかにし礼:作詞)。
なかなかに侮れないところが、この時代の音楽界フィールドの奥行き。
常にアンテナを張り巡らせて洋楽の旬なところを嗅ぎ付けては、日本語訳をのせてヒットさせていました。
もう1曲テンプターズ「エメラルドの伝説」のイントロではミスってしまいやり直し・・・。
「はい、どうもありがとうございます。次はオックスというバンドの曲。昔、失神バンドで有名でした。我々は失禁バンド(笑)一番危ないのがリーダーです(爆笑)。右側に陣取っているうちの喪黒福造が、ギターボディに装着しているエフェクトでビックリするようなことをやりますよ・・・・スワンの涙」
キーボードがいないのに、何故かイントロで鍵盤の音色が・・・?。
そうなのですよ。ギターシンセが絶妙のタイミングで、オリジナルのオーケストレーション再現に活用されています。
次々に繰り出されるGSの世界は、温故知新そのもの。しかもセリフ入り。
ステージから観客に向かって指差しポーズ。でも残念ながら誰も失神せず・・・。
「はい、どうもありがとうございます。雰囲気がでてきたなあ。次の曲では、手を叩いてもらえたら嬉しいですね。次はこれ、テンプターズに戻ります。あまり有名ではないけれど、いい曲。どこでやっても知らないと言われる。うちのリーダーのわがままでやることになりました。・・・・忘れ得ぬ君」
ここでは狂おしいほどの想いを込めてラブコール。「カワイイ!!(!?)」の声も飛んできた!?。
「拍手をいっぱいいただきありがとうございます。ここで皆に聞きます。今の曲を知っている人!(笑)・・・・はい、皆さん、初めてだね。リーダー、気分は伝道師だね。次は・・・・・ザ・ワイルド・ワンズの思い出の渚をやります!」
この曲はGSサウンドと、エレキブームの美味しいところをリスペクト精神満載でドッキングさせた好例。
スギちゃんバンドもセレクションしていた夏のスタンダード。
休むことなく突き進んでいきます。
真夏をイメージした名曲が追随とばかりに「白い珊瑚礁(ズーニーブー)」もプレイ。
ダメオシは懐かしき海の歌で「海は恋してる」
ただグループ名を混乱してしまったようで「ザリガニーズ??・・・・」
ザ・リガニーズが正解ですよ。
では最後の曲です。レコード大賞をとっちゃったという・・・ブルー・シャトウ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)」
重量感とスピード感が共存する、ストレートなるこのGSを歌うのはストラトの看板ギタリスト。
ここでもギター・シンセが八面六臂の大活躍。
「はい、どうもありがとうございました。ワイプアウトでございました。」
観客も大満足のワイプアウト30分1本勝負は幕を閉じました。
このあたりから、会場がグッと涼しくなってきた!
S・T・A編のパート3も引き続きお楽しみに!!***
***それでは時間を16:10に戻して楽しみにお待ちくださいね!!***
今、BSで放映している映画「喜劇 駅前漫画」はDVD化になっていない貴重な作品なんだとか。ついこの間までやっていたドリフターズの「全員集合シリーズ」映画もそうだった。
で、こちらの1966年作品はちょうど少年漫画ブームに便乗したもの。ストーリーにおそ松くんやオバQの名前やら関連ネタ満載。伴淳は下町オモチャ工場を経営してオバQばかり作ってる。息子も久太郎。
フランキー堺は売れっ子漫画家。助手に黒柳徹子さん。娘さんだ。若い!ビックリ!
伴淳がオバQのアニメと絡むシーンが楽しい!
声優が初代Qちゃんの故 曽我町子さんだあ。やはり自分にとってのオバQは曽我町子さん^_^!
