2016,9,25(SUN)
ススキノ・ライブハウス「ホット・タイム」にておこなわれた
S・T・A自主企画ライブ・イベント「リブレーション38」のレポート。
去年の春先に琴似ライブ・ハウス「バーン」にて開催したのを最後にお休みしていた「リブレーション」をこのたび満を持して復活。
めでたく38回目を迎えることができました。
再開のきっかけは各方面より「次はいつやるの?」と度々問い合わせを受けていたためで、重い腰を上げた次第です。
そして場所として選ばれたのが、これまた超久しぶりのホットタイム。
もうやるからには、ここしかないでしょうよ!
ケネス氏&チエさんもずっと待ち焦がれていた御様子。
出演バンドも全てがリブレーション初参加の新鮮なる面々。
もちろん、気心の知れたいかした仲間達ばかりですよ。
これで盛り上がらないわけがないでしょ。
誰だ!?この日はあちこちでライブが行われているから動員は厳しい・・・・・なんてほざいていた奴は!
序盤から会場を埋め尽くしたオーディエンス。皆さん、途中で帰ったりせずに最後までとっても楽しんでいただけたようで大成功でしたよ。
ありがたいことだ。
それもそのはずさ。ゴージャスなサウンドが次々にバッチリと繰り出されるわけだからね。
さあ!秋の気配がジワジワと感じられる今日この頃。
晴天だけど心地よいライブ当日。
PM3:30,早々と会場に到着した主催責任者のマサはミキサー担当のコデラさんと丁重にご挨拶(お世話になるのは今回で2度目)。
タイム・テーブルを手に綿密なる打ち合わせを済ませて早速セッティング開始(穴場のパーキングも教えていただきまして大助かり)。
続々と会場入りするミュージシャン達。
一気に場が華やいできましたよ。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・・そしてライブ・バンドの秋だあ!
というわけで、進行役のマサが効率よくリハの段取り決め。
順調にスケジュールをこなしつつも開場の時を待ちます。
いつもならば8バンド前後で推移するところを、今回はあえて手堅く的を絞ってジャンルもかぶることなく全5バンドという布陣。
濃厚にだれることもなくコンスタントに纏め上げられた素晴らしい企画となりました。
これもひとえにバンド、スタッフ、そして絶えず声援を送り続けてくれた観客の皆さんのおかげです。
滞りなくリハは終了。
PM5:30
カウンター入り口にてドリンク類のオーダーを済ませた観客が、すでに着席状態にて今か今かとその時を待っています。
ステージ・フロントにはスクリーンがおろされて、懐かしきプロモーション映像が次々と流されています。
もうそれだけでも会話が弾むというもの。心憎い配慮だね。
リラックスしながら聞いて良し、見て良し、踊って良し、おしゃべりも良し、飲んでも食べても良し!というのがここホットタイム最大の売りだ。
PV///稲垣潤一「ドラマティック・レイン」、徳永英明「壊れかけのRADIO」、今井美樹「プライド」、山根康広「ゲット・アロング・トウギャザー(愛を贈りたいか)」、尾崎豊「アイ・ラブ・ユー」
PM6:00~6:30
オープニング・アクトの登場です。
スタンバイ・オーケー!?恒例マサは司会も兼任。
まずは会場の皆さんに開演のご挨拶と、リブレーションの企画内容と歴史説明。
出演バンドの概要を告げて「こがねむし」へ熱いエールを届けます!スタート!
この日の出演バンド中最小編成の三人組。そして全曲が日本のロックバンド「GOGO7188」のカヴァーです。
男性1人、女性2人・・・・・でもステージ上には妖艶なる女性3人の姿しか見えない・・・?!
あれ?ベースのノセちゃんは男性かあ!!??
