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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

なかなかにしぶとい冬将軍

2025-02-22 17:59:07 | リハーサル
はい、さてさて皆さま、その後いかがお過ごしでしょうか
2月は短い
あっという間に終わっちゃうよん
近所の排雪作業は終了
うず高く積み上げられていた雪山も消えて気分もすっきりした・・・・直後にまたもやしつこく豪雪の日々
振り出しに戻ってしまった
まあ、こうやって徐々に季節は巡る
帳尻よく積雪量も調節されていくんだね
うまくできているもんだ
子供の頃は雪が大好きで朝から晩までずっと外で遊んでいた
今が勘弁してほしいよね
一冬で雪投げに浪費する時間は総合でどれだけなんだろうか・・・・
と毎年考える
これも北国に生まれて者の宿命さ
でも私は北海道が好きです
ああ…今もまたパラパラと降ってきたよ・・・(´;ω;`)
外の景色を見るのが恐怖だ・・・・
残酷だなあ・・・・・
水たまりやや轍(今はあまり見かけないけど・・・・)、シャーベット状な路上環境だろうと春の足音やにおいを感じ取ることができてウキウキしてくるのは自分だけか・・・・


そんなわけでしてSTAは今月もアクティブに活動中
1度スタジオ入りしたのは前述の記事通り
で、2度目のリハに入る前に重要に任務があった

STAのチャーミングなキーボードレディとしてお馴染みアキ嬢
彼女が去年からFMラジオDJを担当しているのは最早お馴染み
夢の種という局内にある「マシェリ」という30分番組
毎週
金曜日の昼12時半から1時まで
再放送も挟みつつ元気いっぱいに頑張っています
何と記念すべき第1回のゲストがリーダーが光栄なことにマサだった
STAの事やらを色々と語った

第2回目は敬愛するシカゴの9月における来日公演の模様を2週にわたってお送りしました
8年ぶり来日
結成57年
ほとんどのメンバー達がニューフェイス
そしてフェスに参加と話題も豊富だった

今回で3回目のゲスト
来月STAがほぼ3年ぶりに復活する自主企画ライブ「リブレーション」のことなどがメイン
アッという間の収録

ミキシング担当のマキコさん、古着屋テン君、お世話になりました
放送は3月だよ
楽しみにね

収録も無事に終えてその後はモッチン、マサ、アキの3人で超久しぶりにコーラスの練習を行う
場所はバンド練習用スタジオのパーキング
真面目な連中でしょう((´∀`))
アキはミニキーボード、マサはカーオーディオ、モッチンは音源担当
今回のライブセットリストに沿ってコーラスのポイントをピックアップしながら車内で何度も発声練習
音源を繰り返し分析、歌詞や音階をテック
時間ギリギリまで熱心に歌う

その後、スタジオのロビーにてメンバー達と合流
JR苗穂駅すぐそばのスタジオ・クリーム
ここはSTA結成以来20年にわたって利用しているホームタウンのようなもの
オーナーとも気心に知れた仲
メンバー達は他のバンドでも拠点としている

今回はメンバー達の都合でいつもより1時間遅く予約
7人全員がめでたく集合

マサ、アキ、もっちん、トモ、ミツ、タカ、!そしてコバ!
ギターが鳴っているとやっぱり迫力や厚みが段違いなのは明白
ギタリストにもよるけどね
トモちゃんはスケジュールの関係上前半1時間のみの参加
それで彼女は十分だけどね
新しい相棒を入手したからひたすらに燃えているよん

美味しいホットコーヒーに舌鼓をうってセッティングしているメンバー2人
カウンターでのど飴を貰っているメンバーもいる
CDで流れているBGMでジャズ論を熱く語るものと様々
そこから三橋美智也、馬娘、牧場王とかの話に飛んじゃうのもお馴染み((´∀`))

スタジオでは前回忘れてきたセット表をマサが壁に貼り付け
定番の初期シカゴでマニアックに網羅
立ち位置決め
マサとコバちゃんの弦楽器コンビが隣り合わせ
譜面台、椅子やらをズラリと並べる
マイクスタンド、ケーブルを接続
チューニング、ウオーミングアップ、スコアとみらめっこ
談笑しながらも表情が真剣そのもの
音符をにらみつつ打ち合わせに余念がない

早速ゲネプロ風に演奏開始
マサが司会のイメージをさりげなく告げる
カウントを発して曲に突入
ボーカルやコーラスがちょっと弱いのでマスターの左右をちょっと上げてもらう

コバちゃんは前回のリハは残念ながらお休み
STAで演奏するのは去年の8月、小樽北運河サウンドエナジー以来
でもそんなブランクなんて全く感じさせない
ずっとSTAで弾いていたんじゃあなかったっけ??・・・と思えるほどの溶け込み具合
ミスもほとんど見受けられない
恐るべし才能
もちろん予習をバッチリとこなしてきた賜物
ユルユル感覚のなんちゃってギタリストとは雲泥の差
そんな奴はコバちゃんの爪の垢でも煎じて飲んでほしいくらい
ベルトーンもバッチリと決まった
ホーンセクションの連中も感嘆の声を贈った