頂上(ちょうじょう)は、山のような起伏のある地形において隣接した他の全ての地点よりも高い場所。類義語に山頂(さんちょう)、頂点(ちょうてん)、頂(いただき)、峰(みね)、山巓(さんてん)、サミット(summit)などがある。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜
2019,3,17(SAT)
会場は小樽の歴史的建造物内にあるイベントホール(小樽色内1-13)。
観光地のど真ん中に位置しています。
もはやSTA恒例となりつつある小樽ライブ。先月に引き続きまたもやその日がやって参りました。
バンド名に「サッポロ」と入っているのに、年間通して半分近くは小樽で演奏しているから小樽のバンドと思われそうです。
今冬は初雪が遅く、雪解けが早いのですっかりと道路は乾いていてアスファルト剥き出し。
本番当日はカラッと晴天で気持ちも晴ればれのライブ日和。
さて、このライブイベントですが
音楽好きな小樽市民としてはひじょうに奥の深いものだそうです。なんと今回で57回を迎えるとのこと。
毎月1~2回程度の快晴ですからそれは納得。
STAはこのライブの存在を知ってはいたものの、なかなかタイミングがつかめなく毎回見送っていたのでした。
主催最高責任者のサイトウ氏の取り計らいにて、この度めでたく2度目のSTA出演が実現となりました。まあ前回は懐かしの今はなき「エンペラー」下にあった「かもめ亭」でしたが・・・。
小樽での大掛かりな企画。ロビー奥の大きな会場がここ「運河プラザ・イベントホール」です。
実はここでは「おん座生ライブ」「音楽紀行」でSTAは出演しています。
それはそうと、なんたって場所が凄い!
観光客でドッと賑わう運河沿いにある大きな石作りの建物内にて行われるのですよ。
ちょっと早く現場に到着しての1番乗りマサ&ナオは、ブラブラとロビー内を散策。
あの紅白歌合戦にも出演し、近年sapporoキタエールホールにてソロコンサートを大成功のうちに終えたばかりの今話題沸騰人気絶頂バンド、サカナクション・リーダー山口一郎君(小樽出身G&VO)コーナーを発見。
硝子ケース内に彼のアコースティックギターを中心に小樽での釣り写真や思い出の品、メッセージなどが展示されていました。彼はお父さんの影響で中日ドラゴンズの熱狂的ファンだそうで始球式も行ったそうですよ(小樽はあらゆるジャンルの著名人達が数多く輩出されています)。
時間も迫ってきたので1階奥へ(受付嬢に「2階はありませんよ!」と笑われちゃったさ)
ホール内に足を踏み入れました。中はとても年季の入った空間。
昔の体育館のような木造建築に、とてもナチュラルなサウンドが得られそうで早くもワクワクします。器材を運び込んでいるうちにゾクゾクとバンドメンバー達がやってきました。
ホール内には普段はステージも何も置いてなく、1からの組立作業です。こういうのも楽しいもの。
バンドマン達も自分の楽器類を持ち込みます。大人数での分担工程なのでアンプ、各スタンド、ドラムセットが備え付けられて、あっという間に見事なコンサートホールの出来上がり!
一段落したら、もぐもぐタイム。これで空腹感も満たされて大満足。懐かしのバンドマン達やお客さん、スタッフともご対面で話に華が咲きます。
リーズナブルな入場料金で太っ腹な企画。素晴らしいですね。
ザ・パーティーズのメンバー達も愛用のカメラを携えて元気一杯にやってきました。会場に常時待機してシャッターチャンスを狙っています。大音量でBGMも流れ出してロビーにはフライヤーも掲げられ、待ち焦がれた観客達も続々とつめかけてきました。小柄なおばあちゃん達もカップルも家族連れも子供達も期待に胸を躍らせてイスに腰掛けています。
BGMはノリノリでホットなチューンばかり。
「セレブレイション」(クール&ザ・ギャング)「キャンドル・イン・ザ・ウインドウ」(エルトン・ジョン)「ゲット・バック」(ザ・ビートルズ)
パニック映画のハシリともいえるポセイドン・アドベンチャーの挿入歌「モーニング・アフター」(モーリン・マクガバン)「ベイブ」(スティクス)「愛のコリーダ」(クインシー・ジョーンズ)、映画バグダット・カフェからのヒット曲「コーリング・ユー」(ジェベッタ・スティール)オチカもホットタイムでプレイしたことがあるという「ナイトバーズ」(シャカタク)「シャウト」(テイアーズ・フォー・フィアーズ)「エンドレス・ラブ」(ライオネル・リッチー&ダイアナ・ロス)
STAはバンドではトップなのでセッティングはほぼ完了。
チューニング&ウオーミングアップも同時進行。
マサはSTAのセットリストや各パートの詳細表を提出。ワイヤレス2機の周波数も含めてね。
備え付けの器材類を紹介しましょう!