どうりで早々と会場入りして、楽屋にて入念なるメイクを施していたわけだ(笑)・・・・カツラも着用。
お揃いのチャイナドレスで髪型もそれ風に決めて、ビジュアルもセクシーでバッチリです。
ベースのノセくんはてっきりチューンだと思ったら実はナチュラル・ボディのシェクター(ローズ指板。アンプは会場備え付けのハートキー)を使用。
ドラマー&ボーカルはマスミちゃん(会場設置のドラムはヤマハ)。
ギター&ボーカルはユキちゃん(白のフェンダー・ストラトキャスターを愛用。ローズ指板。アンプは会場備え付けのローランドJC,もしくはレイニーを使用)
マサのバンド・コールにあわせて豪華絢爛に演奏開始。
それと共にスクリーンがゆっくりと上がっていきます。
演出効果バッチリですね。
1曲目の「カレーライス」はインストウルメンタル。いきなりスピーディーな幕開け。
はやくも「可愛い!」「トラウマだあ!!」の声が飛び交います。
ロックバンドの編成としては必要最低限のドラム&べース&ギターという、どれか一つでも、もろかったらメッキが露骨に剥がれちゃうというひじょうに度胸のいるGOGO7188を肝の据わったステージングで思い切り堪能させてくれたよ。
本人達としてはまだまだ納得のいく内容ではなかったらしいけど、トップ出演という重圧にも関わらず、とっても個性豊かなライブを披露してくれました。
MCはノセくんが担当。
「ありがとうございます!我々は普通の格好でライブに出た事ないよね?俺はやらされた・・・いやいや、やらせていただいています!(慌てて・・・笑)
てな感じで前座な気持ちでいきます!!」
2曲目「浮舟」のイントロではナチュラル・リバーブのギター・ピッキングに合わせてステージ天井からはスモークがモクモク・・・・。
このバンドをまさにタイバン紹介してくれたスバルちゃんのお気に入りナンバー。
マサも今年の春先にユキちゃんの初ライブを目撃していました。その時にはなんと彼女は2ステージ。
ジャズベースを手に、めちゃへヴィーな爆音ラップ系グランジバンドの男性の中において華麗に咲いておりました。
実は優しいお顔の彼女が大好きなのは激しいロックなのです。ビックリ!そしてもう一つのバンド「乙!!帝國ゆるゆる団」でもゲストをつとめていました。
そのクールなベーシストの佇まいが印象的だっただけに、今回ギター&ボーカルでGOGO7188をやる!と聞いた際には興味津々でしたね(ホットタイムで会った時、マサはユキちゃんだとわからなかったほど)。
結果としては想像以上に立派なプレイで溜飲をさげました(今回の髪型もお似合い)。この個性的なる曲目を淡々と演じきるなんて只者ではない。
ブレイクの箇所では、ドラマーのマスミ嬢が立ち上がってスティックで会場を指して煽ってきます。かっこいい!
キュートなルックスからは信じられないほどのアクション連発。この件に関してはユキちゃんも絶賛していましたね。
3曲目はメドレーで「C7」
ここいら辺から客席との質疑応答コーナーに突入。
爆笑の渦。ドッカンドッカン!と馬鹿受け。
ドラマーのサエキさんも応援に駆けつけてきて、ほろ酔い加減で上機嫌も手伝ってかノセくんとやりとりが始まりました。
「ノセ!この野郎!!」「美脚タイツ買ってすね毛剃ったらメチャ痒かった。メチャ恥ずかしかった・・・」「普通のタイツ買えばいいのに・・・」
4曲目は純和風ロックの極致とも言える「考え事」
ガラッと曲調がかわってナチュラル・トーンでのギター・アルペジオに導かれるかたちでドラマーのマスミ嬢がユキちゃんからボーカルのバトンを受け継ぎ熱唱。
ハイハットの刻みから怒涛の爆発サウンド突入。ここからはユキちゃんにボーカル・リレー。
再びドラマティックに静かな演奏に戻って終了・・・・。
ラスト・ソングは「無限大」
マスミ嬢は長い髪の毛を振り乱しながら一心不乱に激しいドラミング。
それでいてリズムはちっとも乱れずお見事の一語に尽きます。
見せ掛けだけのハッタリミュージシャンが大量に横行しているこのご時勢、頼もしい若き実力派女性ドラマー出現だ。「マスミちゃ~ん!」の声があちこちから聞こえてきます。
ベースのノセ君もそれに負けじと、ファズ・エフェクターで縦横無尽に起伏を添えてブイブイ!と駆け巡る。
グルーブの波が押し寄せてきて、ほどよく和んできた頃にライブも幕となりました。
再び下ろされたスクリーンに映し出されたPVは・・・・
渡辺美里「マイ・レボリューション」
中西圭三「ウーマン」
PM6:40~7:10
「BREAK THROUGH 2ND」
この日唯一の全曲インストウルメンタルの4人組フュージョン・ロック・バンド。
編成は・・・・紅一点キーボード・プレイヤーのトモコ嬢はヤマハD-DECKを使用。
ベースのアイダ氏はチューンのシースルー・レッド・ボディの5弦を使用(ゴールド・パーツでローズ指板)。
ギターのイシカワ氏は青のフェンダー・ストラトキャスター(ローズ指板)。
そしてリーダーはドラマーのナイスガイ・セッキー!
