読む日々

テーマばらばらの読書日記

さよなら渓谷

2015-07-22 | 
吉田修一「さよなら渓谷」

20年前の大学野球部員による集団レイプ事件の加害者と被害者が歩んだ道を、シングルマザーの子殺し事件の顛末の中で描いてる、なかなか深刻なお話。

でもどちらの気持ちも切なくて理解できました。
事件というのは関係者に多大な傷を残すのだ、とよくわかりました。トラウマって想像以上なんだな。

ハッピーエンドを望みますが。

満足度90