小うつな人・ケアマネな人、を応援する日記

小うつな方・ケアマネな方、どっちでもある方のために捧げる、ネタのたわごとです。めざそう癒し人!?

矢口渡駅

2012-01-19 11:44:29 | 日記
矢口渡(やぐちのわたし)駅の窓。
実にレトロな風情でした。

絶賛!田中慎弥

2012-01-19 09:07:55 | 弱さへの思考
「2・6・2の法則」というのがある。
人が集団を構成すると、『優秀な人が2割、普通の人が6割、ダメな人が2割』という法則だ。
進学校にいた方は、理解できるだろう。各中学校から優秀な人が集まったにもかかわらず、成績もスポーツもこのくらいのばらつきになる。さらに大学。これまた、顕著に現れている。
これは社会に於いても同じで、例えば警察や会社や官公庁。
この法則が正しいと仮定できそうな出来事だらけだ。

流山署の誤認逮捕。
経済産業省での傍聴拒否。
センター試験における不手際。

ちゃんとやっている優秀な人2割を、残りの「普通+ダメ」8割が凌駕しているとしか思えない。
この国は、本当にダメになった。

そんな中、田中慎弥はすばらしい。
芥川賞なんかどうでもいい。この人の文章を読んだこともない。
でも、マスコミは芥川賞を取ったということで、連日、取材し報道している。
これにより、彼の存在は際立っている。大変ありがたい。
「もらってやる」
「石原慎太郎に好かれるほど、焼きは回っていない」
「友達は、いません」
幼い時に父親を亡くし、母子家庭。たぶんマザコンだろう。そして未婚。ニート…おっとレイブルだろう。仕事もしたことはない。パソコンも携帯も持たない。
ただ生きていただけの長州男の素材と暴言が、こんなにも魅力的なのか。

それは、ちゃんとしなきゃならないオトナたちが、ちゃんとできないことを露見している世の中に於いて、「ちゃんとしていない代表」とステレオタイプに感じられてしまっている「レイブル」な人が、芥川賞を取った…ということにより脚光を浴び、マスコミに考えを述べてる。これにより、「誰か」の代弁者となっていることは確実と思えるからだ。

田中慎弥。マジすごい。ありがたい。少なくとも、私は全面的についていく。
「共喰(ともぐ)い」も買うからさ。