THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(ソウルジパング 編)PART,1

2024-07-06 14:20:48 | Live Set List

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****


地元・札幌からの出演で
12:20~12:45
「ソウルジパング」
洋楽DISCOが中心
それも70~80年代に一世を風靡した超絶なるスタンダードのダンス・ナンバーがこれでもかあというほどに網羅
どうだ、参ったかあ!!((´∀`))

さてさて、早いもので,あっという間に3番目のバンドが登場だ。
序盤戦には勿体ないくらい・・・・
この日の11バンド中、ピカイチに派手で賑やかで華やかなバンドが満を持して現れたよ。
8人編成の内、プレイヤーが4人、ボーカルが4人だ。

ジャンルは古き良き輝ける時代よ、もう一度とばかりに、コテコテのイケイケ洋楽ディスコ・サウンドで一大網羅。
黄金の全6曲は、誰もが知っている、超スタンダード・ナンバーばかり。
どうですか!?
素晴らしいでしょう!!
そうと聞いたら、もうすでにワクワクドキドキと胸がときめき、居ても立ってもいられなくなってきたでしょう。
実際の話、名物ダンサーのアベさんにとって最大の目玉がこのバンド。
ピカ一に目立つ踊りで、他を圧倒するほどに気合が入っていた。

で、ソウル☆ジパングのメンバー達は、その音楽性を反映してかギンギラに色とりどりの衣装で身を固めています。
各自が原色のアフロヘア―を被り、煌びやかなサテン地やスパンコールの服装でこれでもかあという勢いで迫ってきます。
(写真参照)
それだけでは飽き足らず、メンバー直々に観客席の最前列中央に歩み寄って猛アピール
「アフロヘアなどの小道具がここにまだたくさんあるので、どうぞ遠慮なく被るなりしてご利用ください。」
早速、オーディエンス達もアフロヘアを、バッチリと決めて意欲満々で構えている。
(アベさん他・・・・が被っている!)
もうねえ、演奏開始以前に、そのルックスや佇まいにやられっぱなし。
圧倒的なる存在感。

このバンドを見るのは3回目なのですが、いざ蓋を開けてみたらば相も変わらず顔見知りの連中ばかりでしたよ。
(一昨年9月4日、日曜日の樽川神社平和祭り屋外ライブ、去年9月10日の日曜日フレンズ81ルアレルヴァ以来、つまり十か月ぶりだ)
皆、頑張って多方面で活躍しているんだねえ、と感服した次第。

まずは最初に出会ったのが麗しのハルコちゃんだ。
あれれ?
つい最近も、別のイベントで白熱のセクシーパフォーマンスを繰り広げたばかりでしょう!?
この日もギンギラ・ミュージックで大貢献するのだそうですよ。
超絶技巧派のテクニックは折り紙付き。
それでいて柔和で温厚な人柄は誰からも愛されています。
応援団達もハルちゃんをエスコートしながらも、しばし楽屋前にて立ち話。

もう一人、自らマサにご挨拶にみえてくれたのが、ギタリスト、オオノさん。
彼とも以前には何度も対バンを組んだよね。
最も印象に残っているのがバッド・バッツ。
筋金入りのハスキーなパワー女性シンガーを全面にフューチャーした、通受けするもの凄く渋いバンドだった。
ちなみにSTAのアキとも「家入レオ」カバー・バンドで一緒だったそうですよ。

リードヴォーカルのダンスマン風なレオ君。
彼は会うたびに違うバンド出演だから、毎回私は混乱をきたすのだ。
それも、ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃうんだからねえ。
プログレ、ブリティッシュハード、サザンロック、ヘヴィメタル、ヨーロピアンロック、AOR、ハードブギ・・・・そして今回だもんなあ。
まだまだ一杯隠し玉があるんだろうなあ・・・。
ワーカホリックミュージシャンとは彼の事。
心底、バンドや音楽、ライブが好きなんだろうねえ。
そうでなければ、とてもじゃあないけれど、こんな離れ業はできません。
同じジャンルでいくつも掛け持ちしている人はけっこういるけれど、レオ君は多方面にわたる。
驚愕の猛者さ。
ルックスも別人。
正に1000の顔を持つ男を地でいっている。((´∀`*))

