ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

京成3000形3053F

2024年02月29日 00時00分00秒 | 写真

 あくまでも都市交通審議会が付けた番号ですが、東京の地下鉄の1号線は都営浅草線です(ちなみに、日本で最初に開通した地下鉄である銀座線は3号線です)。同線は西馬込駅から押上駅までの路線ですが、泉岳寺駅で接続する京浜急行本線に直通する電車が多いこともあって、西馬込駅から泉岳寺駅までの区間は支線のようにも感じられてしまいます。実際、西馬込駅から泉岳寺駅までの区間運転が行われています。

 今回は、その区間運転のために運行されていた京成3000形3053Fです。

 京成3000形は2003年に営業運転を開始した系列で、京成電鉄では2代目となります。当初から都営浅草線、京浜急行本線などでも運用されています。車体は3600形から続く軽量ステンレス製、ワンハンドルマスコンなどとなっています。なお、京成の通勤用車両で軽量ステンレス製でないのは、初代スカイライナーのAE車の車体更新車である3400形(普通鋼製)とセミステンレス車の3500形のみとなっています。

 いつの頃からかわかりませんが、戸越駅では東急池上線への乗り換え案内がなされています。実際、戸越駅を出て商店街を歩けば戸越銀座駅に着きます。ただ、少し離れており、戸越銀座駅のほうでは都営浅草線への乗り換えが案内されていません。

 以前記したように、この戸越駅は1968年11月に開業しています。近くにある戸越銀座駅は1927年8月に開業しており、大井町線の戸越公園駅は1927年7月に開業しています(当初の駅名は蛇窪)。41年後に戸越駅が開業した訳で、不思議に思われることなのですが、実は大井町線の下神明駅が初代の戸越駅です。

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