ドラム・セットはパールのシルバー。
ギターアンプは赤いボディのフェンダーとマーシャル・ビルトインタイプ(先月はフェンダーにノイズトラブルが勃発しましたが今回はバッチリでした)ベースアンプヘッドはHARTKE HA3500 350WATTS
スピーカーはピーヴィー。
こいつはご機嫌なセットでお気に入り。お世話になってます。
いよいよ開演時間となりました。小樽音楽界の重鎮サイトウ氏がマイクを手にご挨拶。イベントの詳細案内、主旨説明を経てPM3:30いよいよ開始です!
、3:30~4:00
小樽JBクラブ(洋楽カラオケ)
10年連続10回目
と申しましても、バンドではありません・・・。
「小樽の洋楽カラオケ愛好者の集まりです」
このコーナーも「雪明かりの路」「お気楽ライブ」の名物と化しています。
毎週月曜日のお昼から活動している洋楽カラオケ・サークル。只今会員も絶賛募集中とのこと。
このイベントの空気にフィットするように配慮したのか、全曲を洋楽で網羅。
生バンド演奏の前に、このような趣向があるというのも乙なもの。
オット!この「JB」の意味はあまり追求しないでね(笑)。
バンド体制のステージ上に、サイド・スペースから歌詞を映し出すモニター画面機器が運び出されてきてセッティング。
熟年世代の皆様が映し出す、人生模様をしばし堪能。
毎度おなじみの顔ぶれになりつつもあります。
熟年世代の男女織り交ぜての10人がエントリー。
トップバッターのエリコさんは「踊りに行こうよ(AT THE HOP~ダニー&ザ・ジュニアーズ)」を選曲。
やっぱりロカビリーナンバーは人気があるねえ。
堂々たる喉を披露。
数多くのカバーが存在する、明るく弾けまくる健全なアメリカン・ポップスの決定版。
これからも永遠にロックンロールファン達から愛され続けることでしょう。
「マイ・ボニー(ザ・ビートルズ)」
2番手はリハから気合の入った熱唱を繰り広げていたパーティーズ代表の我等がクドウさん。
イントロから「天気最高!」の雄叫びと共に、景気付けの狼煙を一発盛大にあげてくれました。
本当は「かっこいいツイスト(TWISTIN’ THE TWIST~弘田三枝子)」を歌う予定だったところ、急遽差し替えることに。
サイトウさん曰く「自前のシュアー骸骨マイク」持参という気合の入れよう。ビシビシとさすがの迫力が伝わってきました。
序盤から気合の入った面々が続々と登場。
「FLY ME TO THE MOON(JUJU)」
男女が順序良く交互に歌い継ぎます。
ヤスコさんがぐっと抑え気味に、大人のバラードで対抗。
「うまいなあ・・・」としみじみ会場中から溜息が漏れてきました。
曲順が硬軟つけた並びで、決して観客をだれさせないよう配慮されていますね。
オリジナルはあまりにも有名なフランク・シナトラ。
ここではジュジュのヴァージョンをお届けしました。
「君は我が運命(YOU ARE MY DESTINY~ポール・アンカ)」
満を持して4曲目に現れたのは御大ケニーさん。
どこからともなく「トクさ~ん!」と声援が飛び交っています。
選曲にも如実にコダワリが滲み出ていますね(MASA談)。
音楽においても人生においても偉大なる大先輩です。
確実に歌いこんでいる節がそこかしこに現れていて、マニア心をくすぐりますね!
