読む日々

テーマばらばらの読書日記

ぼくだけの山の家

2016-08-30 | 絵本
「ぼくだけの山の家」ジーン・クレイグヘッド・ジョージ作/茅野美ど里 訳



おそらく戦後そう遠くない時代。
ニューヨークのアパートでたくさんの兄弟と両親とゴミゴミ暮らすのに嫌気がさしたサムは、先祖の土地があるキャッツキル山脈の森で独りで暮らし始める。

1年と少しの、サムの森での生活記。

もともと作者も自然と暮らすのに十分な知識を持っていて、家出と森での暮らしに憧れていたが現実はたった数時間の家出に終り、大人になって、脳内でサムを主人公に家出を完遂させた。

カエルやウサギを獲ったり、シカを捌いたり、自分には無理だけど憧れる気持ちはわかるなー。

アメリカでは50年読み継がれている名作だそう。

木の洞を燃やして家を作ったり、なんだかすごい。
世界名作劇場みたいなアニメ化されないかな♪

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