彼は、この日2つのバンドを掛け持ちという超売れっ子。
他にも数多くのバンドに所属、もしくは率いています。そのフレンドリーな人柄からは想像も付かないくらいの熟練のスティック・ワークは一見の価値アリ!。
常に参加依頼が殺到している中、なんと来月からSTAの正式ドラマーとしてセッキー加入が決定しました!!まあ、その件に関しては後々ということで・・・。
このブレイク・スルー・セカンドはバンド名が示しているとおり、そのライブの時の編成、顔ぶれ、ジャンルに応じて1,2,3,4・・・と命名しているそうです。
実は前日も1STのブレイク・スルー・ライブがあったそうなのですが、今回のリブレーションの為にわざわざセッキーが2NDとして出演を快諾してくれたのですよ!やっぱりいい奴だ。
ちなみに、札幌界隈のライブ・イベントには絶対欠かせない名物ダンサーのアベさんも開演前から駆けつけてくれてノリノリにダンシング。
彼の訪れるライブ会場にはステージ最前列中央「アベVIPシート」を設けるべきだ!と提案したいと思います。もちろんダンス・フロア付きでね。
そのアベさんが早速立ち上がり、リズムに乗って踊る1曲目はチャーの「ア・フェアー・ウィンド」
一聴しただけでチャーだとわかる、流れるようなロック・フレーズが光を放つ快適な名曲。
難攻不落なこのインストを、巧みなテクニックを駆使して余裕で繰り広げてくれます。
的確なドラミングがボトムを支え、アーミングを交えたギター・ソロがメインだけあって気持ちよく響いてきます。
フュージョンを演奏すると聞いていたので、この意外なる選曲は嬉しい限り。
ギタリストのイシカワ氏がMCも担当。
「今日は昭和の匂いのするインスト中心に披露したいと思います。
普段はヴォーカリストを加えてスターダスト・レヴューなどもやっています(動画で見たことがありますよ。是非ともそちらもタイバンよろしく!)。トップに出演したバンドは若さに溢れていて羨ましいかぎりですが、我々も頑張って演奏していきます」
2曲目はカシオペア「青い炎」
セッキーのピッコロ・スネアからたたき出される切れっ切れのサウンド炸裂!
ベースのアイダ氏はさすがのチョッパー・ソロも交えて、そのままステージ・フロントに躍り出てタッピング・ファイトまでをも見せつけてくれました。
ギターからキーボードへと目まぐるしく駆け回るソロの応酬も凄まじい。
エフェクター効果もセンス抜群で、小技の連発には観客の視線も釘付け。目が離せません。
エキサイトした観客がけたたましく口笛を吹き鳴らしています。
3曲目はポップ・フレィヴァーに満ち溢れたピラミッドから「レイ・オブ・ホープ」
ピアノがメインだけあってどこからともなく「トモちゃ~ん!」の声援が飛んできます。
でも、緊張感漲るパートもしっかりと主張していますよ。
「忘れちゃいそうなので・・・メンバー紹介!(笑)」
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。
後半の2曲はクニも大好きなスクエアを立て続けにプレイ。
「次ですね、昔流行ったフュージョン。管楽器がいないけど、その分キーボードに頑張ってもらいます。
なかなか難しいんですけどメドレーで・・・まずはトラベラーズ!」
序盤から遠慮無しに変拍子バシバシ!に決めまくり。
ギターも極限までのサスティーンを轟かせてキーボードとハーモニー。
ヒート・アップして一気に会場内の温度も上がったのか、ウチワ片手に観戦しているお客さんも見受けられます。
そして一瞬の静寂を打ち破るかのごとく、セッキーによるスティック・カウントから「オーメンズ・オブ・ラブ」
ここでも本家のリリコン奏法をキーボードがしっかりと再現。全く違和感なし。むしろこういうのも新鮮でありかも。
ラスト・ナンバーだけに持ちうる限りの高度なテクニカル・インタープレイを火花散るほどにつぎ込んでくれました。
この時点でファイターズも延長サヨナラ2対1で勝利!ホークスが負けたのでマジック3!ということで大満足!
PVは・・・槇原敬之「どんなときも。」平松愛理「部屋とYシャツと私」
PM7:20~7:50
「UNCLE CAT’S」
この日のライブ中間に出演してくれた,もう説明不要の4人組み。
ここで初めて全員男性バンドの登場です(本来はツインギター&キーボードを含めた6人組みだったのですが・・・)。
編成は・・・・ドラムがニューフェイスのホンマ氏。ベースはバンドのロゴもデザインするという才能溢れるササキ君(ブラウンのイバニーズ。指板はローズ仕様)
リーダー兼ギターはフクさん(水色のフェンダー・ストラトキャスター。メイプル指板。ストラップもフェンダーという凝り様)。そして歌唱力は当然としてそのビジュアルにも話題騒然のフミオ君!