そんじょそこいらの若造達が束になってかかってきてもこの味わい深い雰囲気は醸し出せないでしょう。
「愛の讃歌(HYMNE A LAMOUR~越路吹雪)」を歌うのはチズコさん。
気分はもうフランスにワープしています。エディット・ピアフの代表作。ここ日本でも日本語歌詞にて大ヒットした曲です。
皆、それぞれに趣向を凝らせて1曲入魂とばかりに気合が入っていますね。
「慕情(LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING~ナット・キング・コール)」
ここで渋い男性ノリヨシさんにマイクが手渡されます。
温故知新、古き良き時代がフラッシュバックするかのように、感情を高ぶらせてくれる美しいナンバー。
伝説の歌手ナットは、ナタリー・コールのお父さんですね。
感極まりそうになります・・・。
「そよ風の誘惑(HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW~オリビア・ニュートン・ジョン)」
あまりにも美しすぎる歌姫の決定版。
情感タップリにこのスィートな傑作ナンバーを丁寧に歌い込むのはショーコさん。
各自が紡ぎ出す人生劇場には、若輩者には絶対真似のできない奥深い年輪が刻み込まれていて、知らず知らずのうちにひきこまれます。
「砂に書いたラブレター(LOVE LETTERS IN THE SAND~パット・ブーン)」
後半にふさわしく極上のスタンダードをセイジさんがお披露目。
これは何と言っても歌い出しが肝ですね。これさえ決まれば掴みはオーケーですよ。
名物ダンサー・アベさんが、ネオン・スティックを元気一杯リズムに合わせてゆっくりと振っています。
本当に心底感じ入っちゃいますが、いい曲目白押し。
マサコさんが歌う「ビキニスタイルのお嬢さん(ITSY BITSY TENIE WEENIE YELLOW POLKA DOT BIKINI~ブライアン・ハイランド」
気分は思わずウキウキ状態。
ここで一気に熱を帯びはじめた皆さんが陽気に順序よく、ステージ前で、一人一人自由奔放に公開ダンス。
クラッカー炸裂してホイッスルがけたたましく鳴り響く。
もうすでにほろ酔い加減で出来上がっている人達があちこちに出没。
「スーパー・スター(カーペンターズ)」
ゾクゾクするほどに鳥肌が立つレオン・ラッセル作の入魂バラード。
タツオさんは堂々思い入れタップリにメランコリックな要素も加味して、しっとりとドラマティックにひきつけてくれます。
歌唱力に自信がなければ、この曲を選べないでしょう。
さあ、ここで我等がSTAの登場となるのですが、それは後ほどじっくりとレポートしていきますよ。
それでは3バンド目を紹介しましょう!
「E.SANADA」
4:10~4:40
美唄から唯一の参加6人組バンド。
近年ここ小樽屋外ライブなどでも熱いステージを繰り広げている彼等。
去年の夏でのイベント「北運河サウンドエナジー」大トリも、記憶に新しい矢沢永吉トリビュートバンドです。
彼らがセッティング中、すでにステージ前には観客が詰め掛けてきて永ちゃんコール(!?)
編成は・・・・ベースのアキラ君(リーダー。白ボディーのジャズベースシェイプを使用。メイプル指板)、ドラマーのユウタくん(彼は初参加。大好物はキムチだそうです!)、いつもは変形シェイプの赤いモッキンバードを弾きこなすギタリストのタキクくんは今回黒のストラトキャスターを持参(ローズ指板)、紅一点のキーボーディストは1番人気トモコ嬢。2段積みローランドを使用、アルト・サックスはヨウスケくん、そしてリーゼントをバッチリと決めたサナダ氏が永ちゃん担当のボーカル。
「E.サナダです!ようこそ~!いらっしゃい!!皆さんを矢沢ワールドに誘います!」
オープニングはマイクスタンドを手に「サムバディズ・ナイト」
永ちゃんがワールドワイドに飛躍してから発表された、アダルトなロックチューン。
大人の男性の危険な色香を漂わせた力強い矢沢ロックを、ここで余裕シャクシャクにプレイ。
北海道の永ちゃんここにあり!とでも宣言しているかのよう。なんのなんの小樽にもマッツ率いる「Y-PROJECT」があるよ。もちろんサナダ&マッツは懇意の仲で同い年。今度は美唄と小樽の永ちゃんバンド・コラボレーションなんていうのも観てみたいな。(マッツも熱烈に希望しているよ)
