読む日々

テーマばらばらの読書日記

GWが終わっちゃう

2016-05-07 | 雑感
3連休が2回と、明日の日曜日がお休みだった今年のGW。部活の送迎に振り回され、大してでかけられずf^_^;


初めて入ったラーメン屋さん。鶏ラーメン、脂がキツすぎていまひとつ。息子は「二度と行かない」と^_^;


サッカー場でキジ発見。撮ったけど見えないな。


村松公園。忠犬タマ公の像。雪に埋まった飼い主を助けたんだっけ?忘れちゃった。


村松公園の鹿さん。奈良公園とは比べものにならない規模だけど、可愛さは一緒か?


どんどん太っていくぼんちゃん、大丈夫?


今日はさっき帰宅。夜食は贅沢にイクラ丼だぜ(^ー^)b

明日は姑詣。好きなこと何もできなかったので、勢いで7月の東京開催ミュージカルのチケット申し込んでしまった。休めるのかなぁ。どきどき(´⊙ω⊙`)

四度目の氷河期

2016-05-07 | 小説・現代
荻原浩「四度目の氷河期」




母一人子一人で田舎町で暮らすワタルがアイデンティティを求め生きる姿。

田舎町の研究所に勤める科学者の母。ワタルは小さい頃から変わった感じの子で、さらに余所者という事で世間から疎外され、母と密接に生きている。

自分の外見や身体能力から、自分は母が若い頃いたソビエトで発見されたクロマニョン人のミイラ、アイスマンから採取され、顕微授精で産まれた子供なのでは、と思い至る。(小学生のうちは、ただ単に自分はクロマニョン人だと思っていただけ)
正しいクロマニョン人になろうと身体を鍛え、石器を作り狩りの練習をするワタル。そんな彼の前に都会から来た、複雑な家庭環境のサチと、山に取り残された猟犬クロが現れ寄り添う。

中学で良い教師と出会い、陸上に目覚め、どんどん人として成長して行くワタル。なのに母に病魔が襲いかかり。

母との最後の日々に告げられた真実の父親。だけど父親が誰でも自分の心を支え育ててくれた父親はアイスマン。実の父親に会って落胆したあと彼はアイスマンが展示されている博物館へ。

この博物館の場面がエピローグになっている。

てっきり本当に、クローンか細胞採取で作られたクロマニョン人の話かと思って読んでたf^_^;

ワタルが成長して行く様子、母の思い、ところどころ涙しつつ読み終えた。

自分と息子にオーバーラップしちゃって。なかなか切なかった。
最後、サチと幸せになれるのかな?

満足度90