毎回ライブの主旨にあわせて衣装の色から帽子、飾り付けまで全てハンドメイドで望むフミオくん。
今回は本人曰く「地味だけど・・・」と言っていたけれども、全部黒で統一した中身はしっかりとスパンコール散りばめて、首にかけられた羽マフラーもゴージャスそのもの。
こういうのもシックで、いつもとはちょっと違う魅力を振り撒いていましたよ。
洋楽、邦楽を織り交ぜた楽曲で取り組んだ今回のライブ一発目は中森明菜「ラ・ボエーム」
もう数え切れないくらいに見ているアンクル・キャッツのライブだけど、やっぱりフミオくんの圧倒的歌唱力にはただただひれ伏すのみ。
いつもにも増して見事な伸びやかなる喉を披露。あんな風に歌えたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ・・・。羨ましい。
多少ナルシストっぽい彼の振る舞いも堂々たるもので、ファン層現在も拡大中なのですよ。
ジャンルも多方面に及びなんでも起用に歌いきっちゃうのです。そしてバックのメンバー達も安定感ある演奏で全体を包み込んでいます。
山口百恵「ロックンロール・ウイドウ」
一転して伝説のアイドルからドスの効いた歌詞がインパクト絶大な1曲。
フクさんとのコーラス・ワークも絶妙。
重低音で唸りをあげるササキくんのベースも渋みを増してきましたな。
「皆さん、どうもこんばんは!今回は小編成なのでちょっと淋しい雰囲気ですが、がんばりますのでよろしくお願いします!」
会場内はビールを何倍もお代わりして、ほど良く酔いがまわっている観客があちこちでライブに見入っています。
またここのライブ・ハウスは「禁煙にするか、喫煙にするか!」という事前確認がくるほどに徹底したルールが確立されています(もちろん禁煙ならば喫煙スペースを確保)。
ここまで細かな気配りが浸透しているライブ・ハウスは初めてです。
3曲目は元イースタン・オービットのメンバーだった中嶋優貴による「サジタリアス&アクエリアス」
こういった曲を選び出してくるところなんかは、そうとうなるコダワリとマニアックなる思想が反映されてもいて思わずニヤリです。
ベースによるサム・ピッキング・イントロから軽快なるフットワークのササキくん。
メンバー達は人数の少なさをかなり気にしていましたが、ちっとも音圧が薄く感じられたり、貧弱な演奏には聞こえなかったよ。
知らない人達が聞いていたら、これがノーマルな編成だととらえるのではないでしょうか。
「うちのオリジナル・ソングを聞いてください。夢、再び・・・・」
何度か聞いていますこの曲、本当にオリジナルなの?と思っちゃうくらいに完成度の高い渋い作品。
よく練り上げられたアレンジ。そして売りともいえるフミオ君のカリスマ度を目いっぱいに注ぎ込んだ叙情性に富んだ起伏の激しいドラマティック演出も映えるチューン。
フクさんの秘密兵器ZOOM200マルチ・エフェクターも効果を発揮。唸りをあげて効果バッチリ。
5曲目は再度、中森明菜で「デザイアー」(曲名紹介の際にデ・・ディ・・・デザイ・・ディ・・・とかみまくったフミオくん。緊張しているのです・・とは彼の弁・・・笑)
でも曲がはじまると人格一変して、入魂のビブラートがこれでもかあ!というほどに冴え渡るフミオくん。さすがだね。
ギターによるピック・スクラッチも「ギュイーン!」と轟きわたって、コピーの完成度も濃厚に。
**STAドラマーのヤスは音楽仲間や、上品で優しく若々しいお母さんをこの日のライブにご招待入場。友達おもい、親孝行だね**
ここでフミオくんはドリンクをグイッと一飲みして
「ではずっと邦楽をお送りしてまいりましたが、異色の洋楽を取り上げてみたいとおもいます!サンタナでホールド・オン!」
おお!なんというドツボにはまる刺激度満点の曲がはじまった!
あの目一杯にタメのきいたねちっこいギター・ソロも忠実に再現(トーンはちょっと違ったけどね・・・・・)。
この曲はサンタナ出身の当時若かったニール・ショーンが結成して大成功したジャーニーにインスパイアされたサンタナがそれ風に取り組んでヒットさせた曰く付きの曲。
当たれば勝ちの世界だもんね。
「ありがとうございます!次で最後の曲となります。葛城ユキのボヘミアン!」
ここいらあたりでベースのササキくんは、バケツの水を被ったように汗ビッショリの熱演。
ミキサー担当のコデラくんはとにかくフミオくんのボーカルを絶賛。
「あれだけ歌われたらミキサーとしてもやりがいがあるね。」とスモークで盛り上げるは、「ボヘミアン!」の決め所では目一杯にリバーブをかけてパフォーマンスを後押ししてくれました。幸せ者だよ、フミオくん!!
PV・・・・徳永英明「最後の言い訳」、国武万里「ポケベルが鳴らなくて」
早いもので、もうトリ前のバンド時間となりました!