ちなみに今回STAでテナーサックスを担当するミヤッチはボーカル・サナダ氏の経営している飲食店で食事をするほどの仲なんだそうです。「とっても美味しいよ」とのこと。
「皆さんこんにちは!改めまして・・・・・E SANADAです!!今日はちょっと早い出番なのでここ小樽でゆっくりと飲んで帰りたいと思います。本当に楽しい!サンキュー!いつもお世話になっております。ずっと観ているのもいいけど飲み物も食べ物も注文してね。皆ひとつになって~!俺たちを観たことある人も、観たことない人も、いくよ!いくよ~いくよ~!愛を届けたいけどいいかい?アイ・ラブ・ユーOK!」
けたたましきホイッスル炸裂。
大歓声沸く中、永ちゃんの記念すべきソロデビュー曲だよ。
スケールの雄大なる作品。
思い入れもひとしおでしょう。
誰の胸にも過ぎ去りし青春のほろ苦い思い出が蘇るパワーバラード。光るフレーズが散りばめられているギター・ソロも秀逸。
ベスト中のベスト・セレクションだあ。
ヒット曲ではないけれどもアルバム「永吉」に収録されているライブ向けのエキサイティングなナンバー「ゲット・アップ」
サナダ氏が颯爽と例のポーズをとって首のタオルを投げ捨てて、マフラー&上下のスーツと白で統一した衣装でこれまた白いストレート・マイク・スタンドをがっちりと握ってアクション。
アルト・サックスのソロ中にも、投げかける表情が永ちゃん風。
美唄にこれほどクオリティの高いバンドがいたなんて、目から鱗ですよ。
コブシの回し方までよく研究しつくしている。感心しちゃうなあ、全く。
「小樽のお気楽ライブ、はしゃごうぜ~!いつもありがとう!愛してるよ~!!」
観客から差し入れのビールをさりげなく受け取りMCも矢沢になりきっています・・・・「ロックンロール、もう一発いきます!」
お次はサード・アルバム「ドアを開けろ」から傑作「黒く塗りつぶせ」
強烈なるジャパニーズロック・エナジー。
雷鳴のSEがキーボードから発せられます。
白いジャケットを脱ぎ捨てて鮮やかなサテン地のシャツ姿に。
ここではハンドマイクに持ち替えてのボーカル。
「ボーカルのレベルを上げて」と歌いながらもミキサー方面にジェスチャーで指示。
全曲が永ちゃんのペンによるストレートでキャッチーな曲なんだけど、どれにも共通するのが琴線振るわせるコード進行とメロディ・センスだ。
「楽しい時間は、あっという間に過ぎていきます。小樽の街に感謝しようぜい!投げる物ある?硬い物はダメだよ!怪我の元。柔らかいもの。(笑)布製品。ティッシュを投げてもそのまま帰らないように!ロックンロール!止まらないha~ha!!」
貫禄に満ち溢れたこの曲は多くのファンが好む名曲。
ヨウスケ氏のサックス・ソロもバンドの中軸をがっちりと支えています。
サナダ氏はステージ狭しと再度左右に動き回りながら、コブシを握ってアクセントを要求しながらも握手攻め。
果てしなく、矢沢祭り一色に染まっております。
ここでまた白ジャケットを着こんでタオルも首にかけ直します。
「まだまだやりたい?」
ギターから「音もらおうかな・・・・」チェック完了後、怒涛のこれは予期せぬ選曲だ。
ハイハット・カウントから「ピュア・ゴールド」
喉が張り裂けんばかりのダイナマイト・ヴォイス爆発に大満足。
ばっちり何をやっても、永ちゃんカラーが薄まる事はありません。
ドラマーはベーシストと共に、ずっしりと重いビートを的確に継続し続けるんだからやっぱり只者じゃあない。
リズムアレンジがけっこうやっかいなんだけど、サラッとこなしちゃうんだね。
もちろん会場中、空中にはタオルやら手ぬぐいやらがポンポンと放り投げられて、小樽の夜はもうすぐそこまで迫ってきているのです。
BGMはリンダ・ロンシュタッドの「イッツ・ソー・イージー」
4,5:30~6:00
「ジャッカルズⅡ」
ジャンルはヴェンチャーズなどを繰り広げてくれた、この日唯一のインストゥルメンタル。
小樽からの出演・・・といっても先月の雪明かりの路にも出演していました。
男性4人組。
ドラム、ベース(去年の夏はジャズベース、サンバーストカラーのボディにローズ指板、ハードロックカフェのTシャツ着用でしたが今回はミュージックマン・スティングレイ。ナチュラルボディにメイプル指板。)、そしてツインギター(1人は3トーンサンバーストのモズライト。もう一人は愛器タバコサンバーストのボディカラー、メイプル指板のストラトキャスターを弾いています。3人ともに布製フェンダーストラップ着用)。
驚いたことに結成50年だとのこと!!
