5年ぶりに札幌で開催される木下大サーカス!
会場があっという間に完成していました。
6月10日から公演が始まるそうですね。
サーカスは子供の頃、故郷で母親に連れられて何度か見に行った記憶があります。
丸い鉄格子の中をクルクル回転するアクロバットバイクの耳をつんざく爆音ともくもく煙い排気ガス。
マジックショーに驚く観客の歓声。
子供達にプレゼントしてくれたキャラメルの美味しかったこと。
この会場真横にファイターズ新球場がてきるのかな?
月寒グリーンドームは大好きでした。
家から車で、すぐだったし
なんたってパーキング無料だもんね。
沢山のバンドを見に行きました。
さあ!S・T・AのBURNライブイベントを5月に無事終えて、その後2週間のインターバル。
心機一転、セットリストも組み変えてスタジオ入り。
結成初期の頃のコンセプトどおりに、全曲が全盛期の熱きシカゴ100%。
今月開催されるクラップスホール(父の日)でのイベントに向けての集中練習。
7人の猛者達が集結。まずはいつものごとくマサがロビーに1番ノリ。
次いでクリもやって来ました。3番手はクニ。この2人は遠距離・千歳や小樽からなのに、毎回毎回頭の下がる思いです。
恒例ともなったメンバーの変動。
今回も数人が入れ替わっています。
コーちゃんが復帰。苫小牧からもエビちゃんが駆けつけてくれます(今回の練習には残念ながらこの2人は欠席)。
メンバーのほとんどが、バンドの掛け持ち。それも半端じゃあない数。
しかもこれからの北海道は、短い夏に向けて数多くの野外イベント・ラッシュ。
それらに出演するメンバーがほとんどなので、スケジュール調整が大変です。それでも少ないプライベート・タイムをなんとかやりくりしつつも合流。とどのつまりは皆、演奏が大好きなんでしょうね。
それでなければこんな面倒くさくて辛い事、好き好んで首を突っ込むわけがないはず。
スタジオ・セッティング段階でいつも頭を悩ませるのが、ハウリングとボーカルボリューム。
これは毎回同じように調整してみてもどうにも解決しないのですよ。専属ミキサーがいてくれたら最高なんですがね。まあ、これも勉強のうちと割り切りましょう。
セッキー加入時からずっとオープニングで使っている曲が、ものすごくまとまりよくできたので驚嘆。テンポやアクセント、グルーブが格段と進化。絶賛するマサとクニの言葉にセッキーはちょっとはにかみつつも「少しは叩けるようになってきたかな・・・」
久し振りに復活した2曲。これをはじめて演奏するメンバーもいるため、カウント、イントロ、エンディング、鬼門ともいえる箇所の説明を事細かく述べてみます。
数回の演奏ストップを繰り返しながら要点チェック。
真剣にメモするモノ。忘れかけていたコードやリフをなぞるモノ・・・。
なんとかこなせた場面で次の曲へ。
毎度のことながら濃厚な流れであります。
って、自分達で決定したことなんだけどね(笑)。
小樽・雪明かりの路ライブでも取り上げた拷問のような2分ちょいだけどへヴィーな曲。
イントロのドラム・ビートを全員でああでもない、こうでもない、これじゃあ入れない、と輪になって喧々諤々。
その都度セッキーは色々なフィルを試す。
と、気持ちいいくらいにはまるドラミングが発見された途端「それそれ!それでいってみよう!!」とパアッと視野が開ける。
マサが頃合いを見計らったかのように、ジャストなタイミングで4カウント。
威勢の良いサウンドに心ゆくまでやられちゃいました・・・。
キツイ・・・。
喉が張り裂けそう。
マサとクニが悲痛な表情を浮かべる・・・。
中距離全力疾走した後の感じと表現すれば、ある程度は皆さんにも伝わると思いますよ。
エンディングもエディットしてコンパクト化。スタミナ温存にもなるから一石二鳥。
フィニッシュのお約束ナンバーも歌詞&ソロをエディットします。
ここ数ヶ月なかなか日の目を見ないシンによるピアノ&ボーカルがソウルフルで渋い曲は、皮肉なことにおかげさまで(!?)熟成した感があり味わい深くなってきました。
その事を語ったマサにジュンも思わずニヤリ。
そして残った時間はもちろん休憩一切無しで「トラの穴S・T・A」に豹変。
納得のゆくまで新たなシカゴ曲をとことん解剖して何度も討論&演奏。
あそこがばっちり決まれば、こちらがぐらつく。はい!もう一回!
バラバラ状態で歌い出しまで追いつかない事態に。
その都度、シンが鍵盤フレーズを紡ぎだし。
再度、音源を聞き直し。
シカゴの変態的なリズム構成には毎回泣かされっぱなしです。
イントロひとつとっても難解極まりないプログレッシブな世界。
シンコペーションもクセモノ!
ジュンも中央に歩み寄ってアルト・サックスを吹きつつ合図を送る。マサもアイコンタクトしながら体で突っ込みアクション。幾度も幾度も落とし穴をクリア。
クリはクニとひたすらにスコアを照らし合わせながら、個人吹き込みで確認。
ノブは初のホローボディ(サドウスキーの黒ボディ)ギター持参でマイペースに弾きまくっています。
そのノブはシンとクニによるコーラスワークを絶賛。
ビーチボーイズを参考にしたという原曲を聞き込んだ成果。クニはナレーション担当をマサから打診されて猛特訓したらしく、最初はぎこちなさが見受けられたものの、回を重ねるうちにしっくりとまとまってきたようでご満悦の様子。良かったね。
来週までには各自で反省点を改良してきて、バッチリと組み上げましょう!!オーケー!!