pm8:00~8:30
この日1番の大所帯バンドで8人組み「乙!!帝國ゆるゆる団」
アニメソングを愉快痛快奇々怪々(!?)に演じてくれました。
編成の内訳・・・・・ドラマーのセッキーは再度登場でここではセキ軍曹。STAからはアルトサックス担当のお馴染み、ジュン伍長。
ボーカルはビジュアル系の実力派タタンタ大佐。ギターは遠路はるばる日高支部よりの合流、傭兵カッツ。
ベースは元アンクルキャッツからの参加でマサキヨ大尉。キーボードにはミキミキ一等兵(ローランドD-10)。ゲスト・トランペッターには10代のピチピチニューフェイス、陰陽師ミワッチ(ミキ嬢の仲介でファニーにご挨拶していましたよ)。そしてSTAとのお付き合いも丸々1周年を迎えることとなった華麗なるエキゾティック・ディーヴァ、スバル団長!(補足ながら英霊出演でトロンボーンのタク隊長&ソプラノ・サックスにリカ二等兵)
メンバーの中にはこのような華やかなる世界での演奏が初体験という者もけっこういるみたいですが、各自はまりまくりでクセになってしまった御様子。
判る様な気もしますが・・・・。
遠距離加入のカッツが使用しているギターは「サー」というアメリカ製(ローズ指板)。
一見イバニーズのようにも見えるんだけど、コアボディ材を使ったHSH配列のPUが往年のメタル時代を彷彿とさせますな。
ベースのマサキヨはアンクルキャッツ在籍時にはフェンダーUSAフェンダー・カスタム・ショップ・ストラトキャスターで弾きまくっていたのに、乙帝ではベーシストに変身。力の入れようは半端ではなくミュージックマンのナチュラル・ボディ・ステイングレーを購入して大張り切り。(メイプル指板)とっても様になっているよ。
全員のコスプレ・ファッションも色々賛否飛び交いそうではありますがまずはお似合いであります(笑)。
いよっ!ライブ演奏・・・いやいや大戦出撃久々の開始(このバンドの合言葉)!!
スバル嬢はこの日のタイバン連中とは全員お知り合いなので、とってもいい意味でゆるゆるにリラックスして演じられたことでしょう。
ライブ直前にスバルちゃんがマサに「絶対に見てもらいたいところがあるので要注目です!」と意味ありげなコメントを述べてステージに向かっていきました。
その時には全く何のことやら理解不能だったのですが、ここにきてその全豹が露わになったのでした!
例のごとくスクリーンが上昇すると最前列中央には譜面台にかけられたミニパネルにスバル嬢お手製の「STA」文字が燦然と輝いているではないですか!
なるほど敬愛する主催バンドSTAへのオマージュ散りばめられた憎い演出効果。「やられた!」と思う間もなくはじまったのがアイズ・オブ・マーチ「ヴィークル」ではないかあ!!
驚愕のオープニングに出会ったのはいつ以来だろうか?
しかも歌詞は伝説のジャパニーズ・ブラスロック・バンド「TOPS」から。
ボーカルは1番がスバル、2番をタタンタ氏が仲良く振り分けての熱唱。
凝りに凝った衣装もだけど、序盤から驚きの連続。油断も隙もあったもんじゃあないね(笑)。ブラスロックとアニソンとの融合。ビックリ箱をひっくり返したような衝撃だ。
まだまだこれからも隠し玉連発なのではないか!?と期待にドキドキ。ここまでは小手調べ。「STA」の「S」の上にスバルちゃんが「乙」をペッタン。
「改めまして、乙TA戦闘開始!!」とスバル嬢が号令をかけてサクラ大戦より「檄!帝国華撃団」
セッキーがリズムを打ち鳴らすと本編突入。
とにかくトップ・シークレットてんこ盛りなので、スリリングこのうえない。
衣装はいつもの凝りに凝った軍服から巫女さん風あり、羽織袴あり。もちろんド派手カラーのカツラは必需品。
メンバー紹介も普通では収まりません。マサキヨくんがベース・ソロでディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」リフを爪弾けば、ネコ大好きのタタンタ氏はいきなりコブシを震わせてド演歌を唸りだし「最近、私ちょっとはまっている事がありまして・・・・はい!趣味は勝手に演歌を聞かせる事です!!」
こんなアンバイで進行。
すかさずスバルちゃんがルパン三世のお面を被って「不二子ちゃ~ん!!」。
定番の「ルパン三世のテーマ」が飛びだした。
ちょっとお面を付けているので、スバルちゃんは歌いにくそうだぞ!(笑)
ちなみに作者のモンキー・パンチ先生は北海道出身だよん。
ゲスト・トランペッターのみわっちちゃんは見るからに初々しさ充満で微笑ましい。アルト・サックスのジュンと並んで一生懸命真剣に吹きまくっています。
お面を投げ捨てて、またまた仕掛け人スバル嬢の面目躍如。
このバンドはメンバーの誰かがスポットを浴びると、必ず敬礼のポーズをとることが取り決めとなっております。
そのコーナーに突入した時、延々とスバル嬢が勇ましいくらいの女王様風トークを繰り広げます。
そのバックで小さな音量でマサキヨくんがあるメロディを弾いている。
スバルちゃんのアイコンタクトで開始したのがSTA十八番のブルース・ブラザース「ピーター・ガン」(インストウルメンタル)ではないか!?