そんなわけでして、ツワモノ軍団の紹介をば・・・・。

いつでもどこでも常にチャーミングな笑顔を絶やさない茶色いアフロヘアのハルコちゃんがキーボードを担当
(トレードマークのローランド06。
専用のスタンドと共に真っ白。
青いミニドレスを着用)

ヘルプのドラマーはニシムラ・ズンズさん
(何と、ハルちゃんと同郷の静内出身。
茶色のアフロヘア姿)
胸には
パールのロゴが燦然と輝く黒Tシャツを着用

ギターは青のアフロヘア―がお似合いのオオノさん
(トーカイの愛器ストラトキャスターを使用。
まばゆいばかりに輝く銀色のボディカラー。
ローズ指板)
足元にさりげなく置かれた、ボード上のコンパクト・エフェクター群が、やたらと目を引くなあ。
背中には「鮭魂」の男らしい殴り書きが施された黒Tシャツを着用

ベースはヤマハのアティチュードを使用。
木目のボディカラーを使用のアラヤシキ・アキラくん。
舞台の袖で直接本人の許可を得て確認済み。
(ローズ指板。
茶のアフロを装着)

リードボーカリストとしてセンターフロントにて構えるのは、もみあげを蓄えたレオくん。
銀色のジャケットはどこで入手したのか今度聞いてみようっと!((´∀`*))
(黒のアフロとペンダント、丸い黒サングラスを着用。)
ちなみに扇子の担当カラーは水色((´∀`*))

華麗なるコーラス・ガール・トリオは・・・・
眼鏡姿のジャニス姉さん、ゾルバ姉さん、タンコ姉さんとゴージャスこの上ない。
もちろん各自が赤、金、紫のドレスで妖艶に迫ってくる。
アフロヘアも3者3様
目にも鮮やかな赤いハイヒール、黒のブーツ、サングラスなどで個性を発揮
自己主張も怠らない
頭上高く激しく左右に振るピンク、オレンジ、白のバブリーを彷彿とさせる扇子も強烈だったなあ。
(ジャニスさんはマサが勝手にジャニス・ジョプリンから命名してると思い込んでいた
するとナホ子ちゃんからの情報でジャニス・イアンもだよ、とのこと。
目から鱗状態だよ!!)

とまあ、ずっと不動のメンバー構成を誇っているのだ。
鉄壁の布陣で臨みます。
コンビ―ネーションもバッチリ。

マサとは中学校1年生の同級生(といっても1学期のみ・・・・)
ハロウィンのTシャツを着こんだナホ子ちゃんも応援に駆けつけてくれた
ジャニスゾルバの両レディ、レオくんとも顔見知りなんだそうだよ
(ベーシストのキョウ子ちゃんをマサはナホ子ちゃんに紹介した
世代も近くスージー・クアトロという共通項があるからねえ
やはり瞬間で意気投合していたもん
狙いは的中!
これもライブイベントならではの醍醐味だねえ!!)


それでは、前置きが大変長くなりました。
既に焦れている輩もチラホラ。
そろそろ参りましょうか!?
ノリノリな全6曲中、私が去年見た時よりも半分の3曲が新曲!
温故知新の豪華絢爛なる「ソウル☆ジパング・ショー」のはじまりだあ!!
(尚、ライブレポート中には、一部脚色も含まれていることをご理解の上で、お読みくださいませ!)

早くもステージ最前列中央というVIPポジションをキープしたアベさんはノリノリモードへと突入


司会進行役のハルカちゃんが元気いっぱいにアナウンス
それに導かれる形でジャニス姉さんがMC
「はい、皆さん、こんにちは~!!」
さすがに1曲目は、もうこれっきゃあないでしょうよ。
息の根を止めるべく、ソウルフルな必殺技のロマンティック・メロディが軽快に炸裂。
「シー・ワークス・ハード・フォー・ザ・マネー(ドナ・サマー)」
邦題は意味ありげに・・・・「情熱物語」
同名のアルバム1曲目に収録
1983年5月27日にリリース
アメリカビルボードR&Bチャートでは堂々1位を獲得
日本でも数多くのミュージシャン達がカバーがしているネ
毎度毎度のキラーチューンで、すべての観客のハートは一瞬で鷲掴み。
ああ・・・ディスコ・クィーン・サウンド炸裂の瞬間。
最早お馴染みの古典だね。
荘厳なるシンセサイザーによるインパクト抜群のイントロから始まる振り付けが効果覿面に彩られる。
シンプルでタイトでストレートなリズムセクションの存在感もバッチリ。
片手を腰に当てる仕草で前に伸ばすという伝説のアクションだけでもうやられちゃう。
このスィートでキレッキレなパフォーマンだけで、息も絶え絶え・・・。
だって仰々しくも悩まし気に訴えかけてくるんだよ。
迂闊にも、ちょっと、感動しちゃったさ
ハスキーヴォイスでバイブレーションの様相を呈してる。
バッキングがドラマティックに楽しく轟いた途端、夢中になってしまった。
ほとばしるダンサンブルでスムーズな無限大の分厚いエネルギー。
ああ・・・ミラーボールがぶら下がってクルクルと回転していたならば、パーフェクトなエロティック・シチュエーション。
豪快なる大野くんによるギター・ソロもいい仕事をしています
それでも十分に会場内は、情熱がほとばしる最高のクラブと化していた。

