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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,202 小樽浅草橋オールディズナイト20(ちむどんどん編)

2023-08-04 04:05:17 | Live Set List



10,ちむどんどん
16:50~17:20

会場内に流れているBGMはアバで「ギミー・ギミーー・ギミー」
ミッシェル・ポルナレフ「愛のコレクション」

そして満を持して舞台に上ったのは、札幌から小樽は初の登場となる彦ちゃん率いるバンド。
私も見るのは2回目だから、とっても興味津々楽しみにしていた。(初めてライブを見たのは、今年1月21日の土曜日にSTAキーボードのアッキーが主催した小樽ゴールドストーンのマ・シェリ・ライブ・イベント!)
と、いってもこの日が3回目のライブらしいけれどね(;^_^A。
前回は三線のチューニングにそうとう辟易したそうだ・・・。
なんたって三線歴は楽器を購入して練習をはじめてからを、まだ1年も経っていなんだとか・・・・。
無謀すぎる・・・・((´∀`*))
まあ、大したトラブルもなく何とか終えたのはさっすがだ!!

さてさて、この男がまたまたやってくれました。

ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、ライブイベントの雰囲気が全然違う。
そのくらいに有名なる名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう。
そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

マサと彼とは、もう18年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにSTA、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そしてお互いに、壮大なる夢を語り合っては切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに対して、彦は膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなどを行いつつも、長年交流を重ねているのですよ(今年のイベントでも対バンが目白押しさ!)。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。
バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど刺激を与えあっている。
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 
一昨年、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた。(VOは元パープル・ブリンガー、ショックスのトミーだ!)

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成しているようなことは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた(クリーム、チャーのコピーバンドなど。今後もレディシンガーをフューチャーしたジャパメタを披露する予定。そのためのリハにもそろそろ取り組むようだよ。
一時たりとも歩みを止めようとはしない)。

で、今回のバンド・・・・・演奏技術の成長したその姿を、早くも見れるだけに期待感で一杯だよ。

彦ちゃんの貴重すぎる三線が聞けるのは本イベント目玉の一つ、と司会進行役のサイトウ氏も語っていましたよ。
結果かい?・・・・もちろん全てが想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。
フェイスブックで予告していた、ヒコちゃんのメッセージに嘘偽りはなかった。
いやはやなんとも大した連中だ。
心底に感服しちゃった。

それはともかくも、 このバンド名を聞いたら即座に、ピンとくるよね。
去年、話題になった朝ドラのtitle。
かくいう私も全編にわたって見ちゃいました。
で、ヒコちゃん、キョンキョン、タッキーは南国含めてそうとうの沖縄通ゆえに、旅行にいって写真撮影もしてきた。
タイムリーなことにニューバンドの発想を得て結成に至ったというわけだ。
目の付け所が鋭い。
しかし、その行動力には脱帽。
誰でも夢や構想は描くもの。
そりゃあ、簡単なことさ。
でもヒコちゃんは、いともあっさりと実現しちゃうんだから。
典型的に圧倒されちゃう有言実行の行動派とは彼のこと。
まさか、こんなにもはやく現実化するとは。

いざ、蓋を開けてみたらば、お馴染みの連中がズラリだったけどね((´∀`*))
浅草橋では常連の顔触れ。
心強き結束の固いヒコファミリー。
そして特筆すべきは麗しの歌姫。
彼女の加入は今後の大きな武器となりえることでしょうよ。
歌唱力はもとより、存在感とルックスを含めてね。
羨ましい限りさ。

「蝦夷紫」・・・・沖縄繋がりでジャンルこそ違えど、これまた新鮮なサウンドを展開してくれた。
そしてこのバンドにも、思いっきり乞うご期待だ。

その前に8人からなるメンバーの構成を・・・・・

リーダー&ギター&三線・・・・先に出演したテイクオフに引き続きのヒコちゃん(愛器シェクターのブルーボディカラーを使用。ローズ指板の。白いハット、黒いサングラス、白Tshirt、ペンダントに青のアロハシャツ姿)
ボーカル・・・・ニシコちゃん(な、な、なんとSTAシンガーのアイちゃんとは懇意の仲でハグまでしていました!
水色のレイと髪には花飾り)
ギター・・・・ノブさん(フェンダーのストラトキャスター。
キャンディアップルレッドのボディカラー。メイプル指板。黒ハットに赤いアロハシャツ。
shirt、パンツ、靴は白)
ベース・・・・ホリくん(YAMAHAの5弦。ナチュラルボディ。ローズ指板。フィンガーピッキング。赤いアロハシャツ姿)
ドラム・・・・ミヤシタくん
キーボード・・・・ヒロくん(YAMAHA MONT-BELLを使用。オレンジ色のアロハシャツを着用)
コーラス&鈴・・・・キョンキョン(水色のレイと髪には花飾り)
コーラス&アコースティックギター・・・・タッキー(黄色いハットが可愛い。
黒いサングラスとグリーンのアロハシャツ姿)
という鉄壁の布陣だ。