振り付けもバッチリ。
少ない練習期間で、よくもまあここまで細心の入り組んだセットリストを確立したものだ!と感心至極。
どんなジャンルも難なく選り好みせずにこなしちゃうセッキーはいぶし銀のドラミング、ギターもベースもいけちゃう両刀使いのマサキヨ。まことにもって頼もしい猛者ども。
「本日はSTA企画ということで乙!帝國ゆるゆる団参上しました!すごくこの会場に来たかったんだけども、どうしても来れなかった可哀想な2人をここに紹介します。」とステージ・サイドから持ち込んだのはタクとミキミキの遺影風フォト。
本人達いわく「英霊」と呼ぶそうです・・・・。
そのフォトを手にしたタタンタ氏が英霊を見つめて「個人的には会った事も一緒にやったこともないんだけど・・」の一言に大爆笑。
しかもタクはタキシード姿で浮きまくりのフォトだし・・・・。
新たに取り組んだという「乙!!の奇妙な冒険(JOJOメドレー)ジョジョの奇妙な冒険」から「いくぞ|~~~!!」の掛け声と共に、まずは「ジョジョ~その血の運命~第一部」
セッキーの重要なるミッションはいかにメタリックにツーバスを表現するか、だそうです。
ここから譜面台に乗っかっている人形、私はてっきりグレムリンのギズモだと思っていたんだけど、どうやらジョジョの登場キャラクターらしいよ。
「ホットタイムにお集まりの諸君!気をつけ!!」とここでホィッスルがけたたましく吹かれます。身の引き締まる思いだ。
第二部は「ブラッディー・ストリーム」
会場のあちこちから「イエイ!」「ヤッホー!」と熱烈声援が止みません。
タタンタくんとジュンによるボーカル・リレーも巧みにこなしまくり。
ギターにかけられたフランジャーも隠し味としては大成功。
第三部「スタンド・プラウド」に至っては熱狂的にネオン・スティックを振り回す輩も出現だあ!
「けっこう年齢層の高い客層ですが、誰かこのアニメを知っている人いますか?」
う~~~ん・・・ちょっと微妙な反応・・・。
「自己満足の世界・・・。個人的にやりたかったので今後も取り上げていきますね(笑)。ゆるゆるに幅の広いジャンルを演奏していきます。
来月もSTAとアンクル・キャッツとでまたライブをやります。
次回のテーマは百鬼夜行・・・見た目もハロウィーンでね!」「あれ!?ネタばれしていいの?」「今、一生懸命におどろおどろしいネタを仕込んでいるので・・・・・次の曲で最後です。
誰もが知っている聖闘士星矢からペガサス幻想!!・・・・と、その前に皆さん、一緒に飛んでください!できなければ何回でもやりますよ!」
ここで何度かの練習をステージからの指示にしたがってやってみる観客。もうすっかりペースを掴まれちゃったね。
ジュンも客席にいる後輩達に手厳しき指導を与えていました!
そして「セイヤー!」の部分で全員が片手あげてピョン、ピョンとジャンプ。
タタンタ氏は上着を脱ぎ捨てて煽ってきます。
締めくくりはスバル嬢がご丁寧に一礼。
ちょっと特殊な宝塚を見たような気分です。ああ・・・新要素でお腹いっぱいだあ・・・と酔いしれていたら乙帝祭りEND。
次回のライブもまたスバルちゃんが巧妙なる台本を作成して望んでくるんだろうね・・・ワクワク。
PV・・・・・山下達郎「ドリーミング・ガール」、長渕剛「いつかの少年」、甲斐バンド「破れたハートを売り物に」
PM8:40~9:10
オオトリ参上です。
マサは司会進行を早々と済ませて、ミキサーのコデラくんに「それでは!」と会釈後ステージヘまっしぐら(途中でよくスタジオで会っていた懐かしいドラマーの方がフレンドリーに話しかけてくれました)
「最後を飾るのは全員男性でシカゴを中心に100%濃厚なブラスロック魂を炸裂させてみたいと思います」(もうはやオオオッ!!と雄叫びが・・・・)
いつものように、ここで初めて全員の立ち位置を決めてセッティング&チューニング開始。
特にマサのベースとボーカルはワイヤレス接続なので入念にコデラくんとチェック。
といつの間にか引き継がれているノブのギター・カッティング
マサ「はじまるよ~~!!イエー!はい、大変長らくお待たせしました。迫力のSTAサウンドを思う存分にゆっくりと堪能していってください!1・2・3!!」
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
FUNNY・・・TP PER FLUGELHORN
JUN・・・AS VO CHO
YASU・・・DR
NOBU・・・G
KATSU・・・TB
KUNI・・・TP VO CHO PER FLUGELHORN
===GUEST===
SUBARU・・・SEXY VO&DANCE(GET IT ON!wow!!)
***SET LIST***
1、INTRODUCTION・・・CHICAGO
2、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO
3、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
4、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO
5、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
6、FREE(自由になりたい)・・・CHICAGO
7、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
===ENCORE===
8、GOT TO GET YOU INTO MY Life・・・THE BEATLES
ベスト・ポジションに長年鎮座する「イントロダクション」は何度演奏しても全く飽きのこない不思議で麻薬のようなトリップソング。
もちろんスタミナ消費量3曲分に匹敵するほどの凄まじき一品。
鋼のごとき研ぎ澄まされたこの変態的プログレッシブ・ブラスロック・ソングは相変わらずメガトン級の快感とインパクトを与えているようです。
1番と2番の間に差し込まれるヤスの重戦車猛進ツイン・バスドラムも爽快に冴え渡り変拍子パートに突入。
本番まで丸々2週間空いていたとは思えない7人の侍による怒涛の猛攻(次の日に入院手術するメンバーがいるのに一切の手加減なしですよ!)。
バッチリとタイトに噛み合って進行して行く難関の数々。
すでに観客のほとんどが圧倒されてあっけにとられている様子が伝わってきます。
切り込み隊長のカツがまずはパンチの効いたトロンボーンソロで盛大なる狼煙をあげます(カツはシカゴのトロンボーン奏者ジェームス・パンコウと誕生日が同じ!これも輝かしき運命というもの!!)