そのまんまアキのピアノ旋律に導かれる形でお馴染みの2曲へ
永遠のスタンダードナンバー
何度やっても飽きの来ない感動のアンセム
ピアノ真骨頂
さっきまでコーラス練習をこなしていたので嬉々としてハーモニー
練りこみの度合いが半端ない
余裕と貫禄さえ滲みでてきた
素晴らしい完成度

3曲目はずっと棚上げされていたミディアムな隠れた名曲
この度ギターが加わったのでグッときちゃった
やはりギュイーンとくるギターのサウンドがキモ
チョーキングもアグレッシブにエモーショナル
泣きのフレーズがさりげなく差し込まれてきて鳥肌が立つ
前回の宿題だったアキ演ずる華麗なオーケストレーションの調べも見事の一語に尽きる
ただし、音量という問題点も発覚
それは調整すればなんとかなるだろう
これでまた一歩、ご本家に近づいた
後半に入るコーラスも美しい
オリジナルのスタジオバージョンではフェイドアウト
近年のシカゴを参考にブレイクのタイミングも忠実に再現
グッとくるね
ここまでこだわってやっちゃうバンドは皆無さ
コードの確認も怠らない
コバちゃんから逐一質問が出ると建設丁寧にかみ砕いて解説
時には音出し
小節数、リズムのアクセントも告げる

これで前半戦は一旦終了
間髪入れずに中盤
例の5つに渡る組曲
ノリにノッテきた
各自で苦手なパートが散見
でも回数を重ねるうちにそれらも克服の兆しが見えてきた

タカはトランぺッターが不在なので臨機応変にソプラノサックスで吹き込む
これも定番になりつつある
器用なメンバーばかりだから以前だと難しかった局面も難なくクリアしちゃう
頼もしい存在
ソロもクールにこなしちゃうしなあ
感動しちゃうよ
違和感もないし
ドラマティックでプログレッシブで変態チック
でも一度入り込んだら病みつきで脱出不可能
もうそんなあなたはブラスロックの虜
コバちゃんが中間のユニゾンでの連結部分がうまくいかない
そこのみ抜粋して取り組んだらすぐに理解してくれた
ここ、歴代のギタリスト達が苦慮していた部分
わかるような気がする
正に息を飲むようなシーン

後半戦
半分にカットした短い曲で雪崩込み
これもシカゴが最近披露しているテイク
ここまでやっちゃうSTA
ミツとマサはどっぷりと入り込んで採用
コバちゃんはこのバージョンは初
コードチェンジがうまくつかめなかった
2テイク目でオーケーのサインが出た
呑み込みが早いなあ
黙して語らず
有言実行の男気溢れる奴だ
ここでもみっちりとトレーニングしたコーラスワークが花開いた
実はサラッと通過しちゃう曲だけど奥の深い構成
緻密なコーラスは聴けば聴くほどに感銘を受ける
複雑に入り組んだ中に遊び心まで施されているし
これひとつをとっても王者たる所以だ
練りこみが必要だけに根性で取り組むぞ
エンディングではマサがネックを持ち上げてシャウトが目印
これもきついアクションながら責任重大

そのまま、残響音の中ラストコール
リフが炸裂
コーラスもこなさないとね
アキはタンバリンを打ち鳴らす
ちゃんとギターソロの後半ではワウペダルが唸りを上げる
それを合図にホーン隊が炸裂
大団円を迎えてジ・エンド

予備にサウンドチェック用の2分チョイな拷問ソングをプレイ
事細かいところもかっちりと
実のところ、中々にヘヴィーなんだけど誰一人として泣き言をはかない
涼しい表情を浮かべている
燃費の悪い全力疾走なブラスロックなんだよねえ
テンポも一歩間違えたら命取り
こんな恐ろしい曲をカバーするバンドは絶対ここいらには存在しない

ちょうど1時間経過で小休止
ここでトモちゃんは終了
お疲れ様でした

後半はアルトサックス抜きの編成で最後の総まとめ
時間いっぱいまで取り組む
もう完全燃焼

後片づけに勤しむ

ロビーに引き上げてからも和気藹々な雰囲気は継続
アキは眠たいから大あくび
外は再びの猛吹雪・・・・・・・

そういうわけでして23日
恒例の小樽公会堂・雪明かりの路
3日間にわたる音楽イベント
全42バンドが出演
そのど真ん中の日曜
オオトリが我らがSTA
最多出演記録も絶賛更新中
期待を裏切らないパフォーマンスを確約しますよ
夜8時半から9時まで
一同、心よりご来場をお待ちしております
よろしくね!!!






































































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