読む日々

テーマばらばらの読書日記

サイダーハウス・ルール

2015-10-07 | 映画・ドラマ
某ブログで絶賛されていて観てみたい!と思いすぐに購入したものの、テレビでもどんどん新しいの流すし、なかなか見れないままたぶん3年位経過(^^ゞ

今日、体調が悪くて血圧計ったら200近くありびっくりして欠勤。
病院いくまでもないので家でゆっくり。原因はストレスだと思うので。

でやっと観れた。


アーヴイングが原作の長編小説の映画化。
ご本人が脚本を書き、原作をだいぶ煮詰めた、と。


19世紀半ば。太平洋戦争の最中。
孤児院で生まれ育ち、孤児院を監督する医師に息子のように育てられた主人公は、どうしても外の世界を見たくなり孤児院を出てリンゴ園で働く。
そこで体験した仕事、人間関係、恋が彼を成長させていく。


そして愛した人との別れと、リンゴ園で信頼していたボスと娘に起こった事件、そこへ届いた孤児院からの手紙。

幾回りも成長した主人公は自分がいるべき場所へと戻っていく。


すごーい。
淡々と描かれているようで結構事件続きだし、それが時代背景と相まってひとつひとつ納得できる。
外に出たい主人公の気持ちも、戻ってく彼の気持ちも全部自然。必然。

メイン州の景色も素晴らしいし子供達はみんな可愛い。
ヒロインも婚約者もステキだし。


キャンディ・キャンディを思い出した。主人公の男女の違いはあれ、孤児で生まれた子があがきつつ恋をして、仕方のない別れを経験し、
いるべき場所へ帰っていく。そして時代は戦争中、みたいな。

なかなか楽しかった。

最近別なのも買ったけど次観れるのはいつかなあ。