高校時代の友人や仲間達とで延々活動継続していたら、あっという間に半世紀を迎えたのだそうですよ!
バンドが長続きするコツを伝授させて欲しいものだ。
メッセージ「今や天然記念物になりそうなバンドです」
しかし、ヴェンチャーズ・カバーバンドの多い事。
大人バンドのライブ・イベントには,必ずといっていいくらいに出演していますね。
日本中に一体全体ヴェンチャーズのコピーバンドはどれだけ存在するのでしょうかねえ!?
おそらくビートルズと1,2を争うんじゃあないかなあ・・・。
それも当たり前といえば当たり前でしょう。
60年代前半、世界中に吹き荒れたエレキブームの火付け役ともいえるバンドなのですから、ヴェンチャーズを神のように崇拝するギター小僧たちがその後成長しても変わらず追いかけているという気持ちもいたいほどにわかります。
なんたって理屈抜きに「テケテケテケ~ッ!」で、皆やられちゃったんだからね(笑)。
「さあ!のったら手拍子をよろしく!!」
アニマルズの「朝日のあたる家」でスタート。
開巻からいきなりマニアも思わず唸っちゃうようなこだわりセレクション。
意外ですね、ここにこれを持ってくるなんてビックリ。
目の付け所が一味違うね。
どこまでも熱い連中です。
ストラト・ギターの方がMCを担当。
「ありがとうございました!え~みなさん、こんにちは。前のバンドの方達・・・・今の若い方はテクニックがありますね。凄いな。
私たちは平均年齢が68~9歳。なんとかこれからもがんばりたいと思います。よろしく!最後までいくぞ~!!」
2曲目は「さすらいのギター」
ザ・ヴェンチャーズ・ガールとして人気を博した小山ルミの大ヒット曲。
ヴェンチャーズは、歌謡界にも多大なる影響を与えていたのですよ。
私が中学生の時、友人達と海水浴キャンプに行った際、一日中、ビーチでこの曲が流れていたのを思い出しました。
つまりラジオやテレビ以外にも、海に山に街に車中にと夏の間中、どこへ行ってもひっきりなしに流れていたものです。
思わず胸がグッと熱くなるほどに灼熱の太陽が蘇る。
ステージでは往年のギター少年2人が、競ってノーキー・エドワーズ役を嬉々として演じています。羨ましい。
お次も過激だ!
メドレーで「バンブル・ビー・ツイスト」
これはロシアの作曲家リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」をアレンジしたもの。
ほんとうに蜂が忙しく飛び回っている情景が目に浮かぶようだ。
それを必死の形相でフレット上のポジションを目で追いかけながらのプレイ。
そりゃあ、ヘトヘトになったことでしょう。
しかし言葉少なに怒涛の疾走ライブを、最初に公言したとおり実現させていくのです!
