「鬼滅の刃」が大ヒットしてますね!
もはや社会現象だ。
個人的には今月から始まった 「第3期おそ松さん」、そして同じく「第3期ゴールデンカムイ」の放映も嬉しい!
その「ゴールデンカムイ」
作者の野田サトルさんは北広島出身。
だから思い入れたっぷりにとても力の入った作品に仕上がっている。
ストーリーは明治末期の北海道!
アイヌの砂金を奪った男が網走監獄の囚人達の身体に隠し場所の暗号地図を入れ墨にして記入。
彼らが脱獄し、それを追う者達。
アイヌの少女、元陸軍兵士に軍隊、脱獄王、占い師、そして新撰組‼️
アイヌ文化に雄大なる自然や動物や北海道ならではの料理、狩猟法と盛り沢山。
この話、何処かで読んだ事があるなあ…と思っていたら、何と漫画の神様、手塚治虫先生が発表した「シュマリ」だった。
実際に野田サトルさんもインスパイアされたとの事。あくまでパクリではなくヒントになったらしい。「シュマリ」も
函館戦争で榎本武揚が軍資金を砂金にして隠した。その場所を部下の1人に入れ墨で託した…と話の流れがそっくり。
やはりそれを手に入れる為に次々と現れる曲者たち。
その砂金で王国を作り北海道を我がものにしようとする者までいるのも似てる。
更にはこちらにも新撰組の土方歳三が登場するんだよね!
手塚治虫先生がこの作品を発表したのは傾いた虫プロの再建期。
子供向けから大人向け漫画にシフトチェンジを図っていた頃。
この時代はまだまだアイヌに対するリサーチが難しくほとんど協力してもらえなかったそうだ。
手塚治虫先生は一回きりの北海道取材でこの壮大なる作品を書き上げた!やはり天才だ!
「シュマリ」はよほどのマニアでなければ記憶に残ってないと思うけど、私はあまりにも面白くて再び一気に全巻を読んでしまいました!
これ、アニメか実写化して欲しい。ゴールデンカムイとは全く方向性が違うから大丈夫。今ならば絶対にヒットするよ!
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