引き続きファニーが流麗なるトランペット・ソロで余裕の猛追。徐々に熱を帯びてむせび泣き、入魂のいななきフレーズに入ると大歓声。
アベさんはすでに手馴れたものでコロコロ変幻自在なリズムにも微塵も臆することなくダンス、そして写真撮影、ネオンスティックにと大奮闘。
序盤からクニはトランペット、数々のパーカッションにと、ちっとも休むことなく汗しています。
サイケデリック風なノブによるギター・ソロからヤスのオリジナル・アレンジ・フィル・インがここぞというタイミングで叩き込まれます。しかし爆音だねえ(笑)。
エンディングのベル・トーン部分はここ数回のライブで外しまくっていたけど、この日は安心して連動。マサが腰をグッと下ろし気味にして右手を回転させベースを振り下ろして終了。
「イエー!皆さん、こんばんは!改めまして・・・the sapporo transit authorityです!楽しんでますか!?知っている人は知っている。知らない人はおったまげちゃうほどの頑固一徹10年以上にわたりブラスロック街道一直線のバンドです。今日は1年以上ぶりにSTA企画ライブを復活させました。最後までこんな調子でぶっ放しますのでヨロシク!!次の曲はシカゴの記念すべきデビューナンバーでクエスチョンズ67&68!!」
ジャストなタイミングで打ち鳴らされるダニー・セラフィン直伝によるヤスのかっこいいドラム・カウント。
観客の中にも自分の青春時代とこの曲がリンクしている人がたくさんいるようですよ。
オープニングに続きここでもリード・ボーカル担当はマサ。そして思いのほか随所随所でその余りある力量を発揮しているのが、やっぱりクニ。
タンバリンとハーモニーを見事にこなして彩を添えてくれています(もちろんTPでも)
エディットバージョンですが、3番の歌詞は日本語でお送りしています。
ちょっと気恥ずかしくなるような歌詞がこれまた微笑ましい。
3曲目もこれまたエディット・バージョンで4カウントから「ヴィークル」
まさか乙!!帝國・・・がこの曲を取り上げているなんて夢にも思わなかったので嬉しいサプライズ。
ここでは2バンド連続出演のジュンがリード・ボーカル。
革製の手袋がワイルドですね。
決めの箇所ではマサも負けじとキックをかましつつも絶えず体全体でプレイ。
ノブもゆっくりと前に歩み寄ってギターソロで美味しい所取り。
特筆すべき点はやはり剃刀のごとき切れ味鋭いヤスのドラミング。
うかつに近寄ると火傷をするぜ!と不敵に言っているかのよう。
ジュンも熱を帯びてきたのか、観客に向けて指差ししたりコブシを天井高く突き上げたりとロッカーとして面目躍如。
「はい!ジュンがとっても評判いいみたいなのでもう1曲、彼に歌ってもらいましょう。
STAのエロティック部門を一手に担っているジュンが歌います。皆さん、彼の甘い歌声にメロメロにとろけてくださいね(笑)名バラードで・・・・イフ・ユー・リーブ・ミー・ナウ!!」
ヤスのリムショットもエモーショナルなジュンのボーカルにさりげなく寄り添います。マサとクニによるコーラスも研究しただけあってけっこう頑張っていたでしょう。
更にクニはウィンドウ・チャイムとクラベスで要所要所のバリエーションを膨らませてもくれます。
ファニーもオリジナルのオーケストレーション効果をクニと共にフリューゲルホーンでなぞらえています。
感極まったのか後半ではジュンが客席に投げキッス&ウィンクの大サーヴィス付き。これをいただいた人はラッキーでしょう。
「ゾクゾクするぜ!!」と好反応(爆笑)
ここでマサのアナウンスによりスペシャル・ゲストの登場!
もちろん乙!!帝國・・・のスバル姫だ。
ずっと野郎集団による暑苦しきライブもここで一気に華やぎます(平均年齢もグッと下がった!)。
妖艶に咲いた一輪の薔薇といういでたちのスバルちゃんはSTAのプラカードを手に登場。これ、メンバー達にも秘密だったらしく「乙!!帝國・・・」も驚愕していたことでしょう。
マサからマイクをふられたスバルちゃんはしっかりと次回ライブの告知を忘れません。
「それでは、次の曲は皆も知っているでしょう!チェイスでゲット・イット・オン!!」もうここいら辺で会場もムードはすでにスパーク状態。
それでもまだまだ足りない!といった様子のスバルちゃんは腰振りダンスでシャウト、シャウト!