それでもタイトなドラミングを後半でフューチャーして雄叫びをあげ見事に終演。
このバンド、去年の夏ライブではちょっと消化不良気味な面も見受けられたのですが、今回はそれとは比較にならないほどに、グッとまとまりがあって一体感を醸し出し成長の痕跡を覗かせています。
恐るべし4人衆、今も健在だ。
「次いきます!パイプライン!」
遂に出た!テケテケテケ・・・・ジャーラア~ン!といえばこれ。お約束の決定打。
焦らしに焦らした挙句にやって来た定番のギター・サウンド。
絶対に外せないビッグナンバー。
思い切りサーフィンやりたくなっちゃうね。ボードや波に乗るのって、とても難しいんだけどさ・・・・。
これ聞いたら、いつどんな時にでも、ハワイが目に浮かんできちゃって、今すぐにでも飛んでいきたくなっちゃう。
特に雪深い土地に生まれた道産子ならば尚の事憧れの島。
どのパートも耳に馴染みのある懐かしの旋律ばかりで、口づさみたくなるものばかり。
他のバンド・ギタリストも我慢ができずに、客席で自分のギターを手に一緒にフレーズをなぞっています。
その気持ちは、よくわかります。
あの熟年世代の肉体の(失礼)、どこにあれだけのヴァイタリティーが湧き出てくるのか?不思議です。
やっとたどり着いたラストは「イエロー・ジャケット」
序盤ではドラムのリム・ショットが主役。
ところが一転してインデイアン・ビートに豹変。
いきなり攻撃的なギターがコードを掻き毟って炸裂。
満を持して飛び出したのは、「待ってました!」とばかりのエネルギッシュなドラム・ロール。
ドンドンとまくし立て、スネアを中心に満面の笑みで叩きまくっています。
素早いスティックさばきが正確無比でお口あんぐり状態。
ギターがピックスクラッチ、スプリング・リバーブ、そしてミュート奏法など、古き良き時代の空気をそのまま運びこんでくれました。
磨きのかかったフィンガリングで、鮮やかに爪弾かれていきます。
軽快にワウペダルを駆使して、うねりまくるギター・スピリット。
ギタリストの教科書みたいなステージですね。
ベーシストも負けてはなるものか!とハイポジションにて見事なラインを描いて誇らしげに自己主張。
昔とった杵柄だけに、演奏しながら無意識に、ほろ苦くも甘ずっぱ~いバンドマン感覚が蘇ったみたいです。
MCも控えめのノンストップ・ライブ。
ダンスに興じるオーディエンスも5~6人からドンドンと膨らんでいきました。
観客席で大人しく観戦していた人々も、アベさんが半強制的に最前列フロアへと引っ張られていきました(笑)
次回ライブでは加山雄三、寺内タケシの曲も飛び出してきたりしてね!期待します。
****はい!ライブ・レポートのパート1はこれにて終了。まだまだ折り返し点ですよ。
続きはパート2でね~~!!****
妻がセブ島に行った際「メイド イン セブ」のシカゴものをお土産に買って来て!と頼んだのに「そんなのなかった」と言われてガッカリしたのは記憶に新しいところ、今回は台湾旅行に行ってしまった。
今度こそ「メイド イン 台湾」のシカゴ!とリクエスト。
でもまた、ないない…と冷たい返事。
だって私は唯一シカゴの台湾レコードを持ってるんだよ!と写真を送ってやった!さあ、どうなることやら。あまり期待してないけど…。
このLPは粗悪なコピーみたいな作り。しかもオリジナルは見開きジャケットなのに対してこいつはシングルジャケット。
7人の渋い内側ショットが、残酷にもリズムセクション2人しか写ってないという最悪なデザイン。あまりにも酷すぎるよね。
で、めでたく高校を卒業した娘は急に髪を染め化粧も服も派手派手に。
母がいないのをいいことに、さっき初めて彼氏を部屋に連れて来た!
こいつが娘の好きなジャニーズタイプなんだよなあ。
私が1階の部屋でベースを爆音で弾いてる最中に2人は2階の部屋へ。
でかい音でベースが鳴ってる間、父は入ってこないからなあ…😠。
それよりも今夜は娘の女友達3人が泊まりに来るんだとさあ!
18歳のギャル((^_^;)ダラけ…
ちょいハードなロックで歓迎してみようかなあ…😎
アコースティック・ギター(英: acoustic guitar 英語発音: [əkúːstɪk]… アクースティック…)とは、撥弦楽器であるギターのうち、より古典的な、楽器から直接音声を得るものを指す。ピックアップを備え電気信号を出力するエレクトリックギターに対して旧来のギターを区別するためのレトロニムである。狭義ではフォークギターのことを指し、こちらのほうが一般的な用法である。
標準で6本の弦をもち、指で爪弾くフィンガーピッキング、あるいはピックではじくピック奏法で演奏される。弦の振動および音波は楽器本体および本体内の空洞の共鳴を経て奏者や聴客の耳へ届く。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜
担当 key 時々cho
影響を受けたバンド
Chicago TOTO yes
ASIA EW&F
Bruce Hornsby
Dave Grusin
Greg Mathison
Billy Joel
Carpenters
Carnl King
70、80年代洋楽全般
char、godiego、shougun、大橋純子
邦楽も基本、70、80年代
使用楽器
YAMAHA MOXF8
最近の趣味
野球観戦
スポーツ全般見る専門
4月3日 おひつじ座
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