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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

竜童組 ryudogumi LIVE(LD)

2018-01-13 16:29:30 | free form space

和楽と西洋音楽をカッコよくブレンドして披露してくれた「竜童組」唯一のライブ映像。
写真は80年代中頃にパルコ劇場で収録された作品。
8曲入り。
日本でこのような大所帯バンドを結成して維持するのは、なかなかに至難のワザでしょう(11人編成!)
スペクトラム、ジャップスギャップス然り…!
宇崎竜童氏の存在は「スモーキンブギ」で初めて知ってからずっとファンで、その動向は常に注目してきました。
バンドやユニットからソロ、俳優から作品提供に至るまで。
中でもこの竜童組は飛び切り楽しませていただきました。
当時ピーターバラカンさんがVJを担当していた洋楽ビデオテレビ番組に、珍しく日本から竜童組のプロモを紹介した時は、ちょっとした驚きと感動を覚えました。あの辛口コメントでも有名なピーターさんが大絶賛!
放映されたのは、このライブソフトにも収録されている「ザ カムイ」でした。
和のテイスト満載で、和太鼓を中心としたロックサウンドが斬新な響きを醸し出していてインパクトありましたね。
竜童組が紅白に唯一出演した際、私はそこのみ膝をただして見入りました。
曲はこのライブ映像2曲目に収録されている「八木節イントロデュース」
あの「ハアーちょいと出ました!」ではじまる古き良き日本の伝統的名曲をファンキーテイストにアレンジ披露。
竜童組はコスチュームも和風に決めています。
動きも考慮して道着っぽいデザインで統一。
和太鼓奏者は世界的に活動している林英哲!
鍛えぬかれた肉体を躍動させながらバチをふるいます。
なんといっても極め付けはリーダー宇崎竜童氏の八面六臂による活躍。
ボーカル、和太鼓、ギター、パーカッション、そして林英哲直伝の和太鼓まで担当!
アルトとテナーサックスに並んで宇崎竜童はトランペットまで吹きまくる。
さすが学生時代から吹奏楽部で吹きこんでいただけあってアクションも派手(ダウンタウンブギウギバンド時代にもストリッパーに捧げた「ジプシーマリー」でセントルイスブルースを見事高らかに吹いていました)
ギターもツイン(1人はギターシンセ!)
宇崎竜童氏が加わるとトリプルギター編成!
他にもフルート、ハープ、バイオリン奏者らが曲によって彩りを添えてくれます。
ドラムはクリエイションの故 樋口晶之。樋口さんがハードにドライブするロックの壁を構築。
ベースは元ネイティブサンのロミー木下さん。
竜童組が札幌市民会館にコンサートで訪れた際にロミー木下さんのベースを河合楽器が契約している縁で私が勤務している楽器店に立ち寄ってくれました。
もちろん店内展示の自社ベースを軽く試奏。長身で髭を蓄え落ち着いた佇まいの渋いルックスは、ベテランミュージシャン然としていて憧れましたね。
その後、竜童組は海外公演も積極的に行いながらアルバム、シングルを多数リリース。メンバーチェンジを繰り返しながらも5年間の活動に終止符を打ちました。

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