●辞めるとき

会社でも古株になってきてしまいました。辞めたくて辞めたくて仕方なかったし、嫌いで嫌いで仕方ない人がいたし、生理的に受け付けない上司と長く一緒にいたりもした。蕁麻疹がでてきて、心の問題だと診断されてカユカユイ病とも付き合ってきた。

ただ振り返ると人のことにはあまり関わらないというか、知らないというか、会社の噂話には関心をもたないように努めて来た。人が辞めるときもほとんど事前情報を知らずに、ぎりぎりに人づてで聞いたり、会社からのアナウンスがあって初めて知ったそんな感じでした。

あれよあれよというまに、嫌いな人がかってに会社を辞めていったり、川が流れるように状況も流れていくことがわかってきた。最近、古くから一緒だった人が辞めるとのことを聞いた。以前はでっちゃんに前もって教えてくれる人なんて全然いなかったけれど、去年はこのゴールデンウイークに一人の人に相談された。最近は二人の人に、「実は会社辞めるのです。」と正式アナウンスの前に教えてもらった。さみしいのと同時に、でも、教えてくれて嬉しくもあった。

たぶん思うに、長く一緒に仕事してきただけでなく、僕自身も少し変わったんじゃないかなって思う。なんとなく話しておこうって思われる人になれてよかった。いつも一人でいても頑張るのは大切だけど、不安で孤独で、それはつらい。やっぱり一人ではやっていけないのだから、バランス感覚とマーベリックでいることの両方が大切だと思う。今日は初めて他の部署の飲み会に誘われた。こんなこと初めてでした。