荻原浩「オイアウエ漂流記」
南太平洋のトンガから、ラウラという島へ向かっていた飛行機が遭難。
リゾート開発会社社員4名と、スポンサーの副社長、新婚旅行の夫婦と、祖父と4年生男子の孫、謎の白人男の10名が無人島へたどり着いた漂流記。
最初は元の人間関係に絡め取られてた会社社員達の変わりよう、人間として小さいと思われてた新婚男の海への順応力、戦地のガダルカナル島を体験してるじいちゃんらの知恵が素晴らしい。そしてそれらを取り入れて勇気を身につけモノにしていくのが主人公の賢司。
飽きずに楽しく読めました。似たような設定の「東京島」より全然良かった。人間は皆善人だと思えて。
後日譚が知りたいなぁ。
満足度100
南太平洋のトンガから、ラウラという島へ向かっていた飛行機が遭難。
リゾート開発会社社員4名と、スポンサーの副社長、新婚旅行の夫婦と、祖父と4年生男子の孫、謎の白人男の10名が無人島へたどり着いた漂流記。
最初は元の人間関係に絡め取られてた会社社員達の変わりよう、人間として小さいと思われてた新婚男の海への順応力、戦地のガダルカナル島を体験してるじいちゃんらの知恵が素晴らしい。そしてそれらを取り入れて勇気を身につけモノにしていくのが主人公の賢司。
飽きずに楽しく読めました。似たような設定の「東京島」より全然良かった。人間は皆善人だと思えて。
後日譚が知りたいなぁ。
満足度100