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日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

金一族の核ミサイルによる強勢大国戦略を成功パターンにしてしまえば世界に禍根を残すことになる。

2017-07-05 10:06:46 | 北朝鮮
北朝鮮が遂にICBMの発射に成功した。核ミサイルを中心とした武力で大国になることを目指した金一族の強勢大国構想は金日成、金正日を経て金正恩で成就しそうである。

もはや、日本や韓国は北朝鮮にとって眼中にない。核ミサイルによる攻撃でいつでも焦土と化すことが可能になったからである。

北朝鮮の目的はアメリカに強勢大国としての北朝鮮を認知させることである。この為に国民生活を犠牲にし、全ての資源を核ミサイル開発と軍事力の増強につぎ込んできた。

北朝鮮が1万キロ以上跳ぶICBMの実験に成功し、それでもアメリカが何もできなければ、北朝鮮の強勢大国戦略を成功したことになる。

しかし、この成功がこれだけで終わらないことは歴史が証明している。

軍事力を背景としたヒトラー外交はザール地方の復帰、ラインラントの無血占領、オーストリア併合、チェコの併合を無血で成功させた。

当時のイギリスやフランス等の強国はナチスドイツに対し戦争を避ける為の宥和政策をとったが、ドイツの野望を止めることはできなかった。

国民生活を犠牲にした強勢大国戦略を成功させた北朝鮮の若き独裁者が次に何を求めるか、ヒトラーの野望と周囲の融和政策が第二次世界大戦をもたらしたように、北の独裁者の野望の成功が将来に何をもたらすか。

2017年が北朝鮮の野望を砕く最後の機会であったと将来悔やむことのないようアメリカの奮起を期待せざるをえない。

今100万人の犠牲がでるとしても、近い将来の1000万人の犠牲よりはマシである。


今回の都民ファーストの勝利は、麻生内閣後の民主党勝利、野田内閣後の自民党勝利と同じ、肝心なのはこれから

2017-07-04 10:22:47 | 日本の政治システム
今回の自民党大敗と都民ファーストの大勝利を見ていると、いつか見た景色を思い出さざるをえない。

一つは平成21年9月に麻生内閣時に実施された衆議院選挙での民主党の大勝利
二つは平成24年12月の野田内閣時に実施された衆議院選挙での自民党の大勝利である。

共に、政権が国民の失望を招き、どの政権でも今の政権よりマシという国民感情が招いたものである。

しかし、その結果はどうかというと、せっかく国民の期待を集めて成立した民主党政権が国民を裏切り失政を重ね、大きく国民の期待を裏切ったことは記憶に新しい。

民主党政権の後誕生した安倍政権は、経済政策の成功で順調に支持を集めてきたが、その行き詰まりに加え、独善的な右寄り政策の強引な実施により国民の不安と不満を招き今回の敗北に繋がった。

今回の都民ファーストの勝利には、自民党以外ならどこでもいい、という都民の票が大きく貢献したことは間違いない。

次の衆議院選挙においても、自民党でなければどこでもいいと考える層の受皿となれる政党がでてくれば自民党が大敗する可能性は高い。

しかし、自民党でなければどこでもいいとしても、民進党や共産党はその受皿にはなれない。

民進党は過去の失敗により対象外だし、共産党もまた共産主義に対する国民のアレルギーが強すぎる。公明や維新は自民党と密着しすぎている。

その意味で小池新党が国政進出すれば反自民・反安倍の受皿となれる可能性は高い。

但し、来年の衆議院選挙までの1年半の間にボロをださなければという前提つきである。民主党は政権奪取直後から様々な失政や混乱を繰返し早い段階で国民の失望を招いた。

小池氏と都民ファーストは後1年半の間、国民の失望を招くようなことのないよう身を引き締めることが重要である。



6月19日の予想通り自民大敗、小池新党が国政に進出すれば勝つ可能性は高い。

2017-07-03 09:36:42 | 自民党
6月19日に小池百合子の能力には疑問が残るが、都議選では勝ちそうである。と書いたが予想通り都民ファーストの圧勝、自民党の大敗である。

政策的に都民ファーストと自民党にどれほど違いがあるか、ということは有権者にとっては重要でなく、安倍自民党の独善的な政治に対する不満が都民ファーストに結集したものである。

その意味では、昔の土井社会党や鳩山民主党が大勝利をした時の構図と同様である。

国政に小池新党が進出すれば勝利できる可能性は高いだろう。

民進党が反自民の受皿とはなりえないことは、今回の都議選結果を見ても明らかであり、民進党しか対抗馬がなければ、どんなに安倍政権の評判が悪くても自民党が勝利する。

民進党より、小池新党が国政進出した方が勝利の可能性は高い。しかし、ここで決して小池新党がしてはいけないことは、民進党との選挙協力や民進党の有力議員を受け入れることである。

民進党とは違うということを明確にしていないとアンチ自民の受皿にはなれない。民進党はいわばジョーカーであり、絶対に近づいても近づけてもならない。

一方で、民進党の無名議員を引き抜くことは立候補者の玉を揃える上で有効な手段である。

国政に進出する場合は、全員当選すれば政権交代が可能なほどの立候補者を揃えることが重要である。全員当選しても野党筆頭にもなれない程度の立候補者数しか容易できなければアンチ自民の受皿とはなりにくい。

また、選挙までに都政で大きな失敗をしないことが重要である。特に今回の大勝で議員としての資格に問題のある議員がまぎれこんでいる可能性は高い。次の衆議院選挙までにこれらが表面化すると国民の期待感を損なうことになる。

次の衆議院選挙までに大きな失敗をすることなく、必要な立候補者を揃えることができれば、小池新党が大躍進できる可能性は高い。

安倍自民党の強引な手法と右傾化政策に国民は不満と不安をいだいている。次の衆議院選挙は小池百合子にとって政権への道筋を切り開く最大のチャンスである。