「こんにちは!
ソウルジパングです!!」

息つく暇も与えてくれませんね。
鉄は熱いうちに打て、とばかりにドンドンと過熱気味。
オーバーヒートの活況を呈しています。
間髪入れずに2曲目
「怪僧ラス・プーチン(ボニーM)」
ヘヴィーなドラムフィルはあのコージー・パウエルがソロでヒットした「悪魔とダンス」を彷彿とさせる(ひじょうにマニアックな解説で恐縮ではありますが・・・(-_-;)
そこから中近東風なフレーズが追随
これが思いっきりと功を奏した。
イギリスでは最高ランキング2位を記録
日本でも大ヒットしたし、今も世代を問わず、人気があります。
西ドイツ出身の男女混合ボーカルグループが1978年に放ったシングル曲。
「ロシアの偉大なラブマシーンと呼ぶ男」への賛歌
(因みにこのステージでラストを飾る曲のジンギスカンがデビューするきっかけとなったことでも知られる)
海外でもヒットしたが、日本では格別に愛されたブレイク曲。
飛ぶ鳥を落とすがごときだった。
一世を風靡したもんなあ((´∀`*))
ここで披露された曲目中、最も知名度が高い曲はこれではないでしょうか。
老若男女問わずに親しまれている、程よき甘くとろけるポップテイストの血湧き肉躍る激情型ミュージック。
「OOH!OOH!!OOH!!!♪」
はじけまくりの一生懸命さが最大の魅力。
バンド名やタイトルを知らない人でも、この曲を聞いたら思わず膝を叩くことでしょう。
レオさんも勢いそのままに、嬉々として特徴的なシャウトをしながら演じ切っています。
コーラスガール達も一瞬たりともジッとすることなく、腰振りながらも自己主張。
どこに目を向けていいのやら、フロアでは嬉しい悲鳴状態。
安定感抜群で天下無敵なアレンジのバックバンドはいぶし銀のごとく、的確なるアンサンブルでボトムラインを支え続けています。

3曲目は「君の瞳に恋してる」

出た!

この曲くらいライブイベントで演奏回数の多い曲はないでしょうね。

ずっとその記録は破られずに更新中。

どれだけのバンドが取り上げてきたことか・・・・。

ソウルジパング、お前もか!?といった感じ

しかも必ずオーディエンスが一体となり輪になって盛りあがるのだ。

冷静になって・・・・・曲の解説です(笑)。

実はこの曲の発表はかなり古いのだ。

1967年4月にリリース。

オリジナルはフランキー・ヴァリのソロシングル。

彼は往年のコーラス・グループ「4シーズンズ」のシンガーだ。

アルバム「the 4seasons present frankie valli solo」に収録。

ビルボード・ホット100誌では同年7月22日に最高ランキング第2位を獲得。

数多くのカヴァーが今この瞬間も世界中で生まれ続けている。

親しみやすくも愛らしいメロディラインが秀逸。

それは国境をも軽く超越しているし。

その中で一番有名なのは、やはり1982年12月6日から3週連続日本オリコン洋楽シングルチャートで1位を記録したボーイズ・タウン・ギャングでしょうね。

ディスコ調のアレンジが大当たりして、大体のカバーバンドはこのテイクを迷わず参考にしている模様。

以前に対バンした「ユーリーズ」ももちろん例外ではなくカバーしていたでしょう。

それは大正解の選択だ。


以下はパート2へ続く…









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