墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

シチリア!シチリア!

2011-02-20 17:11:15 | 映画(さ行)
「バーリアの空を 飛ぶ」


【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
1930年代、イタリアはシチリアの町バーリアで貧しい牛飼い一家の次男として生まれたペッピーノ。
幼い頃から父や兄と共に農場や牧場に働きに出て学校に行くことも儘ならなかったが、強い絆で結ばれた家族に囲まれ貧しいながらも楽しい少年時代を送る。
第二次世界大戦を経て正義感の強い青年に成長し、政治の世界での成功を夢みて共産党の活動に傾倒するペッピーノは、美しい娘マンニーナと出会い恋に落ちる。


「goo 映画」こちらから

シチリア!シチリア! ブログ - goo 映画

「ニューシネマ・パラダイス」を至高の映画とする私にとって、トルナトーレ監督作品は特別な思いがある。
しかも、今回のこの作品。
同監督の生地。バーリアを舞台。
「ニューシネマ・パラダイス」と同様な監督の思いが込められているはず。
銀河の彼方にまでも広がるか!と言わんばかり。
すごく楽しみにしていました。
東京国際映画祭で日本に初お目見え以降、待っていました。

トトのような少年。熱い視線で観る映画。同様のイタリアの風景。そして風。

テーマが映画ではないですが、監督のバーリア、故郷への思い。
そこに住む家族を通しての、故郷への愛が感じられる。

だけど、長い。
150分近い時間は、少々つらい時間。
もう少し、絞ってもよかったのでは。
思い入れが強い分、長くもなるのかもしれないが、故にボヤケタ部分もあったように感じる。

とにもかくにも、トルナトーレ流、家族と故郷への愛の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KLY)
2011-02-20 23:41:26
ですね、いくら何でも長いですよね。
名匠トルナトーレ監督をもってしても、ちょっとまとまりに欠いてしまった、いや、あんまりまとめる気はなかったのかな?
映像センスだとか、個別のエピソードはらしかっただけに、ちょっと勿体無かったです。
 (とらねこ)
2011-02-21 16:01:01
こんにちは♪
人生のように緩やかに流れてゆく映画でしたね。
映画祭で見た後、女性用のトイレに入ったのですが、そこで古い映画ファンと思われるおばさま達がすごく感激して、これぞ映画だ、と言っていました。
私も最近は娯楽サイズの映画が当たり前になって、このような作品を鑑賞するに値する鑑賞眼を持っていない自分を謙虚に恥じ、頭うなだれてしまいました。
このような壮大な物語を一度で観て理解出来るとは自分には無理そうです。
上海に届いた年賀状より (パングウ)
2011-02-25 11:03:06
昨日やっと届いたんだよ。なんかおかしいこっちの検閲。これまでこんなに遅れること無かったのに・・・。(まさか投簡したのが1週間前なんて言わないでヨ)
そして、見事にブログ発見。また時間があるときに見せてもらいます~。それじゃね~。
KLYさんへ (de-nory)
2011-02-26 12:50:31
KLYさん。こんにちは。

そうかも知れないですね。
あまり、まとめ上げる気持ちが無かったのかも。
まとめられない。それくらい、思いが強いものかもしれない。

とらねこさんへ (de-nory)
2011-02-26 12:53:52
とらねこさん。こんにちは。

しっかり観ようとすると、なかなか気合のいる作品だと思いますね。
パングウさんへ (de-nory)
2011-02-26 12:57:57
パングウさん。こんにちは。

ようやく年賀状届いたの?
時間かかっちゃったよね。
インターネットは、すぐにこうして話できるから、すごいよ!
上海と日本の空間や時間の壁を越えちゃって!!

また、寄ってください。
また、コメント入れてください。
よろしく~。

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