読む日々

テーマばらばらの読書日記

さざなみのよる

2019-02-26 | 小説・現代
木皿泉「さざなみのよる」



本屋大賞ノミネート作。
勢いで買っちゃった。

前にNHKで放送されたドラマのスピンオフみたいな本らしい。ドラマは見てなかった、残念。

小国家の次女、ナスミが亡くなる章から始まり、ナスミと関わった家族や元同僚等を通してナスミかわ語られる。

ナスミの人柄がなんかいい。
そしてナスミとの関わりを通して癒されていく人達も素敵。

どの章も泣き所があり、一人で読まないと恥ずかしいから、電車内で読むのはオススメできない笑

ナスミの夫と結婚した愛子ちゃんが素敵だし、二人の間に生まれた光ちゃんの章は号泣必至。

人が産まれて、生きて、死ぬこと。
それはあたりまえのこと。自然なこと。

と、しみじみ思える本でした。

ドラマではナスミは小泉今日子さんとの事。
うわ!合ってる!!

超久々に小説読みました。やはりいいな♫