ヒロくんはお馴染み、先に出演を果たしたTAKE OFFのオリジナルメンバー。
紆余曲折を経て、久しぶりにバンド活動に復帰したんだから嬉しい限り。
この日も早くから会場入りして客席にて早速マサ、アッキーと談笑。
それはいいんだけど、楽器をケースに入れないで裸で抱きかかえるのは精神衛生上よろしくないのではないかい!!??(;^_^A
何かあってからでは遅いよ。
ただでさえ高級品なんだからねえ・・・・。
コーラスコンビはアズマッシーズ、そしてこれまた先に出演していたシュガーレスの活動で有名。

全員が白を基調とした思い思いの赤や青のアロハシャツを着ての登場。
(ライブ後、ギターのノブさんは楽屋に紙袋入りでこのシャツを忘れてしまい慌てて戻ってきました‥‥(-_-;)

それでは前置きがたいへん長くなってしまいました。
折り返し点です。
そろそろ本編に参りましょうか。

華やかに「海の声」で幕開け。
オープニングにはもってこいだ。
「浦島太郎(桐谷健太)」名義のシングル。
2015年7月31日に配信。
album「香音~KANON~」に収録。
アイチューンストア&レコチョク&カラオケランキング共に見事1位を獲得!
当時は連日放送されていたコマーシャルソングで人気沸騰していた。
作曲はBEGINの島袋優。
三線は桐谷本人が演奏している。
だからこそ、ここぞとばかりにヒコちゃんもメラメラと燃え上がるものがあったことでしょう。
頑張っていたもんなあ。
皆さん、じっくりと癒されてください。
和気藹々の和やかムード満載でステージは進行。
オリジナルでは男性ボーカルなんだけど、ニシコちゃんが歌っていても全く違和感がなくって素晴らしい。
どんなタイプの楽曲にも、余裕で対応できる実力派。
自然に己のモノとして消化できる才能に恵まれているんだねえ。
彼女はバンド体制でも活動はここが初の体験らしいよ。
でも、ゴスペルシンガーとしてはそうとうに有名らしい(アイちゃん談)
どうりでなあ、その澄み渡る発声から堂々とした佇まいにと全く申し分なしさ。
ホッコリ気分で掴みはバッチリとオーケー。
良かったね。
無事に開演でき、メンバー達が安堵の表情を浮かべていたのが印象的。


ヒコちゃんがMCも兼任
「((´∀`*))
ちむどんどんでございます。
よろしくお願いいたします。
沖縄バンドをやりたいということで、三線を募集したんだけど、誰もこなかったんだよね・・・。
それならば言い出しっぺの自分が弾くしかない、と言うことで三線初心者のク
ドウヒコイチと申します。
特訓の成果やいかに・・・((´∀`*))!?
連日の厳しい猛暑の中で、南国・沖縄の暖かいメロディに酔いしれてみませんか。
というわけでして、次の曲・・・・・島唄」
THE BOOMの代表作品。
1992年1月22日発売のアルバム「思春期」に収録。
作者の宮沢和史は「坂本九の上を向いて歩こう、のような曲を作りたかった」と後に語っている。
琉球音階などの要素を取り入れたこの鎮魂歌には、沖縄方言version、東京弁versionなどがある。
当初は沖縄の人間でもないのに真似事している、とか沖縄ブームに便乗しているとかの批判にさらされるも、テレビコマーシャルの起用、喜納昌吉やビギンの比嘉栄昇らの励ましメッセージにより宮沢は奮起する。
アルゼンチンでのカバーが大ヒット、サッカー2002年日韓ワールドカップ・アルゼンチン代表チームの応援局への起用、紅白への出場と人気を博し150万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。
一種独特のリズムやハーモニーも絶品。
忠実に再現していますよ。
そうとうにリハーサルしたんでしょうね。
フェイスブックにもその状況をヒコちゃんがアップしていました。
ヒコちゃんもいつの間にやら三線からエレキギターに持ち替えているではないかあ!?
後半ではドンドンとテンポをアップしていき、盛大なるお祭り気分で華やいだ。
こいつは盛り上がる事、必至だあ。
シンセサイザーの効果も憎い演出力。

