THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

大沢誉志幸 (そして僕は途方に暮れる)ETC…

2019-09-19 21:46:11 | free form space

NHKって、今もプロ歌手の出演オーディションはやっているのかなあ?
以前はいくらめちゃくちゃに売れてヒットを連発しているアイドル歌手でも、これを通過できないとNHKには出演できなかった…。
1981年に楽器機材の裏方仕事でNHKに私が行った時のこと。
そのスタジオ内では、審査を受ける為に次々とマイクの前で自ら番号を告げてから、にこやかなアイドルが派手な振り付けで歌ったり、着物姿の演歌歌手がコブシを唸っての熱唱!
で、スタジオど真ん中には5つの新人バンドがスタンバイ!1曲づつプレイ。
この連中が今から思えばもの凄い顔触れ。
大江君、花田君の明太ロックのルースターズ、
「嵐の金曜日」のハウンドドッグ。
「ジャストビコーズ」のJウォーク。
ポップにはじけた「シュガーはお年頃」のスターダストレビュー。
そして、この中では一番知名度が低い「クラウディ スカイ」
なんまらかっこいいバンド名だけど、「僕は蝉になりたい」というやたらに変なタイトルの曲しか私は知らなかった。
結局このバンドは全く売れず、この年に解散してしまったんだけど…。
でも、彼らのプレイがこの日、一番インパクトあった。
いきなりボーカルが「NHKのオッサン!俺たちの熱い魂を感じてくれ!」と爆音イントロにのって暴れまくりのハスキーシャウト!
ギタリストは大江千里みたいなルックスなのに、テクニックがハードでもろにリッチーブラックモア!ギュイーン!!
そのボーカルはミックジャガー並みのアクションを決めまくってエンディングではひっくり返ってしまった!
な、な、なんだあ??!このバンドは?
そのボーカルこそ、大沢誉志幸君だった。
やはり、この時も他のメンバーの中でも際立ってたもんなあ。
私と同い年で、身長も同じくらいだった。唇が厚く眼光は鋭かったし。
その後、ソロになってからも沢田研二らへの楽曲提供で大活躍。溢れ出る才能をフルに発揮。
自身の代表作品は銀色夏生とのコラボで「そして僕は途方に暮れる」

ちなみに、ハウンドドッグは前夜に焼肉を食べたらしくて、やたらとニンニク臭くない?と気にしてた^_^!
やっとブレイクして紅白に初出場することになっても選曲に妥協せず突っ張って辞退したもんねー!バブルガムブラザーズが代打で出場したけど。
食堂ではスターダストレビューのメンバー達は緊張してたのか、無表情で口数少なく食事してたし。
皆、紆余曲折を経て今も現役なのは素晴らしい事ですね!!

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