今日は「海水浴編」です。 沖縄で本土(ヤマト)に旅行に行って来た知人の土産話を聞いて大笑いしたことがあった。 彼は、よくテレビや新聞でニュースになっている有名な「湘南海岸」まで足を延ばしたそうだ。 そこで彼が目にしたものは、溢れかえるほどの人間の群れだけだった。 朴訥な青年は一言「海が見えないさ~ あの人達何しに行ってる訳?」と。 湘南海岸はともかく、本土にもまだまだきれいな海岸や海水 . . . 本文を読む
前回話題にしていた事が、起きてしまった。
19日の地方紙の片隅に「満潮で親子3人が岩場に取り残され、無事救助」の記事が掲載されていた。
午前10時ごろ海岸に到着し岸から30mほど離れた岩場に渡り、磯遊びを楽しんでいたこのファミリーは、約1時間後、満ちてきた潮の為に、戻るルートを失ったしまった。 それから再び潮の引くのを待ったそうだ。
しかし、日は暮れ暗くなったところで、携帯電話で救 . . . 本文を読む
今日は「海の日」。
もともと7月20日の「海の記念日」が前身で、平成8年から「海の日」として国民の祝日に制定された。 私の感覚では1月15日は「成人の日」、10月10日は「体育の日」などと祝日は日にちが決まっている方がなじめるのだが・・・
「ハッピーホリデー」と言うのだったか、平成13年の法制定に伴い、平成15年より「海の日」も7月の第3月曜日となった。
「海の日」は「海の恩恵に感謝 . . . 本文を読む
沖縄方面に台風5号が接近して、離島便などが欠航していると言う。
テレビのテロップで小中学校や高校の休校案内をしていたと記憶してるが、今はどうなんだろうか?
海の仕事(ダイビング)をしている時は、天気図を毎日チェックして、必要とあれば気象台に電話をかけ、台風情報を出来るだけ入手する努力をしていた。
台風の接近が分かると、台風対策にマリン・スッタフ総出であたらなければならない。
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海の中の生物たちにも陸上と同じように食物連鎖が成立しているし、持ちつ持たれつの関係とでも言うのか、共存共生のすばらしいシステムが成り立っている。
クリーニング・フィッシュと呼ばれる魚やエビがいて、魚たちは自分に付いた寄生虫などを彼らに取り除いて貰うのだ。
その代表的な魚として「ホンソメワケベラ」と言う魚がいる。
10cm程のスリムな白い体には体側に黒い一筋のラインが入り、その周りは . . . 本文を読む
今日は七夕。 しかし、この時期は沖縄以外は梅雨の真っ只中で、今夜も星空は望め無い。 国立天文台でも「伝統的七夕の日」として旧暦の7月7日を2001年から広く報じていこうと決めて活動しているそうだ。
沖縄なら天の川を挟んで輝く、こと座の0.0等星のベガ(織女星)とわし座の0.8等星アルタイル(牽牛星)を見ることができたかな?
伝統的七夕の日(今年は8月11日です)が晴天になることを祈りつつ . . . 本文を読む
ダイビングの過去ログを見ていたら、こんな記述があった。 「○○年8月31日 晴れ 南風 台風通過後のうねり有り 気温31℃ 水面水温27℃ 水底水温26度・・・・・生きてて良かった!」
自分の記録だが、?と思い、よく読んでみると・・・
この日、台風がやっと通過してくれて、久々のオープンウォーターの講習をビーチで行ってる。
「生きてて良かった!」と走り書きを残すほどの事件は、この . . . 本文を読む
これは関東の海での話。
漁協のおじさんに頼まれて、航路ブイの位置の修正をやる事になった。 この海は定置網を仕掛けている為、航路の目安となるブイを打っている。
そのブイを固定している土嚢が嵐などで流されたりするので、時々見回り、位置を直さなければならない。
11月半ば、気温15℃、水温19℃ とログにある・・・・
3人で岸から水中を流し、土嚢やブイの位置をコンパスで確認しながら沖 . . . 本文を読む
ディズニーのアニメ映画『ファインディング ニモ(ニモを探せ)』を私は、当初『ファイティング ニモ(戦うニモ)』だと思い込んでいた。
確かに英語力もないが、「Find」と「Fight」を間違えていた理由も、私なりにあるので説明をしようと思う。
私は海に潜る時、いつも海に対して「お邪魔させて頂きます」の気持ちでエントリーする。 だから、「魚影が少ないから面白くな~い」なんて事、思ったことが . . . 本文を読む
石垣にダイビングの講習を受けに一人の青年がやって来た。
彼は聾唖と言うハンディがあった。
彼の講習を受入れる事が決まってから、インストラクターとアシストの私は手話の勉強を始めた。 勉強と言っても、時間も無い上、教えてくれる人もいない。 初歩的な手話の本を購入して、基本中の基本、あいうえお50音を表す指文字を覚えるのが精一杯だった。
二人でついしゃべりたくなる口を封印して、指文字を練習し . . . 本文を読む
海の中のダイバーが自転車に乗っている訳じゃない。
ダイバーは水面・水中で推進力を得る為、フィンを足に付けている。 足とフィンが一体となってキックが出来ていると、傍で見ていても美しい姿だ。
特に水中では、足の付け根からゆったりと動かすような大きなストロークでキックしないと、折角のフィンの効果が無くなってしまう。
小さな子のバタ足みたいに足を動かそうとしたり、(女の子に多いが)自分の . . . 本文を読む
ある日、私はボートダイビングの準備の為、お客様用のウエイトベルトを腰に3本巻き、両手にそれぞれ3本と自分の器材を入れたバッグを持って、フロート桟橋をボートに向かって渡っていた。
自分の体重プラス50㎏近い付加のせいか、ゆらゆらしている桟橋の中程でビーサンの鼻緒が抜けてしまい、バランスを崩し、そのまま海に転落した。
その時は、何故海に落ちる羽目になったのかは分からず、本当に一瞬の出来事だ . . . 本文を読む
ウミヘビ(エラブ)は猛毒を持っているので、怖いですか?
陸上の蛇は自分の頭より大きな卵なんかをグワァっと飲み込んでしまいますが、ウミヘビ君の口はおちょぼ口。 彼の気分を害するように口元に指でも持っていかない限り、噛みつかれることはまずないでしょう。
ナイトダイビングなどで急にライトを当てられ驚いて、隠れようと近くのダイバーのお腹の下あたりに泳いで来ることがあります。
そんな時 . . . 本文を読む
ある日、マンタを見よう!と、石垣港から船を出してポイントまで移動した。
マンタはあんなにでかいのに、プランクトンフィーダーなので、潮通りのいい場所と時間を考えないとお目にかかれない。
昨日、マンタを見れたと言うポイントで粘っても逢えないなんて事はしょっちゅうだ。
この日もずいぶんと水中で待ったが、逢えなかった・・・・
船に上がって、ボォ~とけだるい気分で凪いだ海を眺めていた。
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海の季節はちょうど1ヶ月ほど遅れている。 今まさに春の海だ。 潜る人達にとっては水温は上がってきたものの、冬に育ったホンダワラなどの海草が枯れだすし、プランクトンが増えるしで、水の透視はかなり悪い。 いたずらなプランクトンのせいで海から上がるとムズムズ顔が痒かったりする。(冬は透視はいいけど、やっぱり海の中も寒々しくって、生き物達もなりをひそめている)
潜ってみると、カジメの根っこのあたり . . . 本文を読む