気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

●参宮橋のしだれ桜

2006-03-25 00:53:27 | weblog
昔、15年以上くらい前、学生時代のことですが、3月26日生まれの女の人に、バースデー葉書を贈ったことがあります。「花の命は短いですが、いつまでも咲きつづけてください」なんて内容だったようナ気がします。特別、好きと言う訳でないけれど、つかず離れずの仲良しさんでした。この葉書は結構、気に入ってくれたみたいで、彼女の態度が友達感覚からもうちょっと近づいてこようという態度に変わりました。こちらはそれを狙ったわけではありません。あくまで自然と筆が進んだのでした。

10数年前、参宮橋に営業で通うことがありました。住宅街を歩くと細い道があり、お客さんのところにたどり着くと、その目の前にすごく大きなきれいなしだれ桜がありました。お客さんはどんな人だったかもわかりません。駅からどうやって行ったのかも覚えていません。そもそもそれ以来、参宮橋では降りたことがありません。でもあの桜はず~っと印象に残っています。当時はまだ桜に感動を覚えなかったころです。でも会社員になり数年たち、たいへんななか桜が少しづつ心を打つきっかけになったような気がします。茗荷谷の桜も感動しました。花冷えという言葉を覚えたのもこのころでした。

感動はしたものの参宮橋のしだれ桜にはその後は足を運ぶことはありませんでした。ただ中目黒の目黒川の桜を毎年、見ているうちに、参宮橋のしだれ桜を思い起こすようになりました。もしかすると、今ではそこまでは感動することはないかもれません。でももう一度見てみたいです。しだれ桜にももう一度会いたいし、そのしだれ桜を見て当時の自分のことを振り返りたいです。ノスタルジックですが、自分の人生のなかで自分なりに苦しかった時期でもあります。もちろんどんな時でも常に困難に直面しながら歩んでいますが、今の自分から見て若かった当時の自分にはげましというか、ねぎらいというか、当時の自分が辛抱してくれたから今の自分があるということに感謝もしたいです。

参宮橋のしだれ桜、ご存知の方がいればおしえてもらえないでしょうか?僕のただの夢だったってことはないと思います。
コメント (4)
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