気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●ゴージャスな女達

2006-08-04 23:17:40 | イタリアンへの旅
旅先でいろいろな人と話すのが楽しみなでっちゃんですが、先日ローマ空港でめちゃくちゃゴージャスな雰囲気の女性3人と軽い会話をしました。

搭乗手続きが終わって、案内ゲートへ向かう途中のことです。免税店や食事できるお店が並ぶ通りを歩いているとき、目に入りました。でっちゃんは、まるで渋谷のセンター街で女子大生の獲物を狙う男子大学生のような嗅覚が働いてしまいました。(すみません。いまの渋谷のセンター街はどういうポジショニングの街なのか知らないのですが、同じ世代の人ならなんとなくニュアンスは通じると思います。)すごい。ちょっとオーラが出ている。

カートを押している女性が目に映りました。ホットパンツ姿、ピンヒールを履いたその脚はすごく長くて、ただ長いだけでなく、日本男児のでっちゃんにしっくりくるその肉感。通り過ぎてからも思わず振り返ってしまった。(しょっちゅう振り返ることがあるのですが、)。どうやら同じ背丈の女性がもう二人いる模様。ひとりはジーンズ、一人はホットパンツに、ぐるぐる紐を足に巻きつけて履くピンヒール。ゴージャスだ。キョロキョロしたい気持ちを抑え、自分のゲート方面に進んでいきました。

しばらくして、バーでジュースを買い、4人がけテーブルでたたずんでいたとき。その3人がやってきて、同席していい?と尋ねてきたのである。そして鞄を置いていた一つの椅子を譲った。かってに3人で話している彼女達。3人姉妹にも見えるが、一番きれいなジーンズの人はもしかするとお母さんかもと思った。ペネロペ・クルズにそっくり。いや彼女よりきれいかもしれない。この人がでっちゃんの左に。右には一番若い、足に紐をぐるぐる巻きにはくピンヒールの彼女。髪はレゲエっぽい編み髪のエクステンションつけている。上半身はこれまたゴージャスバディで、胸のところだけでひっかけるというか止めているというか、肩がなく腕を通さないスエット地っぽいタイトな服。サングラスもゴージャスはファンキーガール。正面には長女っぽい、いい女系レディ。胸にはシャネルの大きなネックレスをしています。最初に発見した彼女だ。物怖じしない堂々とした態度の彼女達。少しずうずい、映画に出てくるお高い女性といった3人。

ファンキーガールがカメラで写真とってくんないって英語で話し掛けてきたので、シャッターを押してあげた。でっちゃんも自分の写真をとってカメラを取り出して頼んだ。そこで少し会話が始まった。

Where are you from?
We are from ????

??? is Italy?
No, Bulgaria is another country!!!

Oh,, Bulgaria. I see. Brugalia joined EU last year, right?

なんて話したんだけど、このゴージャス感からしてイタリアン女だと思っていたのですが、実はブルガリア人だとのことでした。ビックリ仰天です。ブルガリアってこんな派手な国だったかな?聞くと、姉妹で世界中いろいろ旅行しているという。今日はイタリアのほかの都市からの帰りで、トランジットの関係で11時間だけローマに寄ったんだという。きちんと聞き取れなかったけれど、町の名前はリリア?とかいうふうに言っていた。この人たちの仕事はいったい何だろうか?不思議に思った。ブルガリアの女優さんじゃないかとも思った、、、ただのお金持ちにしては、ちょっとオーラが出ていた。こういうオーラには、またとないチャンスだと立ち向かっていきたくなるのがでっちゃんです。別に喧嘩するとかいう意味じゃないです。気後れすることなくお喋りしたくなるという意味。娘二人はかたこと英語ができて、でっちゃんの片言英語で会話できるんだけれど、お母さんは全く英語ダメだったのが痛かった。ファンキー妹の鞄にはワインらしきものが二本はいっている。籠っぽい生地の鞄で蓋がないないので丸見え。母親は一本ワイン買ってきたので、三人で白ワイン飲んでお喋りという感じ。一応、グラスにワインをつぐと、でっちゃんいも、cheers!、サルー!と言ってくれた。

来年はブルガリアに旅行したいと思いました。アホな単純な男です・・・わたくしは。
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●花を贈る日

2006-08-04 04:48:03 | weblog
今年もこの季節が来た。5月と8月は毎年、花を贈る日があります。すごくありがたいのですが、でっちゃんはまだ両親が健在です。母の誕生日の8月。いきつけのお花屋さんに行って来た。これまでは、ゴージャスな華やかさというか、はっきりした存在感のお花をイメージさせて贈ってきたので、季節柄ひまわりだけとか、カサブランカだけとか、一種類で花束をお願いして買っていました。

今年はなんとなくそれを止めて、いくつかまぜて花束を作ってもらうことにしました。というのは去年の年末頃から一時期、自分で好きな花を選んで家に飾ることに凝ってしまったことで、一つの花だけじゃなく、いろいろ枝っぽいものもいれるときれいだなと思うようになったからです。それに枝っぽいものも入れるとボリュームもでます。小手まりがすきです。ちなみに一種類の花だけを贈った場合は、たとえば向日葵とかはすごくたくさんになるので、近所の人にもあげたりすると母親は楽しそうに話しています。