TOPSの日本語歌詞で披露するというコダワリも垣間見せていました。
この歌詞は爆風スランプのサンプラザ中野くんが書いたんだよ!(当時は「くん」付けではないけど)。
ほんのわずかな音あわせしかできなかったのに(もちろん当日も秘密だからやらずじまい)
その堂々たるパフォーマンスは、よほど個人的に黙々と鍛錬した結果なのでしょうね。努力は決して裏切らない。
そんな彼女にエールを送るかのごとく、エンディングではファニーがいつも以上にハイノートを連発!
「じゃあ、スバルちゃんを紹介したからついでといってはなんですが、うちのメンバーも紹介したいと思います」
マサが一人一人に敬意を込めて愛称を告げます。
紹介を終えると残り時間もごくわずか・・・。
「最後2曲は初期シカゴで突っ走ってみたいと思います。フリー!!」
ここでもヤスによるストイックなまでのツーバス・ドラム・イントロ突入。マサがヤスのリクエストに応じて組み入れた曲だけにリハーサルでも真っ先に取り組んでみました。
ここで最大のトラブル勃発。
なかなかこういう風には演じられない!というくらいに入り組んだ迷路に侵入しちゃいました・・・・。
普通のバンドならパニックに陥るところだけど、ここいらがふてぶてしきSTA。
涼しい顔してツイン・ボーカルへ。クニのソウルフルなる雄叫びが思いのほか強力に絡み付いてきます。
中間部分はヤスの見せ場とばかりに、手数王を誇る怒涛のオカズの嵐。以前もこの箇所では指折り数えてアクセント説明を加えてくれましたがこの日も直前までイヤホーンでイメージ・トレーニングに洒落込んでいました。ここに賭ける意気込みが如実に伝わってきます。
2分ちょっとの曲ですが一番へヴィーな曲。最初から最後まで全力疾走です。
エンディングでは「ジャーン!!」と音伸ばしのまま、ヒステリックに吠えるブラス隊。
「ラストです!25or6to4!!」
統計をとってみたらば、やはりこの曲は絶対に外せない必要不可欠なラストソングだということに落ち着きました。
正面の観客以外にもステージ横のガラス窓からも食い入るように覗き込んでいるバンド・メンバーもいます。
心境著しきクニも最後とばかりに八面六臂の多忙さ。
荒々しきコダワリもここまできたら、全員が一丸となって「ヘイ!ヘイ!」とコール&レスポンス。
マサはモニターに片足を乗せて仰け反り、ブラスセクションと一緒に体をくねらせてバックビートを楽しむ。
ノブがフェンダーUSAエリック・クラプトン・モデル・ストラトキャスター・ブラッキーで一切心残りのないようピッキングに没頭する姿は敬服モノ。
床にひざまずいていたマサは、ベースを肩から外して不動の構えのまま振り下ろしの合図で本編the end!!!
最前列のメンバー達は観客とハイタッチしたり手を振ったり・・・。
ここで「アンコール!」がかかりました!
伝家の宝刀を取り出すしかないね。
「じゃあブラス・ロックではないですがアルバム、リヴォルヴァーからビートルズの曲をやります。
ブラスロックの原点ともいう曲。シカゴもこの曲をヒントにコンセプトを固めたそうですよ。他にもBS&T、EW&Fもカバーしています。
GOT TO GET YOU INTO MY LIFE!!」
この曲も試行錯誤を重ねて纏め上げた苦心のカヴァー。
ありとあらゆるロックの原点がビートルズに集約されているだけにとっても勉強になりますね。
コンパクトに仕上げられたこの曲はヒット曲でもなんでもないのに、これだけクォリティーの高い作品をサラッと生み出すビートルズはやはり偉大で恐るべしだ!
エンディングは約束どおりにマサが「イエー!1,2,3,4!!」でブレイクしてダイナミックにトドメをさしました。
出演バンドを一つ一つ読み上げ、スタッフの皆さんにも感謝の気持ちを伝えて無事企画ライブ・リブレーションを終えることができました。
「ホット・タイム最高!!」
PV・・・・尾崎豊「15の夜」、今井美樹「ミス・ユー」
この後はライブハウスが打ち上げ会場に早変わり。
美味しいフードに舌鼓を打ち、飲み放題。そしてやはり・・・マサ、セッキー、シモさんとでコアな音楽談義突入開始(テリー・キャスや俺達のアメリカの話題はエキサイトしたなあ)!気が付いたら若干周囲がドン引き状態でしたね・・・・。
VERY SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&SUBARU&YUKI-CHAN&KENNETH&CHIE-SAN&KODERA-SAN&FUKU-SAN&SASAKI-KUN&SEKKIE&MASAKIYO&YASU-FAMILY&FRIENDS&JUN-FAMILY&ABE-SAN&COCA-COLA&FUMIO-KUN&LAUNCH&CURRYAND RICE!!
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