「はい、今日のヴォーカルは去年から探していて遂に見つけた新人のニシコちゃん!!
まだ歌のキャリアは10か月ぐらいの初心者・・・。(とてもじゃあないけど、そんな風には見えない)
僕の件は置いといてね((´∀`*))」
ニシコちゃんにMCはバトンタッチ
「朝から私は緊張しすぎて、歯ブラシに洗顔フォームを付けてしまいました!!(あるあるだね・・・・俺も以前に一度だけ寝ぼけ眼でそれをやらかしたことがあるよん)」
ヒコちゃん
「それでも歯は綺麗になるでしょう!
次は老若男女問わず誰もが知る、あれですね‥‥ビギンで・・・・舟唄?・・・・島唄??・・・・あれ!?違った??かな??・・・・・島人ぬ宝」((´∀`*))
沖縄の本土復帰30周年に向けての23枚目シングル。
2002年5月22日発売。
album「ビギンの島唄~オモトタケオ2~」に収録。
オリコンチャートでの最高順位は47位だが、1年以上の60週ランクインというロングヒットを記録。
これはテレビのドキュメンタリ―番組でも放送されていたね。
石垣中学校の生徒たちに島への思いを書いてもらい、それを参考に繋ぎ合わせて比嘉栄昇が故郷のために作詞したもの。
沖縄では超メジャーな島言葉を使ったスタンダードで多数のアーティストにカバーされている。
幼いころに思い描いた、大切な懐かしい原風景が蘇るイメージさ。
沖縄県博物館長はこの歌に触れ「島人としての宝は誇り、それを支える歴史・文化、それを育む雄大な自然」と記している。
壮大なる海、空、風・・・・。
今では沖縄中の卒業式で歌われるほどに。
特徴あるイントロからカラッとした雰囲気満点な三線の音色が心地よく響く。
その印象的なフレーズにのって、タッキーが口笛と合いの手を入れる。
三線と歌がまるで会話をしているようなバランスが、国境を越えて多方面の人々に愛されている。
後半ではドンドンとテンポアップしていき、華やいだ雰囲気でエンディングを迎えた。

タッキーにMCはチェンジ
「ヒコさんは三線が弾けない、なあんて言っていたけど今日はちゃんと音が出ているね。」
そのヒコちゃんにMCを受け継ぐ
「学習して、皆に迷惑をかけないようにしてきたさあ。
そうしないと死んでも死にきれないしね・・・・」
「え!?・・・死ぬの???・・・」
「いや、いつかは皆も死ぬでしょう」
「まあ、死ぬ話はやめましょう。
次は‥‥涙そうそう」
作詞・森山良子、作曲・BEGIN。
titleは「涙がポロポロこぼれる様子」である。
多くのカバーがあるけど、絶対にここではニシコちゃんにジャストフィットするべく「夏川りみ」のテイクでしょう。
日本の歌百選にも選ばれている。
調はへ長調。
ヒコちゃん、シェクターギターにカポタストを装着して意気揚々とイントロを爪弾きだした・・・んだけど、あれ!!??忘れちゃった・・・
ストップしちゃったあ・・・・((´∀`*))
気分を切り替えて再トライするも、またもやミスってしまいストップ。
おいおい・・・・大丈夫かい・・・・。
それでも、どうにかこうにか弾きはじめてやっと歌に入った。
キョンキョンの控えめな鈴にも、憂いが漂っていて効果覿面。
タッキーもツインコーラスで彩を添え、ニシコちゃんを好サポートする。
心を揺さぶる歌詞、ノスタルジックな旋律、美しい情感の込められた柔軟な歌声と、三位一体。
ここではじっくりと聞き入って魅了される、というのも一興。
甘く切なく感動のあまりにグッと琴線が震えてくる。
ヒコちゃんはギターソロをガッツリと決めた後、写真撮影に興じるほどの余裕をぶちかましているではないかあ!!??((´∀`*))

「ありがとうございました。
三線歴10か月でうまく弾けたと思ったら、エレキギター歴40年でも間違えちゃったね。
三線を褒められ、調子にのっていたらバチが当たったさ。
三線は弦が3本しかないんだけど、フレットがないから難しい・・・って苦しい言い訳ばかり言ってるね。
ステージには恐ろしくも意地悪な魔物が潜んでいるんだ。
もうね、これでね、思い残すところはね、ないね((´∀`*))。
沖縄の歴史を紐解いてみたらアメリカが攻めてきて戦争やら、どうしたこうした島唄なんかにも色々と深い意味があるんだけど・・・・・
この際、豪華な沖縄の宴に招待しましょう!
よろしくお願いします。
最後の歌は元気いっぱい目立ちまくってハードにいこう!!
ダイナミック琉球!!」
イクマあきらの作品
琉球大学・土木工学科の創立50周年の記念で生まれた曲なんだそうです。
「琉球ルネッサンス」という組踊絵巻の応援テーマソング。
2009年にリリースされた同名タイトルのアルバムに収録。
ラストでは、ひじょうにマニアックで異質なナンバーを持ってきたものだ。
でもこのポジションは大正解!!
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るご機嫌な極上ポップスが飛び出してきた。
ドラマティックなキーボードの荘厳な響きに導かれる、出だしのソロパートがどれだけうまく歌えるかが最大の見せ所。
渋く絡みつくギターソロと、その後のリズミックでヘヴィーな大合唱も力強くよろしくね。
アップテンポで勢いそのまま、情熱的な熱唱への雪崩込みにバカ受けは必至。
ニシコちゃんの凛とした声質と張りのあるカッコいい声量はグッとテンションを上げてくれるね。
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね。
いい汗をかけたようで笑顔も素敵だ。
大団円で、本当にお疲れ様でした。

****あとは残すところ10バンドのみとなりました。
HEY THERE EVERYBODY!
ARE YOU READY
HERE WE GO!!****
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