ここでちょっと頭をめぐらせたのは、弟夫婦もおととしくらいからお花を贈ってるみたい。去年は贈る時に、弟に携帯メールで「お母さんにお花贈るからな」と入れておいた。今年は弟にはまだ送っていません。お花を届ける日はいつにするか迷った。というのはでっちゃんの実家は家業をやっているのでお休みをみんなが交互にとっています。もし母親の休みの日と誕生日が重なると、仕事の場所でお花を待ってたりすると気の毒なので、その前の日に到着するようにしようと思いついた。

それともう一つは、たぶん弟夫婦もお花を用意するだろうけど、母親が不在のときに弟達に預かってもらうことになんとなくためらいを感じた。というのはお花の見た目がだいぶん違ってしまうし、一人男やもめのでっちゃんの贈る花束と、厳しい家計のある弟夫婦では、かける金額も違ってくるのではとも考えたからです。なのででっちゃんは贈る花束のボリュームを小さめにしてもることに最終的に決めました。金額は例年並です。ここには紹介していないですが、せこいコビチッチのでっちゃんは、ああまたお金を使ってしまったとも感じの金額です。

● お花代金Y = A地方の金銭感覚+B都会の男やもめとしての金銭感覚+Cせこいコビチッチとしてのでっちゃんの金銭感覚

さて、このY、A、B、Cは一般的にはどんな程度なのでしょうか?

それと7月に母親に電話で、お盆の頃は帰省するかと尋ねられた。一人で好きなだけ旅行しているのにもかかわらず、お盆の帰省はながらくない。GWとかほかにも金曜の夜から週末新幹線で帰省してお墓参りとかはしたりしているのですが、少し言い訳させて下さい。正直、東京のアパートでゆっくりしていたいけれど良心の呵責もありできれば少し帰省しようかとも考えているし、できれば帰るとも返事しておいた。昔から気になるのは、家業のある実家は土日も仕事している人がいる。東京にださせてもらった長男でっちゃんは親不孝していながらも、弟は少ない休日で家業にいそしんでいる。なのでのんびり帰省するのが、悪い気がするのである。学校にいたときからこの気持ちにさいなまれています。

まあ、いいかっ ていう感じです・・・
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●Castello della Paneretta

2006-08-03 01:15:58 | イタリアンへの旅
外国での初めての自動車運転。あやゆくペーパードライバーになりかけていた昨年、思い切って自動車を買いました。やっぱり自動車があると行動範囲が広がります。一方で、ゆっくり歩いて確かめるその場所、道路、そしてつくられる記憶に較べると、同じ場所を通り過ぎてもすごく小さくなってしまったり、小さな発見があまりなくなったりするといった点もあります。

警察署では意外と簡単に手続きできた国際運転免許証(正式には、国外運転免許証)。こちらと日本の免許証、パスポートを持参してレンタカー屋さんでFIATのパンダというちっちゃい自動車を借りました。薄い黄色で車から離れてもすぐ自分が借りた車だとわかります。

まず慣れない左ハンドルと、右側通行、緊張しながら、あらかじめ調べておいた地図を見ながら運転。いちおう、英語のカーナビもついています。

レンタカー屋さんは、
Firenzeの Borgo Ognissanti, 155rというところ。
行き先は、
Strada della Paneretta, 19, 50021 Barberino val D'elsaといところ。
町の名前は
日本語訳しますと、〒50021 バルベリーノ・バル・デルサ市 パネレッタ通り 19番(ちなみにStrada della PanerettaはVia Panerettaと書いてもいいみたいです。)となります。バルベリーノ市のモンサント(Monsanto)町といったほうが一般的なのですが、なぜか住所には載っていません。

川をわたってくねくねと一方通行道を走りながら、くるくる回るロータリーを何度か経て、バイパス道路のSS2号線をぶっとばし、約1時間くらいだったのだろうか、なんとなく間違って一つ前の出口(San Donato)で降りてしまった。まちがって走るけれど、ほとんどすれ違う車もない田舎道。不安になって引き返し、なんとか元のバイパスに戻り一つ先の出口(Poggibonsi Nord)で降りる。底はブドウ畑の広がる田舎でした。ほとんど車はすれ違いません。家らしき家はほとんどありません。イメージでは1kmに一軒という感じ。

そこには、小さな黒の看板で、
Castellina della Paneretta AGRITURISMOというワイン農家の民宿・アグリツーリズモがありました。ちなみに、このワインは、日本でも売ってるそうです。キャンティ・クラシコのブランドで、Castellina della Panerettaという名前です。サンジョベーゼ75%、残り25%はなんとかというブドウで作っています。

アグリのホームページです www.agriturismolapaneretta.com

イタリアで一人で車を運転して、ちょっと自信がつきました。
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